馬場良太が投票した舞台芸術アワード!

2019年度 1-10位と総評
七人の妊婦

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七人の妊婦

かのうとおっさん

妊婦の話と聞いて予想する世界を軽く越えて行きました☆【インディペンデンス・デイ】と【シン・ゴジラ】をかのうとおっさんが作ったらこうなる!って言う壮大なストーリーにラストは【万物創世記】でもぅ参りました!って感じです(^人^)最高に馬鹿馬鹿しくて最高に面白いかのうとおっさんの世界が今回も十二分に堪能出来ました★
改めて20周年おめでとうございます\(^o^)/

こちらトゥルーロマンス株式会社

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こちらトゥルーロマンス株式会社

AR PRESENTS

めちゃめちゃ面白かったです♪面白すぎて冒頭から引き込まれるストーリーなのにラストのドンデン返しで興奮最高潮でした☆たらふく鍋料理食べた後雑炊掻き込んだような満足感に浸れるお芝居でした♪ラストのダンスというデザートも添えてくれて【お腹いっぱいなのにまだ入る】極上のディナーのような時間でした\(^o^)/

STING OPERATION

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STING OPERATION

THE ROB CARLTON

ロブカールトンらしいアメリカンコメディテイストに満ちた爆笑のお芝居でした☆一つの舞台をよりドラマチックに見せる為の演出がとにかく秀逸★そのおかげで観てる方はハラハラしながら次の展開を待つというまさに村角太洋さんの手のひらで踊らされてるんだけど、その感覚すら心地良かったです★
【緊張】と【緩和】のバランスが絶妙な傑作コメディでした★

DOGS,UNDER THE ROSE!

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DOGS,UNDER THE ROSE!

メガネニカナウ

めちゃめちゃ面白かったー☆初ミュージカル観劇でしたが核になる物語が重厚なんでとにかくストーリーに引き込まれて行くんです♪なので変な話いつもの観劇と同じ感覚で楽しめたのが凄いと思います☆そして皆さんのダンスと歌声はとんでもなくクオリティ高いパフォーマンスやったので会場の1stがブロードウェイと化したと言っても過言ではないと思います☆メガネニカナウのチャレンジ精神と見事に体現した役者の皆さんのスキルに敬意を表しますm(__)m

あつい胸さわぎ

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あつい胸さわぎ

iaku

とても面白かったです★iakuの作品は主人公が事故や病気によって人生が歪んでいく物語が多い印象なんだけど、単に苦しくて暗い話じゃなく【明るい希望に向かって行く姿】が見れるんでいつも心が打たれます☆
今回は辻凪子さんの演技がとにかく素晴らしかったです☆会話する相手によって微妙に表情が変化するのが凄い説得力でした☆そして登場人物全てが魅力的なキャラクター達でしたね♪

詩と再生

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詩と再生

彗星マジック

【めちゃめちゃ面白かった】のにそんな言葉で済ませたくない位の傑作でした☆
誰に感情移入しても辛いのに誰にでも感情移入出来てしまうのは人は皆何かしらの闇を抱えて生きてるから★だからこの作品は観客に【この物語の住人ならアナタはどう生きる?】という【if】を突き付けてくるんです★その答えを見付けるのは現状難しいですがヒントを見付ける為劇場に通い続けようと思います☆

カンザキ

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カンザキ

ももちの世界

生々しい人間ドラマに引き込まれる凄い本です★それぞれドロッドロな人間関係が渦巻いてますが個人的には【余白】を楽しめる作品だなと感じました★純也と田中の怪しげな関係性や純也と遥は一線を越えたのか?等このドラマに描かれてない【余白】にこそ真実が隠されてるのではないでしょうか★観客それぞれの解釈で楽しめるのが良いですね♪のたにかな子さんと神藤恭平さんの役所が強烈な印象として残ってます☆

『夜、ナク、鳥』

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『夜、ナク、鳥』

『夜、ナク、鳥』を演る会

実際に起きた【久留米看護師連続保険金殺人事件】を題材にしてるんでどう描くのか楽しみにしてたらめちゃめちゃリアルでド肝抜かれました!殺人の描写も丁寧に描いててゾーッとするけど見応え十分の物凄いお芝居でした☆特にヨシダを演じたよしひろ葵さんの表現が素晴らしく説得力がハンパなかったです★

第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

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第一部『1961年:夜に昇る太陽』 第二部『1986年:メビウスの輪』 第三部『2011年:語られたがる言葉たち』

DULL-COLORED POP

とにかく演者の熱量が凄くて圧巻のお芝居でした!テーマは重いけど笑えるシーンも入れてるんで見やすい演出になってました☆僕は一部しか観れないけど全三部作観たかったなーと悔しい思いでいっぱいです★ただ一つ言えるのは一部だけでもめちゃめちゃ面白かったです♪

空間スペース3D

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空間スペース3D

壱劇屋

久しぶりの大熊さんによる新作は観劇という名の参加型アトラクションエンタメでした☆演者と観客が一体となって作り上げる作風でキャストに【お客さん】とクレジットされても良い感覚でした♪いつまでも記憶に残り続ける貴重な経験をさせてもらいました♪

総評

今年はズバ抜けた傑作は無く粒ぞろいの作品が多かった印象です☆例年通り上位作品からランク付けしようとしたら中々はかどらず、下位作品から考えたら選定しやすかった点がそれを表してるのかなと感じました★
とはいえ素敵なお芝居の数々に出会えた事は変わらず嬉しかったし、2020年もどんな作品と出会えるのか楽しみでなりません♪
演劇関係者の皆様今年も素敵な時間を有難うございましたm(_ _)m

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