石井智騎の観てきた!クチコミ一覧

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夢も希望もなく。

夢も希望もなく。

月刊「根本宗子」

駅前劇場(東京都)

2014/01/10 (金) ~ 2014/01/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かったです。
たまたま前回公演の情報を見た時に、
劇団名、タイトル、フライヤーで心を奪われて、今回初観劇。
予想を遥かに超えて良かったです。

女性目線で女性感覚で描かれた女性中心のお芝居でしたが、
男の自分でも所々で胸が痛くなりました。
きっと、どんな老若男女でも、
大なり小なり共感する部分がある内容だと思います。
ちょっと泣きそうになりましたが、
斜め前の席に座っていた淑女の方が目頭を押さえていたのが、
それを表している気がして、素に戻れましたが(笑)

出演者の皆様、スタッフの皆様、
書き込みの時点では公演は終わってませんが、
労を労う意味で本当にお疲れ様でした。


主宰の根本さんは、出演して、作・演出をして、
更にこのクオリティ…単純に凄いなと感じました。
他の出演者だと長井短さんが凄く印象に残ってます。とても良かったです。
※印象に残るオイシイ役だったってのもありますが(笑)

音響は、ほぼ満員御礼だったので、観客が音を吸ってしまう事から、
後方に座っているお客さんにも届かせるために、
仕方ない事だとは思いますが、少し大きかった気がします。
ただ、暗転による転換中の音楽だったので、許容範囲かもしれません。

照明は、特に違和感は感じませんでした。
強いて言うならですが、
室内劇だったので、生明かりを基本とされていましたが、
観る限りでは、どのシーンも夜の室内だと言う印象だったので、
もう少し暗い感じになるかなぁとは思いました。
あとは、シーンによって左右のそれぞれで照明を暗くして、
空間を切り分けて居ましたが、もう少し暗くても良い気がします。
暗い中でも舞台上の役者さんが演じているのが、目に映りこんでしまい、
本線の芝居から意識がそれてしまったので。
あと転がしは、どのシーンで使われました?
結構、注意深く見ていたので、気になっていたのですが、
見落としていたのなら、転がしの明かりが気にならないぐらいに
舞台が良かったのだと思います。

今後も機会があれば、観に行きたいと思います。

チョー能力。

チョー能力。

アレルギー集団

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2014/02/08 (土) ~ 2014/02/09 (日)公演終了

満足度★★★

良くも悪くも
自分はプロでも批評家でもないので、気分を悪くされたらゴメンなさい。

まずは出演者・スタッフ・関係者者の皆様、お疲れ様でした。
自分は照明で舞台に関わった経験があるので、照明目線になるのですが、
ほぼ室内劇なので、それほど照明さんとして、
"腕がなるぜぇ"的な事は、少なかったと思いますが、良かったと思います。
強いて言うなら、オープニングをもうちょっとカッコ良くできた気もします。
ただ、灯台の種類や台数が限られているので、難しいとは思いますが…。

舞台の内容については…良くも悪くも演劇という感じでした。
公演が終わっているので、ココにまとめて書きますが、

コメディ路線って事だったのですが、
もう少しボケを押してみたり、ツッコミを増やしたら、もっと良くなった気がします。
ボケを流していて、損している所が見受けられました。

あと、凄く細かいのですが、
オープニングで暗転になる時に役者がはける際ですが、
光が弱くなると同時に去っていくので、
あからさまに"はけてます"と言う風に映ってしまいました。
完全暗転の中、動くのは大変だと思いますが、
暗転中に音響のボリュームを上げて、足音を消して、役者がはけて、
次のシーンで主役が長台詞をピンスポで喋るってなったら、
綺麗だったと思います。

あとオープニングと言えば、主役以外が喋っている事が、
その後々の展開に繋がらなかったのは、勿体無かった気がします。
まあ、コメディ路線で上演が1時間だと難しいのかもしれません。

という事で、過去はコメディ路線じゃなかったという事なので、
シリアス路線がどんな感じになるのか気になりました。

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