Wの非劇
劇団チャリT企画
駅前劇場(東京都)
2023/05/17 (水) ~ 2023/05/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2023/05/19 (金) 15:00
大学時代によく拝見していた劇団で、その頃の懐かしさもあり、今回、駅前劇場に足を運びました。性被害という、とても重たい話題を扱いながらも、ウイットに富んだ笑いで包みながら物語を展開していく手腕は20年以上を経ても変わらずに見事です。この手の話は当然に重たい展開となりがちで、観客も目を背けたくなり、結果的に観客へと同時代を生きていることへの当事者性を押し付けてしまいがち(特に演劇の場合にはその空間と時間に立ち会うことになるので)かと思うのですが、きちんと問題の核心にコミットしながらも、人間の滑稽さをうまく観客と共有しています。
くんちゃん
ブルーノプロデュース
atelier SENTIO(東京都)
2012/09/28 (金) ~ 2012/10/02 (火)公演終了
満足度★★★
斬新な客いじり?
急な坂のスカラシップに選出されたとのことで、観劇。なかなかに興味深く拝見させていただきました。
俳優の記憶を手がかりに作品を構成していく、ドキュメンタリー演劇の第5弾。アフタートークまでを拝聴し、感じたことを。
GO HOME
サスペンデッズ
吉祥寺シアター(東京都)
2012/06/15 (金) ~ 2012/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
ドラマを越えていくこと。
親から子への遺伝と、そこに生じる想いを綴った普遍的で良質なドラマであると思います。
ただ、それ以上でもそれ以下でもないというのが正直なところです。それはこの作品でわたしは生身の人間を感じることができなかったから。
関数ドミノ
イキウメ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2009/05/08 (金) ~ 2009/05/24 (日)公演終了
満足度★★★★
SFの最高峰
舞台にも関わらず、ここまでのSF世界を立ち上げることに脱帽。むしろ舞台にしか醸し出すことができないSFに仕上げ、またSFと一口に言えない人間の心の底までを映し出した作品。小劇場である赤坂レッドシアター規模ならではの芝居とも言える。次回作は紀伊国屋ということなので、演出を変えてくるのか。そこも次回に向けて楽しみなようであり、今回の役者たちの痛々しい生き様が消えてしまうのではという懸念もある。ただ、客演の役者はステキだが、劇団員の役者にはもっと頑張ってもらいたい。どちらにせよ、これからを楽しみにさせてくれる団体ではある。
改造☆人間
田上パル
こまばアゴラ劇場(東京都)
2009/03/13 (金) ~ 2009/03/22 (日)公演終了
ROMANCEPOOL
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/07/26 (土) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
満足度★★
あんまり…かな。
まず、制作面。いくら最終日で超満員とはいえ、アゴラの規模で15分ちかく押すのはいかがなものか。たとえば受付に何人かいたんだから、1人が予約を確認して、もうひとりが料金の精算をすればもっと早かったのでは、と思った。これからの劇団なのに、そういったところで印象を悪くするのは非常にもったいないことだと思う。
また内容もオムニバス形式ということもあったけれど、散漫としていた。前回観た『よるべナイター』のほうがよくわからないけど魅力的で、でも物語がこちらに浸透してきて、非常に面白かった。
ワールズダッチ
青年団若手自主企画 大久保企画
アトリエ春風舎(東京都)
2008/07/16 (水) ~ 2008/07/21 (月)公演終了
盟塹壕大切(かみかけてざんごうたいせつ)
劇団東京ミルクホール
SPACE107(東京都)
2008/07/17 (木) ~ 2008/07/21 (月)公演終了
満足度★★★
なかなか面白いよ。
初日を観ました。馬鹿らしくてなかなかいい。
笑いの要素が満載だけれど、その笑いの中からなにか、真に迫る人間の物語があるといいような。。それは脚本には要素としてあるけれど、役者の演技で魅せることができていない。今の時点でもなかなか面白いけれどね。
相思相愛確信犯
MU
駅前劇場(東京都)
2008/07/09 (水) ~ 2008/07/13 (日)公演終了
満足度★
ふつうに…
つまんなかったなぁ…前にOFFOFFで観た短編が面白かっただけに、非常に残念。
ムダと思える台詞も多く、かといって内容もない2時間10分。脚本がダメなだけに、役者の演技も良くなく見える。
五人姉妹(追加公演決定)
ミクニヤナイハラプロジェクト
こまばアゴラ劇場(東京都)
2008/07/09 (水) ~ 2008/07/13 (日)公演終了