紅玉の観てきた!クチコミ一覧

1-9件 / 9件中
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

王子小劇場(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

「マンナカノホシゾラ」
過去にとらわれ、小説を書くことができなかったたかし。促されたことにより書きはじめるが、どうしてもとある出来事のことを書いてしまう…というのが、大筋でした。丘の上で繰り広げられる関係が甘酸っぱすぎて、やきもき。

ネタバレBOX

過去と現代が混ざり、さらには「イマジナリーフレンド(想像上の友達)」まで頻繁に出てくるので、わりと人物の繋がりに気付きづらいかと。出演の方々にお話を伺ったところ、丘の上にいる3人は過去の出来事を示しているとのこと。
「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

「マンナカノホシゾラ」「カレーライス殺人事件」

しみくれ

王子小劇場(東京都)

2019/05/08 (水) ~ 2019/05/13 (月)公演終了

満足度★★★★★

「カレーライス殺人事件」
タイトルからして、ミステリーなんだとは思っていました。ただ、しみくれの物語で、そんなストレートなミステリーやるわけはないと思いまして、はてどんな味付けになっているかと興味深く観ていました。

ネタバレBOX

物語に登場するのは、現実に発生した「和歌山毒物カレー事件」の関係者たち。その生い立ちが語られた瞬間、私の涙腺が決壊しました。あの事件のことは、今でも覚えているので。
毎日毎日、加害者(私は容疑者だと思いますが)である夫妻に対する苛烈な取材攻勢。それを垂れ流すメディアに対して、恐怖すら覚えたものです。
今回のお話で、加害者の子どもたちが出てきますが、「犯罪者の家族」に対する人権の保護されなさは日本の闇の深さを意味しています。アメリカみたいに、証人保護プログラムがあれば、皆人生が狂わなかっただろうにと思わざるをえません。
匣~家族と死んだ恋人~

匣~家族と死んだ恋人~

smimal (スマイマル)

プロト・シアター(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

視覚と聴覚フル稼働
舞台の上手と下手を分けるかのようにそびえ立つ壁。
舞台装置としては、両端にベッドが置いてあるだけという、とてもシンプルな舞台のつくり。

開演すると、客席の上手下手は完全にカーテンで仕切られてしまい、一方しか観られないという挑戦的な舞台でした。
声はすれども姿は見えない逆サイドの物語を妄想しながら、2つの物語を繋げていく…すごく大変な、だけど楽しい舞台でした。

両方の物語を体感できて、より深いところまではまって拗らせました。

できたら、またこの形式で。
続編とか、観てみたいです。

稔

Toy Late Lie

ザムザ阿佐谷(東京都)

2015/11/07 (土) ~ 2015/11/12 (木)公演終了

満足度★★★★★

期待値を軽く越えていた
まず始めに。
私はこの劇団の大ファンであることを書いておきます。
なので、贔屓目のプラス評価をしているかもしれないと言うことを了承ください。
今までのトイレ劇団は、どちらかと言えばコメディ路線の公演を打っていました。今年に入ってからの、番外公演ともいえる「個室」は少しテイストが違っていましたが。

ザムザの高さを活かしながら、シンプルだけど動きを表現しやすいセットのなかに。確かに、いろんな過去をもった「稔」という人間が生きていました。
そして、「稔」に連なる人間たちも。

いろんな伏線が見事に繋がるのはさすがのひと言。これは複数回の観劇を強くおすすめします。出来れば、違う視点からも物語を楽しんでもらいたいです。

ネタバレBOX

何故、「稔」たちの衣装が白一色で。
女性たちの衣装が黒一色なのか。
私なりに思ったことを書いておこうかなと。

白は、現在から見て「未来」の表現で、黒は、現在から見て「過去」の表現なのかなと思いました。

この物語の主人公は「稔」なので、光が当たっているという意味でも白なのかも。
その背景に裏打ちされた「過去」「影」の意味で、黒なのかも。

あくまでも個人的な受け取り方なので、違うかもしれません。
時代絵巻AsH 其ノ六 『碧血〜へきけつ〜』

時代絵巻AsH 其ノ六 『碧血〜へきけつ〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2015/07/02 (木) ~ 2015/07/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

素敵すぎる男たちの人間ドラマ
初日ソワレ、飛び込みで観劇しました。
昨年の「蒼刻~そうこく~」で、素敵な世界観のお話に引き込まれて以来のファンです。

全編にわたって繰り広げられる、土佐の男たちのアツい人間ドラマに、何度涙したことか…!

