演劇部のキャリー
クリオネ
OFF OFFシアター(東京都)
2018/02/22 (木) ~ 2018/02/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
初演の入江雅人さん清水宏さんにもさんざん笑わされて情熱とほとばしる汗に息を飲み、
最後は感動の涙でぐちゃぐちゃになりましたが、オクイさん野口さんversionは更に進化を遂げてました。OFFOFFシアターでこんな贅沢な芝居を観せて頂けるなんて幸運は宝くじに当たるほどのラッキーです。生きてて良かったなあー。早速こりっちで追加チケットぽちってしまいました。残席僅か!
時々は、水辺の家で。
monophonic orchestra
小劇場 楽園(東京都)
2015/07/29 (水) ~ 2015/08/02 (日)公演終了
満足度★★★★★
消失からの再生
須貝さんの作品は誰にでも何処かしら覚えがある優しくも厳しい、痛々しくも温かい台詞が心地良い。今作もシナリオ本を何度も繰り返し読み返してしまった。水辺の家はわたし達のオアシスであり故郷なのであろう。失くなることが前提で展開するストーリー。確実に失ってしまったものは元に戻ることはないけれど、人々の心に生き続け、そこから再生するものもある。クールなヒロインが子供の様に慟哭し続ける周りで日常が流れた演出に内省を抉られる思いがした。キャストが演じた個性的なキャラクター設定も緻密で実に丁寧で上質な物語に胸の傷口を塞いでいただいた。
SEMINAR
シーエイティプロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2013/12/13 (金) ~ 2013/12/23 (月)公演終了
満足度★★★★
翻訳劇の醍醐味
かなり前のreviewです。
舞台はNY。ひとり5000ドルの大金を講師に払い10週間の特別講義を受け作家を目指す若い男女4人。
玉置玲央君演じるひ弱なマーチンがとにかく魅力的で!講師のレナードにニャンコちゃんなんて呼ばれたり、自意識と自信の無さ、本能と拙い正義感。主役はレナードじゃなくてマーチンだった気がする。ニャンコみたいな変幻自在に舞台を漂っていた!
相変わらず男前で良い声のばっち。ダグラスは超イケメンで裕福なのに、ダサい。相葉裕樹らしからぬダサいリュックサックw
黒木華ちゃんは蒼井優似な印象だったけど舞台で観ると全然違う。体つきは小さいけどグラマラスでとても女性的。終盤で髪をおろし男性用Yシャツだけの姿で登場した時は、ハ!@ω@とした。黒川智花ちゃんが黒の下着上下にシャツを羽織っただけでソファーやテーブルの上ではしゃいだシーンよりもセクシー。
黒川智花ちゃんの役もはまり役。才能はまぁまぁ、美貌と野心は満々な小悪魔。脱いだ時よりゆるふわセーターにタイトスカートの方がエロくて。
主役の北村有起哉さん。彼ってこんなにダンディな大人?50歳の大学講師の役?渋ッ!まるで御父様(北村和夫)の様な重厚感。毒舌も批判もずっと聴いていたくなる台詞廻し。存在感も演技力も申し分なくて、でもカワユ(#´д`)
こうゆう軽妙でいて濃密な会話劇、良いわぁ♪モロ好み。翻訳戯曲に有りがちな、知的で小粋でお洒落でリッチ。それぞれ面倒臭いけどみんなお茶目さん。めんどくさいの好き(笑)心地良い作品でした。
アクアリウム
DULL-COLORED POP
シアター風姿花伝(東京都)
2013/12/05 (木) ~ 2013/12/31 (火)公演終了
満足度★★★★
シェアハウスの不気味さ
「アクアリウム」のシェアハウスは、お魚ハウスって名前があって、リビングの真ん中、舞台中央にキラキラと煌めく綺麗な水槽が置いてあって。何種類もの淡水魚や生物が飼育されていて。
魚も人間もおんなじ。一匹病気の魚が居ると、水槽内の生物が全滅したりもする。
ゲストの山崎彬さんは
酒鬼薔薇世代と呼ばれる人のトラウマや、みんなの心の隅に残ってる酒鬼薔薇。酒鬼薔薇は理解出来なくても、酒鬼薔薇的な考えを持つ人は、もしかしたら隣にいるかもしれない。こわーい!!
