ＭＩＮｏの観たい！クチコミ一覧

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チェーホフの｢かもめ｣はもう何度観たことだろう。清水邦夫の｢楽屋｣、つかこうへいの｢熱海殺人事件｣シリーズ(殊に｢売春捜査官｣)と並んで鑑賞回数の多さでは私のＢＩＧ３だ。これまでに観た｢かもめ｣では１０年１０月のＭＯＤＥ(松本修演出)と１１年６月のオクムラ宅(奥村拓演出)、そして１７年２月の無名塾(江間直子演出。井手麻渡も出演していた)の３つが大きな印象を残している。
ハツビロコウの松本光生の演出はこれまでの公演でも光を放っており、それだけに昨年３月に予定されていた｢かもめ｣のコロナ禍による中止は残念でならなかった。１２５年前に書かれた戯曲が今なお世界中で繰り返し上演されているのは何故なのか—今回のリベンジ公演で松本はそれを明らかにしてくれるだろう。

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花を持った手を赤いリボンで結びあっているのが男同士というのは、どんな意味が隠されているのだろうか。

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青木ヶ原で失踪し自ら命を絶ったはずの父親の七回忌で久しぶりに家族が集まったところへのその父親が生きていたとの電話ーダイバーシティ(Diversity)とは多様性と直訳されることが多いが、集団において年齢・性別・人種・宗教・趣味嗜好などさまざまな属性の人が集まった状態を指す。この家族のダイバーシティはどういう騒動を引き起こすのか？

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前回の｢赤き方舟｣に続いてのよど号事件！　吉水恭子がどういう視点でこの事件を描き出すのか楽しみ。客演の下平久美子は元日航スチュワーデスでもあるし、その点でも安心して舞台世界に引き込まれそう。

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船戸慎士×菅野臣太朗によるFAMILYシリーズの第三章はバーから原点とも言えるべき玩具屋の倉庫に戻り、かつシーズン1のお父さん、お母さんが日替わりゲストとして登場するという。更なる騒動から目が離せない。

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映画｢ティファニーで朝食を｣はオードリー・ヘプバーン主演のロマンチックな恋愛コメディとして作られているものの、ヒロインのホリーはカフェ・ソサエティ・ガールといえば聞こえはいいが要するに娼婦のようなもので、ポールだって裕福なマダムの愛人である。そんな作品を鈴木杏樹をゲストに、映画よりもよりトルーマン・カポーティの原作に忠実な作品として朗読二人芝居で演じるという。興味深い。

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ハドソン河の奇跡が逆噴射の日航機事故に変化していくという設定が面白そう。

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タイム・トラベルものは大好きなジャンルであるが、タイム・パラドックスの問題をどう解決するかも興味深い。しかも【観客参加型】の推理劇として創りあげられているという。楽しみな内容。

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｢紬ぎ結ぶは約束の糸｣という副題に惹かれます。

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覚えのない場所に集められた記憶を断弁的に失くした１２人の男女。次第に解き明かされる１２人の記憶には何が隠されていたのか。サスペンス劇として面白そうな設定だ。何よりＮＨＫの｢100語でスタート!英会話｣で学習を楽しくしてくれた杏さゆりの出演が楽しみだ。

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吉久直志さま、｢ご結婚式｣おめでとうございました！
その余勢を駆って、という訳ではないでしょうが、このところ世界各地の神話のリーディングがほとんどだったのに、久々のカプセル兵団らしい舞台劇の復活！　このような壮大なファンタジー劇は２０１７年の｢鬼泪 〜激情編〜｣以来か。飛び出す演劇の復活を体感したい。

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あっしも時空を超えたいぜ！　2016年に全公演完売を記録した代表作だそうだが、未見。大幅にリメイクされるとのことでもあり、観てみたい。

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第四十六回読売文学賞を受賞した福田義之の自伝的戯曲の上演となると、食指が動くなぁ。内容的にも日本人として知っておきたいものだし。

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東日本大震災と新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言という１０年の時を超えて、人と生きるより街と生きることを選んだ者たちが、暗い夜を抜け出して楽園を目指した物語ー｢虹の袂で待ち合わせしよう、虹の向こうの楽園に行くために｣という言葉がいいなぁ。

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あらあら、増田赤カブトが出るんだ。久しぶりに彼女の姿を拝みたいなぁ。できればレディ・ガガで(笑)。

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昨年８月に予定されていた公演では、いつも上質な舞台を創り上げる日穏というのみならず、剣持直明と柴田理恵の共演というのに狂喜し仮チラシの段階で予約していたにも関わらず、コロナ禍によって中止となり涙を呑んだのだったが、こんなに早くリベンジ公演が企画されるとは思ってもいなかった。剣持直明と柴田理恵という芸達者なお二人がどういう化学反応を起こしてくれるのか楽しみ！

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４月に上演されたベンチシリーズ第１作の｢いかけしごむ｣はまず劇場となる３階にあがろうとして、２階の踊り場を過ぎてギョッとしたのは階段に犬の糞が落ちていたこと。が、よく見ると犬の糞に似せたもので、下から上に(３階に向かって)｢いかけしごむ｣と公演タイトルが形作られているのだ。片隅に黒く焼け焦げたような紙の燃えカスのようなものもある。事程左様に劇場に入る前からムード造りが秀逸で、開演を待つ間も子供の泣き声が流され(私は開演されるまで、それが劇場外から聞こえてくるものだとばかり思っていた)観応えのある舞台を創りあげていた。ベンチシリーズ第２作となる今回はサインボールというからてっきり野球のベンチかと思ったがどうやら違うみたい。どんなへんてこな攻防が繰り広げられるのだろう。