あうろらの君
ヅカ★ガール
秋葉原アトリエ「ACT&B」(東京都)
2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了
イカルスの星
ヅカ★ガール
小劇場 楽園(東京都)
2013/05/31 (金) ~ 2013/06/22 (土)公演終了
満足度★★★
決勝進出おめでとうございます。
全体的にいうと「思っていたよりよかった」という感じだろうか。
ただ、どうも焦点がぼやけている印象が否めない。
「したいであろうこと」自体は面白いのだが、それが上手く表現できているのかどうか、焦点がぼやけているためにいまいち伝わってこなかった。
もっとも、逆に言えば「したいであろうこと」自体は面白そうなので、それがもっと上手く「表」に出るような形で工夫されたら、かなりいいものになるのではないか、とか素人的に言ってみる。
少しネガティブな感想になってしまったが、「化ける」可能性を大いに感じたので、期待したい。
イカルスの星
ヅカ★ガール
小劇場 楽園(東京都)
2013/05/31 (金) ~ 2013/06/22 (土)公演終了
満足度★★★
レベルアップ。
「イカルスの星」は予選と今回の決勝の観劇で計2回の観劇。
前回は話の焦点が定まっていない印象があったのだが、今回はその点がきっちり修正されていた。おそらくカケルとひかりの関係性がはっきりしたのが、大きいように思われる。
演者の演技の質が前回に比して上がっていたのは言うまでもないが--とりわけ上埜氏--、歌のシーンが増えたことが、効果的だったのではないか。
その他細かい点の修正もあったのだが、それらが正の因子になっていたことを考えると飯塚氏の力量に才能を感じる。
是非これからも頑張って欲しい、と思わせるようなポテンシャルを感じることができた。
トムソンガゼル
ぬいぐるみハンター
風みどり(新中野)(東京都)
2014/01/28 (火) ~ 2014/03/02 (日)公演終了
満足度★★★
正直うーん。
まず前提としてぬいぐるみハンターのファンであることを言った上で、今回は「普遍的なつまらなさ」を感じたことを率直に感想として書かせて頂きます。続きは「ネタバレ」BOXで。
お酒との正しい付き合い方
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/08/15 (木) ~ 2013/08/18 (日)公演終了
満足度★★★
好きだからこそ……。
初めて小劇場演劇を観たのは「今、出来る、精一杯。」だった。素晴らしかった。天才だと思った。bar公演を観に行った。「ひかる君ママの復讐」、やはりこの人は天才だと思った。「お祭り公演」を観に行った。この人はやはりただ者ではないと思った。
そして、今回「お酒との正しい付き合い方」を観た。びっくりした。どうびっくりしたかは、こりっちの「観てきた!」レビュー数を見ればわかるのでは。多分そういうこと。
「くだらない」と「つまらない」の違い。なんだかすごく「淋しかった」。bar公演のもっとも重要な要素であるところの「くだらない」さ、全然なかった。梨木さんの長所も消されていた。根本さんのある種のメッセージ性(魂の叫び的なもの)も展開されなかった。とりわけ今回の主題でもあった「リアル」。それはいわゆる「自然主義的なリアル」でないことは、言うまでもない事であるが、それにしても「リアル」でなかった。いわんや「リアリティのリアリゼーション」からほど遠かった。
大切な事だからもう一度言う。「淋しかった」。
グローブ・ジャングル
虚構の劇団
座・高円寺1(東京都)
2014/04/04 (金) ~ 2014/04/13 (日)公演終了
満足度★★★
あまりに見事で浮き上がったのは…。
今まで観てきた演劇のうちでもっとも「できている」ものであったがゆえに、演劇の限界のようなものを感じた。見ているものが違う人の見ているもの、正直に言えば、その内容にコミットできなかったときのどうにも耐えられない面白くなさを払拭できなかった。
BINGO
Rising Tiptoe
ザ・スズナリ(東京都)
2013/10/29 (火) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★
申し訳ないのだけれど……
酷評せざるをえない舞台であった。一言でいうのであれば「手抜き」。その「手抜き」は「分」を超えた(場所的にも、値段的にも)もの起因している。もしこれがもっと小さな劇場で、リーズナブルなチケットであればその「手抜き」の手抜き性を責めることはしないのだが……。
色々言いたいことはあるのだが、そもそも論で脚本・演出、あれはなんなのだろうか。「不条理」ということのもつ内実性をはき違えているように思われた。それは本来の意味・内容も理解していないにもかかわらず、先人たちの血のにじむような労苦を「雰囲気」のみでパラフレーズしてしまうようなネット詩論壇的「詩人」に通ずるもの。
ただ他方で、(すでに他の人の感想にもあるように演者に力量のばらつきはあるものの)何人かの女性「客演」者(ステア)には、キラリと光る可能性を感じたことは、付言しておかなければならない。
ザ・ランド・オブ・レインボウズ
天才劇団バカバッカ
六行会ホール(東京都)
2013/12/11 (水) ~ 2013/12/15 (日)公演終了
満足度★★
申し訳ないのですが、、
大変つまらなかった。むしろ不愉快になりました。
言いたいことは沢山有るのだけれど、一点だけ。
演劇ではなくて「サーカス」をやりたいのであればサーカスに失礼。
サカースではなくて「演劇」をやりたいのであれば演劇に失礼。
観劇後、むなしい気持ちで帰途につきました。