MINoの観たい!クチコミ一覧

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迷い羊はつきあかりに

迷い羊はつきあかりに

劇団ロオル

小劇場 楽園(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

熊本から帝大に合格して東京に出てきた男子学生が田舎と都会の違いや一人の女性への想いに翻弄される様を描いた漱石の「三四郎」を土台にした創作新詩劇で、俳優・女優という枠に囚われず自由なカタチで演劇を遊ぶ ― って、一体どういう舞台になるんだろう。

燦々

燦々

U-33project

王子小劇場(東京都)

2023/08/16 (水) ~ 2023/08/20 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

コメディなのか、ホラーなのか、群像劇か、バリエーションに富んだ実験的短編集というのがいいなぁ。

ワーニャ伯父さん

ワーニャ伯父さん

ハツビロコウ

シアター711(東京都)

2023/09/05 (火) ~ 2023/09/10 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

毎回思いがけぬ表現を観せてくれるハツビロコウが、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を登場人物を7名に絞って様々な角度からその行動を注意深く観察しながら丁寧に創作を試みるというのだから、これはもう期待以外のなにものでもない。
そういえばかつて柄本明が「チェーホフってのは小高い丘の上から望遠鏡で眺めてくすくす笑っているような喜劇なんだ」と言っていたが、これも至言だなぁ。

二ヴァンテ「ライトな兄弟」

二ヴァンテ「ライトな兄弟」

CAT-A-TAC

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2023/08/05 (土) ~ 2023/08/06 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ライト兄弟に憧れたある兄弟が亡き父の夢を果たす為さまざまな困難に挑戦する物語を、ダンス×タップ×パーカッション×身体表現×無声劇×声優…というジャンルレスでユーモアたっぷりのアイデアが盛り込まれた年齢不問の新感覚エンターテインメント・パフォーマンスだという。この惹句に惹かれない者はいないだろう。

燦燦SUN讃讃讃讃

燦燦SUN讃讃讃讃

かまどキッチン

こまばアゴラ劇場(東京都)

2023/08/03 (木) ~ 2023/08/06 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

私的な生活を再解釈・再構築して劇的な虚構をつくりだし、ミクロとマクロを軽やかに往復するモチーフとの独特な距離感が特徴の劇団だという。「きみの家のお洋服が、きみのいないクローゼットで巻き起こす」てんやわんやのドタバタ活劇なんて、まさにそのコンセプトにぴったりの内容じゃぁないか。初演から約半年での再演というのもその裏付けだろう。

イーハトーボの風のうた

イーハトーボの風のうた

ミルキーウェイ

ティアラこうとう 小ホール(東京都)

2023/08/01 (火) ~ 2023/08/03 (木)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「風の又三郎」は6月下旬に竹ノ塚地域学習センターで上演された「宮沢賢治と音楽の対話」の第2部として日向みおの素晴らしい朗読と上野音大の卒業生らによる音楽との組み合わせで聴いたばかりだが、宮澤賢治の諸童話作品を音楽劇・ミュージカルに脚色し上演しているミルキーウェイはどういった作品にしているのだろう。ところでタイトルに「風野又三郎」よりとなっているところをみると、よく知られた「風の又三郎」ではなく、そもそものベースとして最初に書かれた風の精のSF的冒険談を用いているのだろうか。

失物 lost and...

失物 lost and...

株式会社NLT

萬劇場(東京都)

2023/07/21 (金) ~ 2023/07/23 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

演劇用語で「消えもの」といえば舞台上で食べられたり消耗するものだが、今回のタイトルは「失物」。ある日突然なにかを無くし、思わぬことから見つかるってよくあることだ。歳のせいで置いた場所を忘れただけなのかもしれないが…。失物とチラシのメリーゴーランドの関係は一体…。
NLTの舞台にハズレはないのだが、村井國夫主演の「オスカー」をもう一度観たいなぁ。

 「若きウェルテルの悩み」

「若きウェルテルの悩み」

株式会社Kazan office.

カフェムリウイ「屋上劇場」(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/13 (木)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ゲーテの「若きウェルテルの悩み」は、名作といわれる世界文学を読み漁っていた中学生の時に読んだきりだ。当時は旺文社文庫は箱入りで他の文庫本とは一線を画しており、随分世話になったものだ。あれから半世紀以上が経ち、この作品に対する感想も随分と違ったものになるだろう。

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

ザ・ショルダーパッズ この身ひとつで

劇団鹿殺し

本多劇場(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/18 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

つい先日、とにかく明るい安村が話題をさらったが、鹿殺しのショルダーパッズもシンプルを極めた美しい世界を現出するという。とにかく楽しそう!