擬人化されたペットの鳥とワニがとってもキュートだったり、谷さんの台詞のチョイスが面白くて凄く笑い声満載の客席だったけど。やっぱり怖いね。優しくていい人だと思って付き合ったら酷いストーカーだったとかね( ̄▽ ̄;)
面白可愛怖かった(;´д`)ショーシャンクではあんなに可愛い少年だった山崎彬さんがエロくてカッコ良くてゾクゾクした。本当に目が離せなくてゲストなのに爪痕残しすぎ。
ショーシャンクの空に
フジテレビジョン
サンシャイン劇場(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
3回観て3回とも号泣
かなり前のreviewです。
映画は何度も観てきた作品だけど、舞台版は原作により近づいた視点で喜安さんのドラマティックな脚本と河原さんのアイデアで、ピンナップガール達に命が吹き込まれ、物語の狂言廻し的にストーリーテラーとして歌い踊り語るという、とても素敵な演出でした!
特にマリリン・モンローを演じた新良エツ子さんのエロチックでキュートな事!!様々な舞台の歌唱指導もこなし、てらりすとというユニットや新柿喰う客の常連としてもその圧倒的歌唱力で華を添える平成のディーバ@ω@しかもEカップのダイナマイトボディー!はぁ( ̄▽ ̄;)たまらん…
絶望的な刑務所の場面でマリリン・モンローが歌うアリア。まさしく歌には絶望の中でも希望の光が射すという、音楽の持つ力を知らしめてくれました。
劇団新感線の公演みたいな、決して派手なキャストではなかったけど、キャラメルボックス、悪い芝居、キリンバズウカ、てらりすと…といった東京や大阪で人気の劇団員さんが脇を固めた若々しくも玄人受けする力強いストレートプレイ。
冒頭のR指定必至のドメスティックな暴力シーンから、ラストの眩しい「蒼」の中での再会、再生、あの抱擁は涙無くしては観れなかった…(T-T)
間違いなく生涯忘れられない1作品になりました。
やわらかいパン
プロペラ犬
赤坂RED/THEATER(東京都)
2013/10/30 (水) ~ 2013/11/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
備忘録
かなり前のreviewですみません。
小さな劇場で、総勢17人が50人の役を演じる、SFアクションスプラッターラブコメファンタジー←長い!
ダンスの振り付けは、マルマルもりもりダンスのpecoさん!
そして水野美紀さんのコスプレ!ボクサー、ランドセルの小学生、ナース…意識障害者の役どころではパジャマ姿でbedの上で悶絶…。こんな体当たり演技、美人女優が大丈夫?と心配になるくらい。
ストーリーは限界集落出身のななこの半生。幼馴染みの三郎(ハチミツ二郎)との純愛ストーリー。なんだけど、コントやギャグ満載で。たぬき祭を生き甲斐に生きるお爺ちゃんみたいなお婆ちゃんたちや、お寺の和尚さん、ななこを介護する妹、東京から田舎のローソン?に突然転職してきた店員…。
もうとにかく、面白いの一言。
あんまり面白いので、夜観る予定のミュージカルをやめて、当日券でマチソワしたった。水野美紀さんの脚本、ぶっ飛んでた!
地球の軌道をグイッと 【ご来場ありがとうございました!!次回は2014年5月吉祥寺シアターです。】
ぬいぐるみハンター
小劇場 楽園(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
満足度★★★★★
会話劇もイケルのね!