決して広いとは言えない舞台面で、あれだけの迫力ある殺陣を見せていただいたのもビックリです。

オムニバス of Oi Oi vol5

オムニバス of Oi Oi vol5

Oi-SCALE

駅前劇場(東京都)

2015/04/03 (金) ~ 2015/04/08 (水)公演終了

満足度★★★★

いろんなサクラ
Bプログラムの初日と、3日目を観劇しました。

1本目はちょっとアダルティ、2本目は完全コメディ、3本目は朗読劇のような感じの作品でした。

私は2本目の「サクラカレー」に出演されている中村拓未さんを追いかけていて、その繋がりでの観劇でした。

3本とも全く毛色が異なる、サクラの物語でしたが…やはり、一番構成がまとまっていたのは「サクラカレー」だったかと思います。

初日に理解に苦しんだ作品(「君が頷く作文」)は、二回観てようやく舞台背景や登場人物の関係性が理解できて。思わず泣いてしまいました。

観客の想像を掻き立てる作品たちばかりで、おもちゃ箱ひっくり返したみたいでワクワクしました!

幸福な死に際

幸福な死に際

劇譚*華羽織

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2015/02/11 (水) ~ 2015/02/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ちょっとほろ苦い…
華羽織さん、第二回本公演ということで。千秋楽を観劇しました。

内容は、今の時期(バレンタイン近く)にはちょうどいいくらいの、甘くてちょっとほろ苦い恋愛をベースにした物語でした。

女性の立場から考えると、主役の詩子さんの行動も納得できるのです。
あんなこと言い残されたら、いつまでも振りきれずに引きずると思うのです。
それが彼の願いだったとしても、なんとも切ない…

一方、彼の方も、彼の弟も、その事を気に病んでいたようで…
いろんな意味で、「死んでも死にきれなかった」とは、この事かなと。
自分が自分であることをすっかり忘れていても、詩子さんのことだけは気にかかっていて。ああいった形で詩子さんの幸せのために頑張ったのかなと。

いろんな思いが組み合わさってできた、奇妙な人間関係…まとめ方も素敵で、最後は涙なしには観られませんでした。
詩子さんにも、丑込にも、救いがあって、未来があって良かった…

祈念の壁

祈念の壁

劇譚*華羽織

高田馬場ラビネスト(東京都)

2014/09/19 (金) ~ 2014/09/23 (火)公演終了

満足度★★★★★

素敵な旗揚げ公演でした
GWに上演された、「悪事の代償」に出演されていた「劇譚*華羽織」さんのメンバー(風祭鈴音さん・高山タツヤさん)を追いかけてきました。

内容はあらすじに書いてある通りなのですが、座敷童女をはじめとする妖と、海外からの侵略者、それとちょっとの人間たちの物語です。

決して広いとは言えない劇場の空間をうまく使って、場面転換をわかりやすくスムーズに行っていたと思いました。ただ、舞台が一段低くなっている影響で、前のほうでの小ネタがなかなか見えにくかったのが残念です。

衣装・小道具に至るまで、すべてに制作サイドの愛情を感じました。
決して妥協せずに作り上げたんだなと、心から思います。

これからも、華羽織さんを応援していこうと決めるにふさわしい、素敵な公演でした。

もんすたーずしんく

もんすたーずしんく

Toy Late Lie

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/07/29 (火) ~ 2014/08/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった!
制服割を利用して、合計4回観に行きました。
この劇団は2回目なのですが、前回の本公演「彼異なるイサン」が大変面白かったので、今回もすごく楽しみにしていたのです。

出演の皆様のキャラの立ちっぷりがものすごくて…
脚本・演出の真意をうまくつかんでいたと思います。
実力のあるキャストが揃ったからこそ、素敵な空間が生まれたのだと思います。

まだまだ荒削りなところもある劇団ではありますけど、私はずっと応援します!
ToyLateLie大好き!!

このページのQRコードです。

拡大