とうやが投票した舞台芸術アワード!

2017年度 1-1位と総評
荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

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荒人神 -Arabitokami-【2018年6-7月wordless殺陣芝居シリーズで東名阪ツアー決定!】

壱劇屋

私はこのシリーズの初めからこの荒人神にいたるまでのお話を拝見できたので、それを見た前提での感想しか述べられないのですが、五彩の神楽、集大成にふさわしい、重厚なお話と祝祭のまばゆさが迫る、とてもすばらしい公演でした。
期待は予想よりはるか高く超えました。今までにない多幸感でした。
ありがとうございましたと仰ってくださいますが、追いかけてきてこんなに良かったと思えることもそうそうありません。5か月追いかけてきたことが誇らしいとすら思います。こちらこそありがとうございます、です。

シリーズ通しての話にはなりますが、セリフがない分、比重が他の所に置かれることで、こちらも集中する部分が絞られ、逆に想像は広がり、アクション・殺陣で爽快感も味わえる…新しい気持ちよさと楽しさを改めて感じました。
また、観ているだけで、劇団員さんだけでなく、ゲストの方やアクションモブの方の名前や顔も覚え、どんどん気になる人が増えました。またアクションモブの方々の成長(というとおこがましいかもしれませんが)も見れたのも楽しかったですし、これは下手な殺陣がみれなくなっちゃうな…などと思ってしまうほどでした。

とにかく公演自体だけでなく制作物販何についても、追いかけているものを思ったお知らせや取り組みをしてくださったのもうれしかったです。今後とも楽しみです。

総評

こりっちにはまだ書けていないものも含め、2017年もいろんな劇団・公演を楽しませていただきました。
が、年末にこの圧倒的締めくくりをされると、他のことを思い出そうとしてもおぼろげになり、一年これ漬けだったんでは?と思うほどです。壱劇屋さん自体、五彩の神楽以外にもビックリするほど公演を打たれていて、そのどれも色が違ってすてきでした。
投票したものも含めて「ノンバーバル(セリフなし)」のものを観る機会が多い一年で、「セリフがなくても伝わるものは伝わる。セリフがあっても伝わらないものは伝わらない」ということをよく考えた一年でもあったように感じます。

どの公演でも思いますが、公演にいたるまでの宣伝や制作部分についてストレスフリーだとそれだけ公演自体にのめりこみやすくなるな、と改めて思った年でもありました。お芝居以外の部分で恐縮ですが。

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