まだ3作品しか観ませんが、池亀さんの世界観が私に合っているのかポップでファンシー、ダンスや音楽はカッコいい、キャッチーな笑いと爽やかな感動?…とにかく可愛いらしい劇団て印象のぬいぐるみハンター。
でも今回は…雰囲気ぜんぜん違ってました。
一人の天才と部活仲間たちの過去から未来、40年間の物語。
2005年、某大学のワンダーフォーゲル 部の部室。伝統である4年に一度のエベレスト登山へ向かおうとする部員たち…。
間抜けな理由で中止になると、浮いたお金で起業しようと天才児大学生カンベちゃんが提案。大学生が部活の仲間とIT企業を設立し運営して行く40年間のお話の中での青春群像が中心。辞めたり揉めたり喧嘩したり。口説いたり、付き合ったり、奪ったり、乗り換えたり、別れたり。
2045年、年老いたみんなから元天才児カンベ社長へのバイバイ。
小さな空間で簡素な舞台美術。映像も、派手な歌やダンスも無し。群唱もあるとても演劇的な会話劇。こうゆう感じもいけるのね…伸びしろあるなぁ、この劇団。そして滑舌が日本一?悪い俳優(チョココロネ→チョココドネ)いのまー部長がカッコいい♪舌足らずなのにカッコいいてどーゆーこと?荒川良々さんのように滑舌の悪さを味わいにして頑張って貰いましょう。客演無し、新人含めてオール劇団員。チケットも¥2500。大学生高校生は¥1500/¥500と安いのも凄く良い。拙さや荒らさ、この価格で文句は言いません。この6倍以上で眠くてお尻痛い舞台、挙げたらきりがないですもの。CP的に大満足です。
『クリプトグラム』(cryptogram)
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★
子役が絶賛されてますが…
プレビュー初日、シアタートラムのリニューアル柿落としに伺いました。
不明確な事実、噛み合わない会話、後半は特に居たたまれなさ満載です。常に台詞の中から答えを探そうと、心理に思いを馳せなければなりません。非常~に考えさせられるので楽には観れず、こちらの観劇力を試され てるなぁーと感じました。谷原章介さん、確かに声も見た目も素敵でしたが演義は単調だったような…。安田成美さんは緩急が効いていてとても魅力的でした。どうも Wキャストの子役の演技が話題のようですが…あの役は大人が子役を演じた方が良かったんじゃないかと。一生懸命膨大な台詞や間、動きを練習なさった、その一生懸命さが見えるとこちらの集中が切れてしまうんです。あんなピリピリした作品、お稽古も大変だったろうな…などと余計なことが頭に浮かぶ私がいけないんですが、それでもやっぱりなんか可哀想だったな、て思ってしまいました。
結局何が言いたかったの? 全然意味がわかんなかった
退場では観客が口々に言いながら劇場をあとにしていましたが、それを考えるのが演劇を観ることだと思うので、プレビュー初日は作品を楽しめていない方が少なくなかったようですね。楽しい気分の正反対でしたが、その意味では作品を楽しめたと思ってます。
STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)
株式会社ダイス
Zepp DiverCity TOKYO(東京都)
2013/10/12 (土) ~ 2013/10/20 (日)公演終了
満足度★
ゲーム、アニメ、ラノベ、携帯小説…
年初に観た西田大輔さんの音楽劇「+gold fish」が良かったので、ちょっと苦手分野でしたがお台場に行ってみました。6ルートあるstoryの中のシュタインズゲート編です。
好きな人にはたまらないんでしょうね。
古典や近現代の純文学が好きな私には、もろ秋葉系の世界観に終始なじむことなく、休憩時間を入れた長い長い3時間30分となりました。
笑うところも泣くところも、秋葉系?の方々は反応されてましたし、狙いは解りましたが、演劇手法の粗雑さばかり目についてしまい残念でした。音楽の尻切れぶりは特に酷かったです。
ジャンキー・ジャンク・ヌードット
good morning N°5
駅前劇場(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/25 (水)公演終了
満足度★★★★★
ブレないカッコ良さ
レオさんには毎回腹筋が崩壊するほど笑わせて貰ってますが、今回は客演・ワンダフルズの佐藤さんを想像以上にイケメン扱いしつつ弄り倒す演出家に爆笑しました。戦国鍋やるひま系の舞台からさと兄さと兄言ってるファンの人はちょっとショックだったかも?gmn゜5を初めて観た5年前から一貫してブレないカッコ良さ。豪華絢爛なお下劣花魁ショーって感じなんですが(笑)あの舞台をミュージカル・ロディで共演した小林星蘭ちゃんも観ていて、いつか出たいと言ったそうなww。すばらしい!!
ストレンジストーリーズ
猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか
駅前劇場(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★
羨ましいぞ!自由席!
駅前劇場の自由席は低いし硬いし背もたれ無くて疲れるし、と毎回指定席にしか座りません。ですが、この公演は自由席こそワキャワキャ楽しめるのですから、これから観る方はぜひとも自由席へ!
