じべ。の観てきた!クチコミ一覧

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『醜悪』

『醜悪』

道楽息子

アルネ543(東京都)

2025/08/06 (水) ~ 2025/08/10 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/08/08 (金) 14:00

青年が父親を刺殺した事件を取材する記者を狂言回しに関わった者を悉く不幸にする疫病神のような人物を軸とした怒声と悲鳴あふれる物語。
鵺的の実在の事件をモデルにした作品群に通ずる味わい(人間関係や人物の感情が妙に生々しくてリアルに感じられる、とか)もありつつ、幻影に惑わされる人など「古典的怪談」的手法も駆使しさらに笑いまで盛り込んだ多彩なダークファンタジー。要素の配分によって必要以上に(?)ダークにならない匙加減が巧い。
ところでこれ、考えようによっては「リアル呪怨(スミコ=伽椰子説)」じゃね?(笑)
あと、28ページに及ぶwebパンフレットが見事♪

SHOW MIGHT GO ON

SHOW MIGHT GO ON

演劇ユニット【オクチナオシ】

上野ストアハウス(東京都)

2025/07/30 (水) ~ 2025/08/03 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★

鑑賞日2025/08/01 (金) 14:00

起死回生のため有名劇場での公演を企画し人気俳優やアイドルの出演にも漕ぎつけたが、当日になり実は別の劇場だったと知りどうにかそこで公演をしようとする主宰……なバックステージ系コメディ。
エキセントリックな人物造形や小劇場界の内部事情的な部分は悪くないのに当日まで劇場が違うことに気付かないという設定はさすがに「芝居のウソ」の範囲を逸脱しているし終盤の「湿っぽい展開」も強引な感がある(私見)のが残念。

また、理由はどうであれ開演が10分以上遅れたのに開演前、終演後ともそれについて全く触れないというのはいかがなものか?(これにより星1つを減じた)

ネタバレBOX

帝国劇場での公演の筈が僻地の小さな小屋だったという設定だが
・チラシを見た観客などが本当に帝国劇場かと疑わないか?
・帝国劇場の座席数のチケットをさばけたのか?
・仮にチケットをさばけたのだったら当日訪れた客をどうするのか
など「芝居のウソ」として見逃すのはさすがに無理がある。
寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」

寺山修司生誕90年記念認定事業「盲人書簡◉上海篇」

PSYCHOSIS

ザムザ阿佐谷(東京都)

2025/07/24 (木) ~ 2025/07/30 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/28 (月) 14:00

寺山修司による江戸川乱歩「少年探偵団」の二次創作を軸とした奇妙なキャラ大行進な幻想譚。半世紀も前のクラシカルな作品をイマの演出でという温故知新的コンセプトは庵野秀明・樋口真嗣による一連の「シン・○○」に通じ「シン・アングラ」なのではあるまいか?(真顔)
で、改装前の Gallery LE DECO 4階を想起させるイントレの装置や、開演前の観客誘導などこの会場を知り尽くした使い方は特筆もの。
なお、天井桟敷による初演(1973年)は暗闇の中で演者が渡したマッチを観客が擦って観る演出だったそうだが、かつてサブテレニアンで観たアムリタ「死に至る眼、光る(2015年)」の「観客がペンライトで照らす」演出は本作を知ってのことだったのか?という疑問を抱いた。
あと、別役実「マッチ売りの少女(1966年)」との関係とか。

パビリオンをください

パビリオンをください

電動夏子安置システム

赤坂RED/THEATER(東京都)

2025/07/25 (金) ~ 2025/07/29 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/27 (日) 13:00

「しょーもないこと」を理路整然としたと言おうか論理的なと言おうか(理屈っぽいとも言う)な会話で笑わせるパターンはいつもながら、今回はある部分について「ナンセンス度」が高かった気がする(笑)。ま、半世紀以上先のことだしそんなこともあるかも……なワケあるかい(爆)。
で、あれこれ真逆ではあるが前々日に観た avenir'e「#VALUE!」と一脈通ずる感があってビックリ!(私見)
あと、葛西甚の衣装(背中のアレ)と、それをネタにした終わり方がまた好みだった♪

ネタバレBOX

よもや「火星人」が人間のふりをして加わっていようとは!(笑)
秘密保持!

秘密保持!

