最前線にて待機
売込隊ビーム
ABCホール (大阪府)
2008/05/30 (金) ~ 2008/06/01 (日)公演終了
満足度★★★
再演だけに
とてもよかったと思います。
初日でしたが、再演だけにお芝居はまとまってたと思います。
全体としてドライな質感と、笑い先行ではない演出、そして照明が
私好みでした。
第五回 浪花花形歌舞伎
松竹
大阪松竹座(大阪府)
2008/04/05 (土) ~ 2008/04/13 (日)公演終了
満足度★★★
気軽に見られる
【第三部】於染久松色読販お染の七役を 2等席で見ました。
歌舞伎は不勉強なので難しいことはわかりませんが、ストーリーもシンプルでいわゆるコメディ調だし、台詞もついて行けないほど難解ではありません。
扇雀さんが見事な早変わりで7役を演じているのが、見ていてシンプルに面白かったです。
時間も長すぎず、料金的にもお手軽なので、会場の雰囲気も和やかでした。気軽に歌舞伎初心者にも見て頂きたいと思いました。
今注目の愛之介さんは、悪役ながらもかっこよかったです。
まさにエンタメとして楽しめる演目でした。
GEN~雲のゆくえ~
THE CONVOY
シアターBRAVA!(大阪府)
2009/09/10 (木) ~ 2009/09/13 (日)公演終了
満足度★★★
初コンボイ
何となく縁がなく、初観劇。
見せるショー要素が強いお芝居でした。体の使い方がとってもきれいなので、見ていて疲れません。
ただ、もっと、ダンスなイメージをしていたので、その割にはおとなしい感じでした。
一緒に行ったコンボイ好きな知り合い曰く、今回は、かなりおとなしいとのこと。
次もう一度おとなしくないのを見てみたいなあ。
印獣
パルコ・プロデュース
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ(大阪府)
2009/11/18 (水) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★
大女優を見た
やはり…三田佳子さんは大女優でした…
そこだけ完全に、違う空気が流れていました!
もちろん、ネズミさんたち3人が楽しみで見に行ったんですが、結果、印象に残ったのは三田さん… 役柄を超えた何かを見た気がします…
お話は、くどかんぽかったです。展開はおもしろかったけど、
3人がもうちょっとはじけてもよかったんじゃないかなあ。
トリツカレ男
演劇集団キャラメルボックス
新神戸オリエンタル劇場(兵庫県)
2007/11/15 (木) ~ 2007/11/22 (木)公演終了
満足度★★★
和製イタリアンな
3年ぶりくらいの観劇。平日初日だったので、客席は75%くらいの埋まり具合。
お話はラブストーリーというか、人情話というか。キャラメルらしい味付けがしてあって、楽しめる展開になっていると思いました。
西川さんや岡田さんなど、初期のメイン役者さんが年をとってきていることもあり、キャラメルが得意なファンタジーながらも、お芝居が全体として落ち着いたウェルメイド仕立てになっているのは、良い印象を受けました。
ゆらめき
ペンギンプルペイルパイルズ
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2007/11/02 (金) ~ 2007/11/04 (日)公演終了
満足度★★★
ペンプル初観劇
初めての観劇でした。客席には柔らかな期待感が漂っていて、反応も優しいので、ちょっとその雰囲気に驚きました。他の芸創の公演ではなかなかない空気。
立ち上がりは、ちょっぴりがちゃがちゃしてて不安な感じもしましたが、全体としては、湿度低め・大人めな演劇で良かったと思います。「平穏って、実は結構平穏じゃないなあ…でもやっぱり、それが平穏ってことかあ」って思いました。
熱い芝居が好きな人は、好みじゃないかもしれませんが、どうでしょう?
それと、わざと長台詞を一気に言わせるというのが、演出の特徴なのでしょうか?そのおもしろさ慣れるのに少し時間がかかるかな。
笑いも結構折り込まれていましたが、個人的には、なくても成立するんじゃないかと。これは好みですが。
あとイキウメにも出ていた内田慈さんのサイコな雰囲気が好きです。
憑神
松竹
新橋演舞場(東京都)
2007/09/04 (火) ~ 2007/09/26 (水)公演終了
満足度★★★
G2らしいライト演劇
1部はプロローグ的にゆったりとした展開。2部は幕末の争乱を感じさせるためかいきなりアップテンポ。
転換がすごく多い舞台。3階から見ると、回り舞台を使って転換の間を短くしようとしている工夫がよくわかる。それを出演者が楽しんでいるのもよくわかる。
中村橋之助さんはやはり申し分ない。それに負けないくらい場をわかせていた、小劇場出身俳優たちの健闘に拍手!!