グダグダくだらな池鉄WORLD、今回も良い意味で頭おかしかったです(笑)
まゆみさんの可愛いさは…観た人すべてを幸せにする、そしてすべての子役を駆逐しかねないほどでした。
ただ、いつものグダグダ感は若干薄め。女の子が子供の頃に読んだ西洋の物語のような、ふんわりファンタジー仕立てなのが素敵で、表現・さわやかにまさかの胸熱、感動させられるとは!
無休電車【本日大千秋楽☆10/21(月)14時開演、当日券若干枚ございます!!!】
劇団鹿殺し
青山円形劇場(東京都)
2013/09/27 (金) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★
好きだからこそ…
これが今できる最高の舞台?ではないでしょうと。一年間の充電は偶然ではなくて必然的なものなのかな… 。前作がかなり面白かったので期待値が上がり過ぎてたかもしれませんが。「電車は血で走る」は凄く好きだから、だからこそ…続編の方はちょっと残念て感じです。今回の演出は…まったく円形劇場の意味無し。本の展開も、あ、あれか。またあのパターン。
団員は…外部作品では輝いているのにね。客演はキラキラ、どこぞのマンネリ劇団みたいにならないで。鹿殺しは…こんなもんじゃないはず。
旅のしおり2013
ブルドッキングヘッドロック
ザ・ポケット(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/14 (月)公演終了
満足度★★★★★
旅のおわり
毎回ぎりぎりまで調整しながら、他の予定と重なってしまって見逃してきた劇団。今回初めて観る役者さんがほとんどの作品でしたが、魅力的なキャストと好奇心を煽るようなミステリーにグイグイと引き込まれっぱなしに。中野ザポケットという空間も良かったんですね。座る場所で見え方も違って来るので、また別の席から観劇したくなりました。主人公の旅の理由となる犯行の動機だけは…薄いかなぁとの印象ですが、ライトモチーフにまったく無駄がなく、コネタも面白く、とにかく上手い!そうきたか!という感想です。ごく普通の衣装なのに、その衣装が凄く良かった。良い劇団だなぁ…。見えていない旅のおわりまでが見えた気がします。
プロジェクトB
SNATCH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/08/21 (水) ~ 2013/08/25 (日)公演終了
満足度★★★★
中2魂
これぞ小劇場なまさにB級アクション冒険活劇。ラブコメ要素が若干有るも要は中2男子の愚直さが可愛らしくもくだらない(誉め言葉)プロペラ犬の脚本家・楠野さんの大好きなモノをごちゃ混ぜに放り込み、奇才・オクイシュージさんの演出で具現化。メイキング話をTwitterやトークショーでこぼれ聴いていたので、どうしても贔屓目になります(笑)
ライブハウス上演だった前作のスピード感は劇場に場所を移しても変わることなく、殺陣やアクションで出来た痣や傷が、稽古の苛酷さを物語ってました。伸びしろはまだまだ、今後はとにかく公演を沢山打つこと。やれば出来る人たち(笑)期待してます。
清水宏のジャパニーズロッキー!!
キューブ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/09/20 (金) ~ 2013/09/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
リーサル・ウェポン
清水宏さんのジャパニーズロッキー、日本編を観て来ました。
海外遠征のスポンサー探しの壮絶な闘いは、その闘いを突然に挑まれた企業との見たこともないような手に汗握るドキュメンタリー。偶然ですが、私の手に握られていたタオルハンカチも今治ブランドでした(笑)
清水先輩!危険過ぎます!まさに人間最終兵器。
5秒に1回は爆笑させられるトークライヴ、先輩は上手と下手に捨て置いたタオルで滴る汗を何度も拭いながらの熱演。
ん?熱演?トークライヴなのに(笑)
さんざん笑わせられて、でラストには胸熱。感動が沸き起こる。なんとも不思議な高揚感。是非、劇場で体験して下さいませ。
失禁リア王
柿喰う客
吉祥寺シアター(東京都)
2013/09/05 (木) ~ 2013/09/17 (火)公演終了
満足度★★★★★
女体の醍醐味
あんなに個性的で綺麗で可愛くて歌もダンスも芝居も上手な女優を、よくもまあ集めてまとめて演出されたことか。中屋敷さんて現代のゼゲン?客員もナイス!特におかえりなさいの新良エツ子さん。プロに歌唱指導をなさるだけある、圧巻のパフォーマンスとダイナマイトバディ。兄弟対決の時のscat-singingは鳥肌が立ちっぱなし。演劇での音楽って物凄く大事ですね。もうてらりすとは柿喰う客の準劇団員てことで毎度お願いしたいです。
春よ行くな【15日(日)18:30に追加公演決定!!!】
悪い芝居
駅前劇場(東京都)
2013/09/11 (水) ~ 2013/09/17 (火)公演終了
満足度★★★
マイム?