劇団ヨロタミ

萬劇場(東京都)

2025/07/24 (木) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/26 (土) 13:00

精進湖畔(だったっけ?)のペンションを舞台に「あること」を隠そうとするオーナーを発端に聞きかじった情報からの的外れな憶測をして事態をこじらせる宿泊客らを描いたコメディ。
基本に忠実な展開(ならびに伏線を回収しての落着)にラップや歌(一部は三声のハーモニーまで)も加えた楽しさはまさにベテランの味。結成23周年の第29回公演というのも伊達じゃない、今後の活動にも期待♪

#VALUE!

#VALUE!

avenir'e

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/23 (水) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/25 (金) 14:00

情報量過多というかσ(^-^) には受け取れきれないほどの内容だったので未整理ながらとりあえず。
AIと人間の三角関係的な「デジタル怪談」の印象だが、2年前の初演(未見)に人間ドラマ的なものを加えて上演時間も30分長くなった(アフタートークより)とのこと。初演はどんだけコワかった(不気味だった?)んだか?(笑)
また、いくつかの会話/台詞が非常に論理的に感じられたが、それは ChatGPT が会話の一部を創った(アフタートークより)ことによるものか? そしてそれが終盤で明かされる「あること」の伏線になっているのがスゴい。
あと、劇中の「医療用AI」と「家庭用AI」では人間との受け答えから「世代が違う」ものなのだろうなぁ、などと思いながら観るのも一興。

みんないっしょ

みんないっしょ

職人集団バシコエンタープライズ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2025/07/23 (水) ~ 2025/07/27 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/24 (木) 14:00

小学生時代に「あること」をした担任教師に報復を企てた6人の若者の顛末。カラフルなチラシとは裏腹な過激かつハードな内容は横行するある犯罪とそれに対する刑罰の甘さに対する小板橋主宰の激しい怒りの顕れか? その怒りは激情にかられて箪笥を投げつけるレベル?(笑)
そして「精神世界内」的な表現やジャック・ニコルソンを想起させるキャラクターなどにニヤリ。そんなこんなで「面白かった」。
ちなみに観ながら脳裏をよぎった言葉は「罪」「罰」「私刑」「人を呪わば穴二つ」など。
あと、あの悲観的な終わり方も印象的(ヤだなぁ)。主宰の怒りはいかばかりか?

実態劇「Macbeth -マクベス」

実態劇「Macbeth -マクベス」

OuBaiTo-Ri

東中野バニラスタジオ(Vanilla Studio)(東京都)

2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/21 (月) 15:00

(一般的な)劇場の舞台に客席を設置したような距離感で10人(だけ)の出演者で演じられる「ちゃんとしたマクベス」。
マクベスは「悲劇」ではなく魔女の言葉を信じ妻に尻を叩かれて分不相応な野望を抱いた小心者の自業自得的な末路と従来思っていたが、本作はそのあたりが前面に出ていて、その意味で黒澤明監督「蜘蛛巣城(1957年)」を想起。
また、役者がいくつもの役を演じるので、その割り振りはパズルのようで香盤表的なものでも作ったのかしらん?などと想像するのも楽しからずや。

グロリアストラベル

グロリアストラベル

桃尻犬

浅草九劇(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/20 (日) 14:00

青森で開催される「こどもパン祭り」に参加すべく向かうが渋滞に囚われたパン屋一行(+α)の物語。
「ドライブ中あるある」を誇張したような会話だけでも楽しいが、後半で「底が抜けて」からの展開に度肝を抜かれる(笑)。
さらに、もしかして危機?と思わせた家族の絆復活を思わせる終わり方が心地よい。
あと、前半での2台の車内を表現するシンプルな装置も舞台武術として見事。

携帯と太陽

携帯と太陽

演劇企画ユニット劇団山本屋

新宿シアタートップス(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/19 (土) 13:00

どこからか宅配便で送られてきた古い携帯電話をきっかけに故郷の「島」に帰った男(とかつての同級生たち)が「過去のある人物」を救おうとするが……な物語。いやまさか時間ものであろうとは。
そうして語られる東日本大震災犠牲者への鎮魂歌、カーテンコールでの山本主宰の挨拶も含めて胸に迫るものがあった。
また、終盤の津波の舞台表現も見事。
なお、主人公よりも先に他のメンバーが同様の体験をしていることに最近観た某映画を、また、救えるまで何度も繰り返すことに近日公開の某映画を連想。(笑)

