ロベルト清水の観てきた!クチコミ一覧

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真・恋愛漫画

真・恋愛漫画

ライオン・パーマ

シアターKASSAI(東京都)

2019/07/31 (水) ~ 2019/08/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

何度か再演している作品ですが、特に「大笑いした」という点で一番面白かったです。

この作品への愛が強いのでしょう、直近の作品に比べて最後の引きが少し長く感じましたが。

場面毎のギャグはメチャクチャ冴えていました。久しぶりに手を叩いて爆笑してしまいましたよ(笑)

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

そんなの俺の朝じゃない!~再び~

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2019/05/15 (水) ~ 2019/05/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

『そんなの俺の朝じゃない』のリメイク再演。
2時間という公演時間(はライパさんでは普通だが)を感じなかった。
笑いあり、涙あり?で、とても良くまとまっている良作でした。

ネタバレBOX

元作を知っている中で…

火山火山(ひやまかざん)は落ち着きを取り戻し(笑)、『父』というより『お父さん』になった。

三兄弟の影の薄さは良い意味で相変わらずだが、オスカルはオスカル度がアップ!宝塚衣装が似合いすぎ(笑)

志賀さん絡みのエピソードが追加されたが、これがピリリと効いたスパイスとなっている。とても良かった。

あやさんが歌うのも最近の定番だが、歌の使いどころが秀逸。個人的に舞台に歌が入るのはあまり好きではないのだが、今回は面白くて笑った。

ゆきひこ…台詞まわしが全く変わっておらず、大幅に役者が変更になっている中で安心して見れた(笑)

元作のイマイチ(ダラダラした)部分の削除と、新エピソード追加が上手くいき、スッキリ観やすかったので時間を感じなかったのだろう。

とても面白かった。星5つ‼️次回作も楽しみです。
歌姫、ネバーダイ!

歌姫、ネバーダイ!

ライオン・パーマ

上野ストアハウス(東京都)

2018/04/19 (木) ~ 2018/04/22 (日)公演終了

満足度★★★

永遠の刻の中で、いくつもの時代を生きることになった歌姫の物語。

時代ごとの出来事が終盤に向けて少しずつ絡みあっていく。ラストは観ているこちらの目にもうっすら涙が…。

ギャグは控えめ、伏線多めのストーリー重視。ライオンパーマの新境地といえるだろう。

ネタバレBOX

今回は番外公演ということで、特に前半はシリアスなシーンが多かった。

そうとは知らず(よく見てない自分が悪いかな)、いつもの爆笑ギャグを期待して観に行ったので、

先述の通り、ストーリー前半は「アレ?このままずっとシリアスオンリーで進むの?大丈夫!?」と戸惑ってしまった(笑)

少なかったが時折ぶっ込まれるギャグはやはり面白い。セリフで笑いがとれるのは中々のものだと思う。

上から目線でいうと(笑)役者さんではバーソロミュー・ロジャース等を演じた方が上手いなと思った。セリフにハリがあるし表情も良かった。

石毛セブンや前田無有子などの主力メンバーが数人出演していなかったが、次回はどうか?楽しみにしたい。
彼女にとって無敵の世界

彼女にとって無敵の世界

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2015/10/29 (木) ~ 2015/11/01 (日)公演終了

満足度★★★★

相変わらずギャグ爆弾の威力は凄い
ランダムに投下される“声を出して笑わずにはいられない”強烈なギャグ爆弾の威力には毎度頭が下がる思いだ。
前回公演あたりから、既存のスタイルを踏襲しつつも新しい試みに挑戦しており、もちろんチャーアズナブルの才能はまだまだ発展するのだろうが、ある意味、成熟期を迎えようとしているのかも知れない。
役者陣も良い。瀬沼はある程度、劇団内でのキャラを確立しつつある。だからちょっとした仕草で笑いが取れる。準レギュラーの比嘉、久々参加の金箱も同じくだ。ゲスト?出演の岩田もいい味を出していたと思う。
今回の公演もご多分に漏れず2時間と長丁場であるが、観ている者を飽きさせないパワーがある。劇場に足を運んで損のない、非日常の世界にどっぷり浸れる秀逸な芝居である。

ネタバレBOX

後半〜ラストにかけてが残念ながら、わかりにくい。
ある程度の予想に沿った結末である。狙った表現方法であると思われるが、いまいち観客に伝わり辛かったのではないか?
先述の通り、一発一発のギャグの威力は凄まじいものがあり、正直、芝居途中であるにも関わらず思い出し笑いをしてしまいそうになる程だ。
それだけに、後半のわかり辛い展開が、前半〜中盤の勢いをボヤけさせてしまった様に感じた。
個人的に毎度言っているが、石毛セブンはもっと彼の持つ独特の面白さ(間)を出せる筈だ。過去の芝居での彼の面白さを知っているだけに、もどさしさを感じ得ない。
葵めぐみ、草野、牧野、前田は観ていて安心の安定感だ。あやの表現力は経験を積むたびに向上しているし、今回の真島はやや抑え気味だったが安心して観ていられる。ダイナマイトもいい味を出していた。
いい忘れたが、今回は暗転も少なく、また展開も早く、音の使い方もよい。スタッフの努力も見て取れた。
色々書いたが、全体的に見て、やはりライオンパーマは“面白い”。さらなる成長を期待せざるを得ない、良い劇団である。
ルーシアの妹

