kiteの観てきた!クチコミ一覧

1-9件 / 9件中
ライカンスロープ

ライカンスロープ

Afro13

シアターVアカサカ(東京都)

2008/02/14 (木) ~ 2008/02/19 (火)公演終了

満足度★★★★

そっくり
「劇団TIME LIMITS」と創りが非常に似てる。ダンスにアクション、音楽の使い方も。前回やってた「鬼が見る夢の名は修羅」とはキャラ設定や世界観までも。あまりにも似てるんで、そっちが気になっちゃって、あんまり感情移入出来ませんでしたわ。

しかし、こういう演出大好きです。役者のレベルはかなりバラけてたけど、全体にリズムがあって、紆余曲折を経ながらも一生懸命駆け抜けてる感じ。

ジェットコースターロマンス。

リハーサルルーム

リハーサルルーム

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/02/08 (金) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

びっくりしました。
100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。

ネタバレBOX

そして脚本。ディスコミュニケーションなコミュニケーションを取る日本人の今があった。これ俺のことだって、みんな結構思ってるんじゃなかろうか。俺も思った。会話がしたい。ストーリーは、そこに家族が被さる。みなさんの家族はどんな家族でしょうか。

僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。でもなんか必要以上に重く捉えていた気がします。こんなレベルの話、多かれ少なかれみんな持ってる。それでもみんな大丈夫な顔してる。

僕は親父と会話が出来ない。いや、もちろん物理的には出来る。何度も心の全てを吐き出したが、一切通じない。それが舞台上にもあった。70歳の親父とのジェネレーションギャップが原因だと思ってる。そしてそれはもうどうしようもないと。その結果の、このコミュニケーション。

いいか悪いかではなく、生きたいかどうか。分かり合うことは、とても大変なことだけど、もうちょっと頑張ってみようと思った。
傷は浅いぞ

傷は浅いぞ

柿喰う客

花まる学習会王子小劇場(東京都)

2007/11/14 (水) ~ 2007/11/26 (月)公演終了

満足度★★★

制作が・・・
開演1時間前に整理番号を貰い、30分前から入り口に並ぶ。良席を確保したにも関わらず、開演ギリギリにやってきたお客さんに視界を遮られる・・・たくさん入れたい気持ちは分かるんですけどね。しかし大人気ない僕は、腹立たしい気分を抱えながら開演を迎えてしまいました。気分的にはマイナスからのスタートでしたが、脚本と役者さんに救われました。面白かったです。劇団自体初見でしたが、同世代感のある笑いのツボが心地よかった。また観に行きます。

あいあい傘

あいあい傘

東京セレソンデラックス

シアターサンモール(東京都)

2007/04/04 (水) ~ 2007/04/22 (日)公演終了

満足度★★★★

久々にボロ泣きです。
友人のお気に入り劇団ということで観に行ったのですが、ホントに良かったセレソン。笑いあり泣きありではずさない。エンタテインメントの優等生的な感じがしました。もう少しのスパイスと、助演キャストの力量があれば完璧かなと。

特に、泣きをこれでもかぁ~!!と押し捲る件の連続が秀逸。何回、泣きスイッチ押せば気がすむねん。と、突っ込みたかった。ひたすら同じ遊びを繰り返す幼児のような脚本だなぁと思いました。ちなみにドラマ「花より男子」の脚本家です。

セレソン、まだまだ間に合いますよ!

恋の骨折り損

恋の骨折り損

彩の国さいたま芸術劇場

彩の国さいたま芸術劇場 大ホール(埼玉県)

2007/03/16 (金) ~ 2007/03/31 (土)公演終了

満足度★★★

逆宝塚ですね。
月川悠貴さん、まじでかわいかったです。笑。しかし何より、内田滋さんがスゴイ。全部、彼が持ってっちゃってましたね。「イヌの日」で出会った時とは、全く違うキャラクターで、前回の正統派イケメンキャラからは創造もできない、女三枚目キャラ。

ルックスに演技力。最強。

サボテンの花

サボテンの花

演劇集団キャラメルボックス

シアターアプル(東京都)

2007/03/14 (水) ~ 2007/04/01 (日)公演終了

満足度★★★★

ひとつ屋根の下を思い出したら同世代。
宮部みゆきさん原作です。文藝春秋「我らが隣人の犯罪」所収、ってこの小説持ってた気が・・・タイトル編しか呼んでなかったのかなぁ。記憶に無い。そう、宮部作品好きで、結構持ってるんですよね。ってことで期待大。

そして見事応えてくれました。キャラメルさん。これはもちろん原作の力が大きいのですが、キャラメルのオリジナル曲はやっぱいいなー。ものすごくふくらむ。

Nothing Venture Nothing Win !!

