誕生日、黒いからすは死にませんでした。
劇団た組
仙行寺(東京都)
2015/03/04 (水) ~ 2015/03/08 (日)公演終了
満足度★
観たままに
池袋で「誕生日、黒いからすは死にませんでした。」観劇。
観たまま受け入れたほうがよいとアドバイスもらっていたにもかかわらず
頑張ってしまい、結果なぜか肋骨が痛くなりとても疲れました。
それにしても二十○年の観劇経験は役に立ちませんでした。
降参です。
野球に喩えるなら、舞台赤異本は変化球の使い手に向かった
バッターの気分でしたが、舞台黒異本は打つ気まんまんで
バッターボックスに立ったら四打席連続デッドボールくらいつつ
痛がりながら塁にでても点が入らなかった感じですか。
わたしを、褒めて
タカハ劇団
駅前劇場(東京都)
2015/02/04 (水) ~ 2015/02/11 (水)公演終了
満足度★★★★★
千秋楽観てきました
ネスト構造の硬軟悲喜憎悔濃い芝居でした。
終盤の田之倉の眼が・・・目が・・・ぞくりとしました。
千秋楽なので観て欲しい!と言っても手遅れなのがほんとうに残念です。
あの子と旅行行きたくない
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2014/12/13 (土) ~ 2014/12/23 (火)公演終了
満足度★★★★★
もっと観ていたい
女性だけのシチュエーションの妙。
いやあ、ほんと楽しんだ。
40分じゃ足りない。
もっと観ていたい。
終わってからもそう思いバー夢を去りました。
バイセコ
劇団チャリT企画
座・高円寺1(東京都)
2014/12/03 (水) ~ 2014/12/07 (日)公演終了
満足度★★★★
初バイセコ初チャリT企画
群像劇のようで群像劇というわけではない。
だれに注目があたるでもなくかかわりあう人々は、
なにかに齟齬を生じさせられている気配を感じる。
あまり見たことがない不思議なお芝居であった。
<以下ネタバレ>
ほのぼの村のなかよしマーチ
シベリア少女鉄道
シアターブラッツ(東京都)
2014/10/17 (金) ~ 2014/10/26 (日)公演終了
満足度★★★★
やはり今回も期待通りに卑怯だ
シベリア少女鉄道は2回目の観劇。
2回目にして卑怯さ(誉め言葉)を王道のように思えてきた。
王道の卑怯さだ。
王道と卑怯は相反するように見えるが、堂々と卑怯なので王道なのだ。
内容について語ることはできない。
あの舞台を観ていなければ、語っても語られても意味がないのだ。
語られるのを待たずにまずは観て欲しい。
ただし、合う合わないはあなたしだいです。
ヒョウイズム
爬虫類企画
新宿シアターモリエール(東京都)
2014/09/12 (金) ~ 2014/09/15 (月)公演終了
満足度★★★★
初・爬虫類企画してきました。
初めての劇団で自由席の場合、勝手がわからない。
予約したときに受付時間が書いておらず、開場時間だけだった。
そんなときは開場30分前に到着しておくことにする。
結果、受付=開場時間でしたが、15分前にはずいぶんと並んでおりました。
自分は一桁台。
30分前行動が吉と出ました。
開場時間間近になると、前説が始まりました。
前説?
前座?
テレビ業界的前説なんでしょうね。
こういう前説は派手さはないものの観ていてほのぼのします。
13日ソワレからはもう少し早めに前説始まるらしいので、
開場時間入りしたほうがよいと思われます。
関係者のツイッターでチェックされるのが吉でしょう。
本編は、まあ、不思議なことを集めてゆるゆるかと思ったら、
ゆるくはありませんでしたね。
脇キャラがいい味だしていて、よくまわしています。
「ドードーの旗のもとに」もそうだったけど、大人数(20人以上)のお芝居って
慣れていなくて最初は戸惑っていたけど引き込まれてゆきましたね。
大人数芝居はちょっと癖になるかもしれません。
それにしても尾崎桃子さんがいい。
この芝居のいいアクセントになっています。
さて、今日のマチネではアフタートークもあり、
作演出の方はしゃべりばっちりなんですね。
それにそのお方は、ハンター×ハンターに出てくるハンター協会副会長に
似てる気がします。
そして制作の方(たぶん脇坂さんだと思います)にはお手間をとらせてしまい、
すいませんでした。
細やかに気がつく方が制作にいらっしゃるというのは劇団の強みだと思います。
これから機会あればまた観たいです。
私の嫌いな女の名前、全部貴方に教えてあげる。
月刊「根本宗子」
テアトルBONBON(東京都)
2014/08/22 (金) ~ 2014/08/31 (日)公演終了
満足度★★★★
拗れ抉られる
あの拗れに至る流れはどうやって出来上がっているのだろう。
真の想いの吐露に抉られる心、抉りあう言葉の積み重ね。
脊髄になにかを差し込まれた感じ。
そして滑稽に思える想いの吐露を素で笑う奴(観客)に殺意を抱く。
人によりこんなに感じ方の異なる芝居はなかなかないのではないか。
痕跡 〈あとあと〉
KAKUTA
青山円形劇場(東京都)
2014/08/10 (日) ~ 2014/08/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
初KAKUTA
20年近くぶりの青山円形劇場でKAKUTAという劇団の芝居を初めて観ました。
円形舞台の特性を活かした演出に楽しませてもらいました。
そしてなによりKAKUTAという劇団の描く人間模様に引き込まれた時間でした。
16日は雪山デーということで、観劇後にこんなに笑わされるとは思いませんでした。
この雪山デー楽しさにくる常連さんもたくさんいるのでしょうね。
ドードーの旗のもとに ~いくつもの傷口に唇をおしあてて~
劇団ガソリーナ
ザムザ阿佐谷(東京都)
2014/07/19 (土) ~ 2014/07/21 (月)公演終了
満足度★★★★★
最前列はどきどき
朗読劇と聴いていた。
3月に別の劇団で朗読劇を観てきたのだが、そちらが静であるとすると、
この芝居は動の朗読劇と言えるだろう。
最初は読んでいる感じが拭えなかったのですが、
途中からまったく気にならなくなりました。
ああ、こう芝居なんだ。としっくりきました。
さて、投稿タイトルについてですが、
この芝居、ぜひ最前列に座って楽しんでください。
保母、処女
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2014/06/29 (日) ~ 2014/07/06 (日)公演終了
スズナリで、中野の処女がイクッ
月刊「根本宗子」
ザ・スズナリ(東京都)
2014/05/23 (金) ~ 2014/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
そして「月刊根本宗子」また観たい。強くそう思いましたね。
月刊「根本宗子」公演
再び第8号『スズナリで、中野の処女がイクッ』
を観てきました!