灰色の街

灰色の街

Project JUVENILE

中板橋 新生館スタジオ(東京都)

2023/07/20 (木) ~ 2023/07/23 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

終戦直後を舞台にしたノワールな作品のようで、黒澤明の「醉いどれ天使」や「野良犬」のような世界が描き出されるかも……

これが戦争だ

これが戦争だ

劇団俳小

ザ・ポケット(東京都)

2023/07/22 (土) ~ 2023/07/30 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

翻訳が吉原豊司で、演出がシライケイタ、演じるのが俳小となると期待が裏切られることはないのが保証されている。しかも主演として蜂谷眞未が客演だ。
カナダ戯曲とはいっても中東の戦乱を逃れてカナダに移住した劇作家によるものが多い。この作品もその一つのようで、物語的にはピープルシアターが上演した「バクダッドの兵士たち」と似た設定だが、「これが戦争だ」という直接的かつ衝撃的なタイトルをもつ作品は平和ボケした我々の眼前に何を突きつけるのだろう。

みんなのえほん

みんなのえほん

9-States

小劇場B1(東京都)

2023/07/26 (水) ~ 2023/07/30 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「彷徨いピエログリフ」「点と線のオブリビオン」といずれも秀作だった9-Statesが描く才能ある絵本作家を取り巻く人々の物語。毎夜2人の娘に絵本を読み聞かせていた頃を思い出しながら観ることになるだろう。

韓国新人劇作家シリーズ第7弾

韓国新人劇作家シリーズ第7弾

韓国新人劇作家シリーズ実行委員会

北とぴあ ペガサスホール(東京都)

2023/07/13 (木) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

毎年二千を越える応募があるという韓国の若手登竜門である新春文芸賞の戯曲部門受賞作をいち早く日本に紹介するこのシリーズ、韓国の「今」を感じ取りたい。

ハナイトナデシコ Vol.13

ハナイトナデシコ Vol.13

ハナイトナデシコ

ギャラリーサイズ(東京都)

2023/07/15 (土) ~ 2023/07/17 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ギャラリーでのショート・ドラマ2本。いずれも面白そうなストーリーだ。

無法地帯

無法地帯

藤原たまえプロデュース

「劇」小劇場(東京都)

2023/07/05 (水) ~ 2023/07/09 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

前回公演「しあわせのかたち」はコロナの規制が緩和されてすぐの時期だったが、客席が空間をあけずに設置され、その客席がびっしりと埋まった初日の開演前挨拶で藤原たまえは目に涙を浮かべ、言葉も詰まりがちだった。プロデューサーとして様々な肉体的・精神的な苦労があったであろう3年間を乗り越えて、隙間なく埋まった客席に感無量の思いだったのだろう。それこそが彼女にとっての「しあわせのかたち」であったにない違いない。
その公演時の当日パンフに今回の「無法地帯」のチラシが折り込まれており、これまでの藤原たまえプロデュース公演とは違った方向性を感じたのだが、舞台となるのは共同住宅であり、およそ近寄るべからざる無法地帯といってもマル暴がらみではないのだろう。

共演者/同級生

共演者/同級生

2223project

小劇場B1(東京都)

2023/07/01 (土) ~ 2023/07/11 (火)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

「晴天」と書いて「あっぱれ」と読む。女優が楽屋に入った瞬間、もちろんそこは戦場だーこの一文が観客を劇場に、そして舞台に曳きつける。劇団晴天の代表作をさらに改稿して再演という「共演者」に強く惹かれる。

『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』

『夜行万葉録・戌』『おとぎ夜話・寿』

Jungle Bell Theater

オメガ東京(東京都)

2023/08/09 (水) ~ 2023/08/14 (月)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

Jungle Bell Theater 4年ぶりの本公演! 浅野泰徳がどのような世界を観せてくれるのか期待が大きい。

BIG MOUTH

BIG MOUTH

GHETTOプロデュース

Gyoen ROSSO 198(東京都)

2023/07/29 (土) ~ 2023/07/29 (土)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

男性ストリップというと「フル・モンティ」が有名だが、わが国でも羽原大介が新宿芸能舎(のちの昭和芸能舎)の「歌舞伎町フル・モンティ」という作品で帽子ひとつを手にした全裸の男性陣のラインダンスで大爆笑させてくれたのを思い出す。帽子のかわりにBIG MOUTHなんてことはないだろうが、ぜひハジけた舞台で大笑いさせてほしい。しかも演出はアノ三軒茶屋ミワ(山崎洋介)さまではないか!

Hey ばあちゃん!テレビ点けて!

Hey ばあちゃん!テレビ点けて!

Bee×Piiぷろでゅーす

新宿スターフィールド(東京都)

2023/06/28 (水) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

題名からして面白そうと思わせるが、蜂巣和紀が手掛ける舞台はホントッに楽しい。この作品も期待外れとなることはないだろう。

あぁ、自殺生活。

あぁ、自殺生活。

劇団夢現舎

新高円寺アトラクターズ・スタヂオ(東京都)

2023/06/27 (火) ~ 2023/07/02 (日)公演終了

期待度♪♪♪♪♪

ヴィクトリア朝時代のイギリスの詩人アルフレッド・テニスンの言葉に「自殺をする力を持てる者は、幸福なり」というものがある。澤瀉屋(猿之助)事件で自殺が大きな話題となっているが、毒が天から降ってくるという半夏生(はんげしょう)公演とされていることからも夢現舎の洒落っ気がうかがえる。

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