或る阿呆ゥの終活

或る阿呆ゥの終活

らむらどぅプロデュース shared with 怪奇月蝕キヲテラエ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2025/07/17 (木) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

燃え尽き症候群的なものか現世に「飽きた」男がVRゲーム内で様々な死に方を試して……な物語。
終盤で生きがいに関してシリアス(悲観的?)にもなるが2人の男(主人公/裏主人公)が前向きになったことを示して終わるのが優しい。
また、アフタートークでらむらPの「幸せの絶頂を感じた時に死にたい」という考え方が本作の原点と聞き、その考えには賛否両方感じつつ三浦さんがそれをくみ取ってこういう形に昇華させたことに感心&大いに納得。
さらに怪奇月蝕キヲテラエのホームグラウンド的な新宿眼科画廊よりもシカケを使うことができるこの会場では「こんなこと」もできるんだ、と感心。
今後の怪奇月蝕キヲテラエの劇場公演への期待を煽ることでも有意義な公演だったのではあるまいか?

役に立たない言葉が欲しい

役に立たない言葉が欲しい

GORE GORE GIRLS

駅前劇場(東京都)

2025/07/16 (水) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/17 (木) 14:00

優雅なサロンを思わせる凝ったツクリの装置の中で繰り広げられるのは「全寮制のマナー教室(!)」の参加者たちと講師による会話劇。
「そんなマナーが!?/んなワケねーだろ!」な劇中マナーは昨今跋扈する自称マナー講師に対する揶揄に感じられ、また、一見丁寧であるが失礼なことをどさくさに紛れて言うのがフェイント的で楽しい。まさしく「会話劇の妙」か。

テン9

テン9

ペキニーズ・ドットコム

OFF OFFシアター(東京都)

2025/07/15 (火) ~ 2025/07/20 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/17 (木) 14:00

会場に入ると新作公演に向けた稽古の休憩中らしき小芝居(笑)が既に演じられており、開演定刻に稽古再開、という出だしから「鳥皮節」全開だが、以前のようにアイデアが迸るのに任せた(暴言気味)というか制御しきれないというか、な感(それはそれで面白いのだが:為念)が薄れ、物語としてのまとまり(?)もある感じ。
特に終盤、実際の観客を劇中に取り込むという得意技(笑)や怪談風味も交えつつ「報われなかった公演の怨念」的なものをああいう形で描くのがまた巧い。

海と日傘

海と日傘

R Plays Company

すみだパークシアター倉(東京都)

2025/07/09 (水) ~ 2025/07/21 (月)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/15 (火) 13:00

往年の松竹映画に通ずる(私見)「全てを語らずな奥床しさ」が特徴的な戯曲だが、2012年の SPIRAL MOON は「劇」小劇場、2018年の えうれか は古民家ギャラリーしあん と、いずれも小規模な会場での公演で具象的だったのに対してこちらは広めの舞台空間に畳6枚とその周りの「どの側からも縁側に使える」黒い板の間的な正方形の装置のみなのでかなり印象が異なる。
好みは別として演出・装置によってここまで変わるのか、というのが舞台演劇の面白いところ。早くも次回公演に期待。

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

鑑賞日2025/07/11 (金) 13:30

レビュー系でのオーケストラピットと客席の間に横向きの花道があるものを想起させる(しかも一部は可動式の)舞台と上手上方のレフ板のような白い大きな円型の装置、舞台後方中央から下手に下げられたカーテン状の布等が特徴的な空間で語られるのはテレビ放送黎明期の逸話。
その内容はもちろんだが個人的には冒頭場面をはじめとして先述の円型装置・布などを活用した影を使った照明効果に心惹かれる。
また、実在のものをベースにしたのではなく完全オリジナルな(推定)劇中歌にも感嘆。
さらに戦争が人々に残したものをさりげなく盛り込み声高ではなく反戦を訴えたのもイイ。
あと、狂言回し的な役どころを演ずる金子侑加・中野亜美お二方のメインパート(過去)と現在パートの老若の演じ分けも見事。
これだけのものがB席3000円ってウソだろ!?