ルーシアの妹

ライオン・パーマ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/05/15 (木) ~ 2014/05/18 (日)公演終了

満足度★★★

これまでと違ったライオンパーマ
良い意味で、いつものライオンパーマではなかった。
最近多かった、過去作品の焼き直しシーンのツギハギではなく、
完全な新作として堂々と挑んできた。
好みはあると思うが、今回はストーリーに重きを置いた感じで、
全体的に良くまとまっていたと思う。
役者陣もこれまたいつもの(笑)滑舌の悪さがあまりみられず、
声量も充分、焦りもなく、100点に近かったのではないか。
何故シアターグリーンでの公演になったのかはわからないが、
私の観たマチネは満席、客席から笑いの絶えない舞台だった。

ネタバレBOX

個人的に言えば圧倒的に笑いが足りなかった。
正直、爆笑できるシーンがひとつもなかった。
いつもの『下らねー!』と口に出てしまうような、
ドッカーン!とくるギャグが欲しかった。

あと2時間超えはやはり長過ぎる。
今回はシリアスなシーンが多かっただけに、
削る部分が少なく、苦労したのではと思うが。

しかし、今回のライオンパーマは挑戦していた。
評価して然るべきと思わずにはいられない。
未確認の詩-ウタ-

未確認の詩-ウタ-

ライオン・パーマ

王子小劇場(東京都)

2013/05/16 (木) ~ 2013/05/20 (月)公演終了

満足度★★★

いつものように幕が開き…
観てきました、ライオンパーマ20回公演『未確認の詩』。
相変わらずの安定感(滑舌の悪さは除く・笑)で楽しく観劇できた。
個性的な役者陣の体当たりの演技にも好感が持てた。
いつもより笑いは抑え目で大爆笑はなかったが、ストーリーもよくまとめられており
観た人が『面白かった』と思って帰ることができる公演だったと思う。

ネタバレBOX

当直明けで眠かったのもあるが、笑いに関しては個人的に不完全燃焼な感が否めなかった。
短パンの下り(掛け合い)は面白かったが、基本、過去の公演で観たことのあるネタ(シーン)の継ぎはぎなので新鮮味がなかったことも理由のひとつ。
せっかくの20回記念公演だし、再演と銘打っていないのだから、ドドンと新作で勝負して欲しかったのは正直なファン心理だ。
最初の野球場のシーンと最後のシーンのリンクは素直に感動した。役者草野の台詞も良かったし、ジーンとした。
終わり良ければ全て良し!だからこそ、そこまでのシーンが勿体なかったと思ってしまうのだ。
恋愛漫画~バンカラ編~

恋愛漫画~バンカラ編~

ライオン・パーマ

王子小劇場(東京都)

2012/10/25 (木) ~ 2012/10/29 (月)公演終了

満足度★★★★★

ハプニングすら笑いに変えてしまうパワー
やはりライオンパーマはライオンパーマだ。
2時間と長丁場なのもやはりライオンパーマたる所以か(笑)
今回は『恋愛漫画』の再演だが、前回よりも纏まっており、
非常に見やすい作品に仕上がっていた。

漫画家の作品がオムニバスシーンとして様々描かれるが
「ダウトマン」をはじめ、ギャグの冴えは相変わらず。
その下らなさ、久しぶりに大声出して笑わせてもらった。

本屋の店主役の田畑智が落ち着いた雰囲気を醸し出し、
シュールな芝居全体をいい感じに引き締めていた。
シバジュン演じる火山もカリスマ故の孤独と悲哀が
上手く表現されていた。そして影から支える優しい妻。
火山の最期の台詞に目頭が熱くなった。
ライパの飛び道具(笑)柿杉マスオも更にパワーアップ、
演技に安定感が出てきた。これからも期待大だ。

今回はいつもの客演陣と違う面子が多く心配もあったが
観劇後にはそんなもの吹き飛んでしまっていた。
ラストシーンも心暖まるもので、とても良かったと思う。

まぁ、確かにハプニングも実際にあったのだが(笑)
面白いものは理屈抜きに面白い。そんな芝居だった。

ネタバレBOX

全体的に役者陣の声が小さく聞き取り辛かったのが
残念。滑舌が悪いのとはまた別問題だと思う。

2時間はやはり長い。終わりかな?と感じるシーン
の後に数シーン続くので、少しだらけてしまった。
もっとコンパクトにまとめても良かったのでは。
後数シーンなくなっても充分面白かったと思う。

看板役者の石毛セブンの立ち位置が微妙。
これは単にご贔屓目線だからかも知れないが(笑)

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