大阪公演の絶賛が鳴り響いてたので、悪い芝居、初めて観劇しました。岡田太郎さんの生劇伴がとても印象的で、工事用の?長さの違う鉄パイプなどジリジリとする場面にとても効果的に作用していたと思います。照明と舞台美術も、噂どおりに良かったです。でもマイム?のようなボディを揺らしたりする動きが、どうにも心地良くなく。シチュエーションにも台詞にもシンクロしているように見えず、違和感と気持ち悪さが消えず。体操選手やダンサーだったら体幹バランスも良くきっと気持ち良くみれたかも。森山未來さんとか身体表現が素晴らしいデスカラネ。かと言って好きか嫌いか問われれば嫌いの類いではなくて。不思議な感覚。次回作が楽しみ。
続!! 押忍!!ふんどし部!
キューブ
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
観客参加型の極め付け
初演を山野ホールで観た時も、新作ぞくふんの今回も何故かしら?私の周りはover50なおじ様多数。後頭部地肌的な(笑)関係者?キャストのお父さん?温度低かったらヤダなー、と思いながら開幕するも、おじ様達ノリノリで手拍子するはギャグでドッカンドッカン笑うは、テニミュ的な女子の後ろでおじ様達、イイ感じじゃないですか!
流石は細川さん。続編もアタマおかしいw最高です。
河原さんの作品は大小どれも本当にハズレがないですね。再演から登場し前作では演出もされた清水宏さんも、ぞくふんでは絶妙な胡散臭さを発揮。のぞみさんもcuteでしたし、益々パワーアップしたふんどし部。ふんどし流しはやたらとハイテンションになりますね。あれは画期的な演出、本当に馬鹿です(笑)ふんどし型タオルハンカチが500円なのも何とも良心的(笑)
我らジャンヌ~少女聖戦歌劇~
劇団ゲキハロ
サンシャイン劇場(東京都)
2013/09/06 (金) ~ 2013/09/13 (金)公演終了
満足度★★★★
劇伴が秀逸!
てらりすと(作詞新良エツ子、作曲和田俊輔)の劇伴がジャンヌ・ダルクの運命をこれでもかとドラマティックに表現。アイドルミュージカルの枠を超えた素晴らしいものでした。観客はベリスマファンの男性がほとんどでしたが、歌唱法や楽曲について口々に「つん〇さんの曲歌ってるより全然良くね?歌い方とか。」などとお話ししながら退場されてましたね。新良さんの歌唱指導や和田さんの楽曲を誉めて頂いて、てらりすとファンの私も思わず嬉しくなりました。男性陣との合唱部分は特に、ちょっとゾクゾクするほど。もちろん拙さも散見しましたが思った以上にちゃんとミュージカルしてました。チケットがもう少し安ければ…て感じです。
悪霊-下女の恋
森崎事務所M&Oplays
本多劇場(東京都)
2013/08/29 (木) ~ 2013/09/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
圧巻の松尾world
初演の松尾さんも再演の宮藤さんも観ていませんが、三宅さんのタケヒコは強く哀しくとても魅力的でした。平岩さんは素敵なワンピースをひらひらと可憐に着こなしつつ、時に妖艶な小悪魔を演じ、ベテランに混じって奮闘する若手イケメン俳優の賀来さんは松尾worldにどっぷりハマっていたと思います。想像以上に良かったです。初演からご出演の広岡さんについては、言うことは有りません。オカンも下女もギャグぅも歌もダンスも全て完璧!涙が出るほど笑かしてくれます。大満足!松尾スズキさんは少しも枯れませんね。天才です。