Noalの観てきた!クチコミ一覧

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ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

ことし、さいあくだった人(終了しました。良いお年を)

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2013/12/13 (金) ~ 2013/12/25 (水)公演終了

満足度★★★★★

ことしさいごにみるのにぴったりな舞台
とにかくキャラ達のやりとりが、ひたっっすらおもしろくて、ストーリーの先を読むとか、そういう事をあまり深く考えずに見てました。ていうかずっと笑っていたような気がします。(笑ってない時はニマニマしてた)

お話の運びも飽きることなく、次どうなるの!?と焦ることもなく、丁度良いテンポで進み、とても気持ち良く楽しめました。特に柴田役の菊池美里さんがすごく良い味だしてました。今年を笑って締めくくるのにぴったりのお芝居でした。

ネタバレBOX

バー全体を舞台としたお芝居は初めて見ましたがトイレや出入り口まで使った演出にはまりました!エビス駅前バーにまた行きたい。

私もどうやら今年大殺界だったそうなのですが(占い関連は全く興味がなく…今まで知らなかった…)次の種子の「まいていこうよ、種」「人生楽勝だね」はとてもいい言葉だと思いました。
シロツメの咲く後に

シロツメの咲く後に

夏色プリズム

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2013/03/14 (木) ~ 2013/03/17 (日)公演終了

満足度★★

えーっと・・・
劇中劇というアイデアはおもしろかったのですが、
ミステリー部分が残念で、もったいないなーと思いました。
私がわかってない所が多いだけなのかも。
誰か「そこはこうだったんだよー」ってわかる人いたらコメントでご教示いただければ幸いです!

ネタバレで

ネタバレBOX

最近はコメディや感動ものばかり観ていたので、ここらでミステリーと、
「驚天動地のサスペンスミステリー」というのに惹かれて観に行きました。

「驚天動地」ではあったと思います。たぶん・・。
劇中劇中劇中・・・(殺人犯の妄想?幻覚入り)というアイデアはすごくおもしろかった!
んですが、殺人シーンとキャラクターの掘り下げというか動機や行動などに「えっなんで???」となる所があまりにも多すぎて全く入り込めませんでした・・・。
アイデアのユニークさに頼り過ぎて、肝心のお話がサスペンスミステリーにしては、ツメが甘い気が・・、これミステリーなの??と思いました。

劇なのか現実なのかわからなくなる・・・というアイデアだけに、もうすこしリアルさがあっても良かった気がします。私がリアルさを求めすぎてるだけなのかもしれないので、少しうざったいコメントになるかもしれませんが、他の方が既に指図されているところも含めてわからなかったところ。

①演出家が刺されるシーン
あまりにもざっくりしすぎ?息してないとか、脈とまってるとか、死亡確認もないまま運ばれていく。私が見逃しただけでしょうか?ていうか死んでたんだよね???あれぐらいで死ぬの?とも思いましたが。気を失ってただけなら運ぶ前に止血してるハズだし・・。

テープで囲った死体痕を皆が普通に踏んでるのもあれー?と思いました。運ぶときのためらいというか勇気を出してるような演技はリアルで良かったのになーと少し残念。

②殺人犯の長谷部が自演自作で怪我をするシーン
銃声?っぽいものが聞こえたのに、銃ではなかったらしい。びっくりさせるだけの音??

③突然テレビがつく
誰かが間違えてつけたとか・・・?それにしては事故の報道が流れてたのは偶然すぎる?あれも長谷部の意図なんですか?だとしたら「誰がつけたの?誰よ??」という更なる疑心暗鬼とかあってもよかったと思います。そのあとの新井があわててテレビ台で何かさがしてたのは、そういうことですよね・・・?

まっっったく関係ない話ですがテレビ台にラーメンズのタワーのDVDが置いてあってなんかうれしかったです。

④殺人犯が自白
「どいつもこいつも刺したり首絞めたり」って自白・・・ちょっとがっかりです。
盗聴器が必要だった人間、録画に写ってた光る腕時計だけで証拠十分だった気がします。劇中の話を進める演出として必要だったと言われればそれまでですがー・・・。
ミステリーならもう少し推理がほしかった。自白は話がうますぎてがっかりです。長谷部の復讐動機と、新井がひきにげ犯ってのは「なるほど」と思いました。なんで警察が追ってるひき逃げ犯を長谷部が知ってるの?ってのは謎ですが。
自白の後の犯人との距離も近すぎて、違和感がありました。普通あんな近く行けませんよね・・。

⑤それぞれのキャラクターの掘り下げ
千秋さんはなぜ新井をかばったんですか?
千秋さんにはなにか事情がありそうでした、いろいろ伏線があった気がするんですが・・・。
佐藤くんの「僕も長谷部さんの気持ちわかります」も何が?って感じました・・・。


以上です。

欲を言えば、最後の佐藤くんと千秋さんの会話にもう一つ、何かほしかったです。
キャラクターのほとんどが何かしら事情があるようだったので、最後の二人が話すシーンでも何か一つ「そういうことかー!」って思える話、すこしひっくりかえすような展開があったら、もっとおもしろかったのになーと思いました。

首を絞められた時の「なにすんだよ」という暴れっぷり、勢いで殺してしまった犯人のあせりの息切れ、和美ちゃんが襲われた後返り血をあびながらもナイフでなんども刺して殺す、止めようとした佐藤くんも腰を抜かしながらあとずさり、などのシーンがなかなかリアルだったので他シーンももっとリアルに寄せてよかったと思います。

役者さんの演技は全体的に良かったと思います。特に和美ちゃん(北島莉恵さん)と殺人犯の長谷部さん(近藤康弘さん)は吹っ切れてやってる感じが好きでした。ほんと役者さんてすごいですね。

チラシとタイトルの関連性も全然わからなくて、意外性をつこうとしたのなら失敗してると思いましたって書こうとしたんですが、シロツメの花言葉が「復讐」なんですね、調べて初めてわかりました。チラシに写ってる女の子は和美さんか事故死した子なのかな。めぐみさんだっけ・・。

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