来来来来来
劇団、本谷有希子
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2009/08/21 (金) ~ 2009/08/22 (土)公演終了
満足度★★★
台詞がいっぱい
笑えるほど、かわいそうな人が出てくる話。
幸せな人が全くいないんだけど、それほど悲惨に見えないのはなぜでしょう。
ある意味、それって「リアル」なのかな。
これほどまでに、すべての心象をせりふで説明している芝居を初めて見たけど、実はグロくて暗くて、だけどなんだか明るく乾いた、若干ばかばかしい世界観をすっと理解できるように作り上げているのは、やはり、そのせりふのおかげ。なんか、小説を読んでいるような気にも。
小劇場作品が商業演劇へ生まれ変われる可能性を見た気がしました。
曲がれ!スプーン
ヨーロッパ企画
ABCホール (大阪府)
2010/02/26 (金) ~ 2010/03/07 (日)公演終了
渋々
親族代表
HEP HALL(大阪府)
2009/12/22 (火) ~ 2009/12/23 (水)公演終了
満足度★★★
しっかりコント
ノリとかじゃない、しっかりした作り込み型のコントで、好感が持てました。
10編くらいのコントをやってましたが、お話の内容によって好みが分かれてしまうのは致し方ない…
けど、落ちるところがしっかり決まっていて、それに向かって3人の出演者がまっすぐ進んでいくので、安心してみられました。
やっぱり、安心って大事だな。
舞台上が不用意にバタバタしていないので、じっくり見られて、結果的には、俳優さんたちに愛を感じてしまう「コント」というのは貴重。
愛のテール
ニットキャップシアター
HEP HALL(大阪府)
2008/03/14 (金) ~ 2008/03/20 (木)公演終了
満足度★★★
悩みとは
人が悩むって、他人にとっては、とっても滑稽に見えてしまうのでは。真剣なんだけど滑稽なところが悲しくもあり、けなげにも見える…そんなことを思うお芝居でした。
関西は、男芝居やバーチャル女子的な芝居がどうしても多いのですが、このリアルな女の子芝居、貴重です。
ごまのはえさんのホンの力に、何より感服でした。
ポエム
猫のホテルプレゼンツ 表現・さわやか
HEP HALL(大阪府)
2007/11/23 (金) ~ 2007/11/25 (日)公演終了
満足度★★★
さわやかな
「いい大人」がくだらないことを
さわやかにコントにしてしまった、
まさにコンセプト通りの芝居でした。
昔のダメな自分を振り返ったとき、
恥ずかしさとほほえましさが同時に起こるような…そんな感じ。
そこがぶれていなくて、
全体としてはうまくまとまっていたように思います。
さわやかなコントって意外に難しいかも。
観た後にそんな風に思ったのでした。
WILD ADAPTER
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大阪厚生年金会館 芸術ホール(大阪府)
2008/03/08 (土) ~ 2008/03/09 (日)公演終了
満足度★★★
新境地か…
いつものアクサルとはちょっと違う演出。
俳優はずっと出ずっぱりで大変だったのではないでしょうか。
脚本も演出も、ちょっと欲張りすぎかもナーというフシもありましたが、
全体としては飽きずに楽しめたと思います。
殺陣のシーンはアクサルらしく手よかったです。
ろじ式〜とおくから、呼び声が、きこえる〜
維新派
精華小劇場(大阪府)
2009/11/13 (金) ~ 2009/11/23 (月)公演終了
満足度★★★
演劇なんですね
調子悪く半分朦朧としながら見てましたが、朗読、ダンス、演劇どれでもない維新派の世界。
路地裏からのちょっとした時間旅行体験。
精華小劇場が精華小劇場でない、閉館後の博物館のような場所になっていて、ある意味、精華という場所の可能性に、感嘆。
目の前で演者が繰り広げる世界に少々圧倒。
東京で見た人はまた違うイメージを持ったんだろうな。
来年のエジンバラ招聘には、どんな作品を持っていくのかなあなどと思いながら見てました…維新派らしい作品。
僕たちの好きだった革命
サードステージ
サンケイホールブリーゼ(大阪府)
2009/06/27 (土) ~ 2009/06/28 (日)公演終了
満足度★★★
意外にも
どんな感じの人たちが見るお芝居なのか、あまりつかめない感じのチラシでしたが、実際見てみると、意外も意外、とてもじんわり心に響くお芝居でした。
本がいいんだろうなあ…
学園紛争とか、昔の難しいことがわかんなくても、話の芯はきっちりつかめるようになっています。
再演ということもあり、出演者が仲がいいのが手に取るようにわかり、それがこのお芝居のイメージに合致していたのもよかったのかも。
なにより、鴻上さんがロビーで売り子さんや若手出演者に混じって、一生懸命に小冊子(お芝居の内容にちょっとだけ関係する)を配っていたのにキュンとしました☆
イキシマ breath island 【2月27日19:00 追加公演決定!!】
精華小劇場
精華小劇場(大阪府)
2010/02/18 (木) ~ 2010/02/28 (日)公演終了
満足度★★★
熟成してほしい
正直言って、一言では、説明が難しい作品。演劇を見るときのどきどきとか緊張感とは別の感覚を持って、鑑賞した気がする。強いて言えば、とても普通に見た。平常心で。今回限りではなく、とてもとても時間をかけて熟成していってほしい、お酒のように感じる作品でした。
次はいつ見られるのだろう。
台詞の扱いがとても丁寧で好きでした。あとは、舞台美術の明かりの取り入れ方が好きです。
LOVE 2009Kobe ver
東京デスロック
神戸アートビレッジセンター(兵庫県)
2009/07/03 (金) ~ 2009/07/05 (日)公演終了
満足度★★
新しいとは?
演劇って難しい っておもいました。
表現って 何か ちょっと悩んだり。
「新しい演劇の表現」って、何を基準にするんだろう?
だって、2500年も前から考えられてるんだもん。。。
そんなことを考えながら見てました。
ポータビリティのある作品としては、ツアーに向いているかな。
映像にもう少し愛情があればとも。