最終幕、クスクス笑う人、涙する人、息を飲む人…
観客席がわれましたた。
オイラは…切なく泣きそうで息を飲んでましたよ。
婆VS女子高生
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2014/05/03 (土) ~ 2014/05/18 (日)公演終了
満足度★★★★
ぎゅっと楽しい時間
月刊「根本宗子」の芝居の初観劇でした。
KAKUTAの異儀田夏葉さんが出ているということで観ることにしましたが、
バー公演という場の距離感もあいまって芝居の時間が楽しく、
あっという間に終わってしまいました。
ほんと、もっと観ていたかったなあ。
それにしても異儀田さんはまり過ぎです!!
あと、これから観られるかたのために。
バーカウンターを正面にする側の座席では、
場面によっては一方の役者さんの影に相手の役者さんが入ってしまい、
双方の表情がまったく見えませんでした。
バーカウンター正面側の席ではなく、
バーカウンターが右手になる側の席がいいですね。
あのっ、先輩…ちょっとお話が… …ダメ!だってこんなのって…迷惑ですよね?
シベリア少女鉄道
座・高円寺1(東京都)
2014/04/16 (水) ~ 2014/04/20 (日)公演終了
満足度★★★★★
ヒキョーですわ
マチネ観て来ました。
このお芝居、前説がありました。
前説のあるお芝居は、前説五郎さん以来かもしれません。
あとは、何をどう書いてもネタバレにしかなりませんし、
少しでも事前にネタバレしたらこのお芝居を本当の意味で楽しめません。
なので内容は一切書きませんが、感想だけは一言。
とってもとってもヒキョーですわっ!!
そして、この”ヒキョー”は最上級の誉め言葉です!
異能怪談的公演「赤異本」
劇団た組
仙行寺(東京都)
2014/03/10 (月) ~ 2014/03/16 (日)公演終了
満足度★★★★★
ぞわりぞわりと
本日大安吉日千秋楽を迎えたこの舞台を観て詣りました。
すでに灯りをヒカエメにされた本堂の中に案内をされると、
お堂の中にはBGMを奏でる演者さん。
舞台とは効果的に視覚明暗をコントロールすることからその場が作られはじめ、
音と嗅覚、他の観客達の息遣いが集約され、
そこに役者さんの肉体が場をいっきに作り上げます。
開演直前の強風にすこしガタツクお堂の扉。
しかし、ほんとに開演直前になるとぴたりと風がやみ、
なにかが始まることを自然現象で感じ取ることができるなんて。。。
そして怪異怪談の舞台化ということで、ひとつ心配だったことは、
安易なガタゆれや物オチが演出的に繰り返されることでした。
しかし、この舞台では杞憂でした。
そういう演出がまるでなかったわけではありませんが、
効果的に使われており、萎えるどころか1時間引き込まれっぱなしでした。
常になにかの効果音らしい音もあり、朗読がメインであったため、
仕方ないことかもしれませんが、
欲をいえば役者さんの息遣いをもう少し感じる場であればよかったかな。
と。
つか版・忠臣蔵~スカイツリー篇~(東京)
劇団扉座
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★★
つかこうへいの芝居の遺伝子
感想は2012年のものですが、2014年今年再再演されるとのことで、
すいませんが2年前の芝居についてあえて書かせていただきました。
この作品はつかこうへいの芝居の遺伝子を受け継いでます。
クローンではないと感じました。
遺伝子を受け継いでいるからこそ、つかこうへい芝居そのままではありません。
これは紛れもなく扉座の芝居なのです。
芝居の遺伝子を垣間見る幸せはなかなか味わえないでしょう。
2014年再再演を楽しみしております。
ブスサーカス
タカハ劇団
ギャラリーLE DECO(東京都)
2013/06/26 (水) ~ 2013/06/30 (日)公演終了
満足度★★★★★
大好物
整理券1番2番を確保できたので、入り口寄りサイドの席を確保。
ステージはなく、うちっぱなしのところに座席として椅子があり、
同じ床で芝居が始まります。
役者までの距離1mそこそこというシーンもちょくちょくあり、
じっと瞳の色まで見つめて芝居に引き込まれていきます。
6人の女性がおりなす見えない剣戟。
うーん、この人の”毒”が満載の芝居はいいなあ(大好物)
満月
南河内万歳一座
ザ・スズナリ(東京都)
2014/01/22 (水) ~ 2014/01/26 (日)公演終了