僕たちの好きだった革命

僕たちの好きだった革命

サードステージ

シアターアプル(東京都)

2007/02/28 (水) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

簡素なセットにスピーディーな展開。
出口のない海で好演されていた塩谷瞬さん、初舞台の片瀬那奈さん、準主役のおふたり良かったです。久々に舞台で泣き入りそうでした。ちなみに今日は某カテゴリーのトップ俳優、加藤鷹さんもご来場。カーテンコールで挨拶してました。何故かは舞台観て貰えれば分かります。笑。

学生運動をストーリーの軸に、過去、そのまた過去、そして現在を渡り歩く。学生運動といえば、村上龍さんの「69」を思い出すけど、当然、僕が高校の頃にあるはずもない。ただ早稲田大学には、その残党がいた。多分、今もいると思う。そして僕が3年生の時に、彼らの巣窟だった学生会館が建替えのため壊されたのだが、それを阻止しようとした学生会館のグループは、その何十年前に起こったようなドンパチを実際に起こしたのだ。機動隊も出動した。現場に居合わせた僕は、戦闘で様変わりしてしまった風景、辺りに漂う彼らの昂揚感のようなものが忘れられない。

しかし、彼らには主体性が感じられなかった。少なくとも僕には。ロケット花火を飛ばしながらイベントのように、それを楽しんでいるような彼らに嫌気すら感じていた。そもそも普段の活動内容も全く興味が無かったし、エキセントリックな街頭演説にも、かなりひいていた。完全に危ない人たちというレッテルを貼っていた。

でも今日の舞台を観て、それを反省した。耳を傾けることさえしなかった自分を恥じた。もちろん、信念もなくやっていた人もいるだろう。でも、純粋に主体的に活動していたかもしれない人たちのことを、僕は出演者に重ねていた。

僕は主体性のない高校生だった。学生運動のトラブルで学んだ国の教育プログラム。その申し子のような気がする。歯車では生きていけなくなった時代に、さらに歯車としての教育を受けた自分たち。嘆いてもしょうがない。革命が必要だ。

激情

激情

ポツドール

本多劇場(東京都)

2007/03/04 (日) ~ 2007/03/11 (日)公演終了

満足度★★★★

舞台版「裏・北の国から」らしいです。
しかし、北の国から見たことないんす・・・非国民と呼ばないで。らーらー らららら らーら。なんかシリーズものって初めから見ないと気が済まない上、あまりに長いと見る気しないという、なんとも怠惰な僕です。

そう、怠惰。これも代表のひとつ。この劇団、普通なら人に見られたくない部分を、敢えてピックアップして見せてくれます。ビジュアル面、メンタル面含め、人間の恥部を。

痛すぎて終演時に拍手できない。というか、そんなことどうでもよくなる。そういうやり方で心をこじ開けてくれる、とっても面白い劇団。

Angels in America

Angels in America

TPT

ベニサン・ピット(東京都)

2007/03/20 (火) ~ 2007/04/08 (日)公演終了

満足度★★★

7時間。最長記録更新です。
4時間の「林檎園日記」から大幅増(自分比)ですね。こちらは2部構成なので分けても観られるんですが、千円安いし、劇場遠いしね。そりゃぶっ通しましょうよということで。

正直、ストーリーは消化不良です。歴史の浅いアメリカの社会情勢すら知らない僕はあまりにもノンポリだった。モルモン教、共和党、ロイ・コーン、ローゼンバーグ事件・・・そう、履修不足なんです。笑。

それでもね。7時間飽きなかった。軸が把握できなかったのは、くやしくてしょうがないけど、生が満ち溢れてました。生きていることのパワーが、僕の身体をずっと揺さぶっていたから。時を忘れていました。

宮光真理子さん、買いです。

このページのQRコードです。

拡大