ちはる塾〜「怖気2025」

ちはる塾〜「怖気2025」

制作「山口ちはる」プロデュース

下北沢 スターダスト(東京都)

2025/07/08 (火) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/10 (木) 14:00

女3男1の宅呑みで徐々に浮かび上がる「あれこれ」。コミカルで和やかな場面から始まるが次第に不穏になり「あんな結末」を迎えるのはジェットコースター感覚?
それにつけてもやはり「一番コワいのは人間」だよねぇ(真顔)。
また、途中から登場する人物の設定/見せ方/表現が絶妙で舌を巻く。終盤で明かされた時の「そうだったのかぁ、ヤラれたぁ!」感たるや♪
山崎洋平脚本、さすがだよなぁ。

Father Christmas, Don't cry

Father Christmas, Don't cry

しゅうくりー夢

ザ・ポケット(東京都)

2025/07/02 (水) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/08 (火) 14:00

幼い頃の「あること」を後悔している主人公のもとに「願いを1つだけ叶えてあげる」と言う天使が現れて、なハートフルファンタジー。
過去に(別人として)戻り(当時の)自分の願いを実現させようとするのは時間ものの定番ではあるが「その先」について案じさせる要素を仕込んでおき最終的にそれも解決するのが鮮やか。
また、主な舞台が昭和48年で当時のヒット曲や流行語などが頻出するので「あれはその頃だったか!」と世代的にツボる。
なお、2014年版は都合で観られず、2008年版を観ていたもののさすがに記憶の外(爆)。

2025ギャラリー公演「アイデンティティ」

2025ギャラリー公演「アイデンティティ」

劇団天動虫

Uptown Koenji Gallary(東京都)

2025/07/03 (木) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

寺山修司を引用しながらの帆足主宰の「劇場とは?/芝居とは?」な問いかけに導かれて幕を開ける短編オムニバス。
その内容は書き下ろし新作を含む三篇のほかに(寺山リスペクト的な?)ワークショップ発表会にかつて出演したピン芸人さんのコントと多彩な上に単なる羅列でなく合間に「あのドラマのストーリーテラー」よろしく帆足主宰の繋ぎが入るスタイル。
さらにラスト一篇の終演後、演技エリアに残っているジョニーさんに帆足主宰が「あなたは誰?」と問うて公演タイトルの「アイデンティティ」に言及するのがまた巧み。
長編も良いけれど、こういうバラエティセット的な公演もイイなぁ♪

六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~

六道追分(ろくどうおいわけ)~第六期~

片肌☆倶利伽羅紋紋一座「ざ☆くりもん」

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/07/02 (水) 14:00

吉原の遊郭から大金(と花魁)を盗み出した義賊一味と彼らを追う与力・同心・岡っ引きたちの顛末を描いた娯楽時代ピカレスクロマン。
おそらく講談などで定番であったであろう「それなー!」な人物設定・展開に外来語や現在の事物も交えてポップに仕上げて「楽しませるぜ♪」な心意気を感じる。
さらにオープニングとエンディングの男女の「舞」やエンディングでの核人物の見せ方などもショーアップされて巧み。そりゃあロングランするしリピーターも多いよなぁと納得。

煙が目にしみる【Mura.画】

煙が目にしみる【Mura.画】

Mura.画

劇場MOMO(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2025/06/29 (日) 12:00

オリジナルである鈴置洋孝プロデュースや加藤健一事務所(それぞれ複数回)はもちろんいろんな団体で延べ二桁回数観ている本作、それまで気丈に振舞っていた礼子が一人になった時に初めて泣く場面を礼子の背中で見せるのは記憶の範囲内ではかつてなく「このテがあったか!」と膝を叩く。
また、その後の浩介との「会話」場面で浩介の方向を向いていながら視線は(舞台上の)浩介から微妙に異なるというのも実に見事、演出/演技の勝利だね。(一方、その後に妻子3人が浩介を囲む形になるのは若干の違和感が)
さらに今まで観てきたものは舞台後方の大きな窓とそこから見える桜の装置が印象的だったが本作は小さめの窓(枠のみ)で桜もないというシンプルなもので、それでも外の様子が想像できたのは今まで観てきた体験によるものか?(反語気味)
他にも客席中央の通路も使うなどこの会場を巧く使った演出に感心。思えば前回公演もそのケがあり、次回公演への期待値アップ♪

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