写真一覧（Gooday Co. : 全て）

1998年上演
Good Day @ factory　第零回公演
「rise」

於：都立大学付属高校内特設舞台
　　シアタートラム

舞台は21XX年の月面生体実験施設。

ここでは、4人の研究者達が人類の
月への移住のための研究を続けている。

そんな中、突然地球で大規模な核爆発が起こり
施設に1人の青年、
ムラカミ ケイスケがたどり着く・・・。

1999年上演
Good Day @ factory Seasen\'s Greetings
「Winter Prologue」

於：アール・コリン（荻窪）
追加公演：ウッディシアター中目黒（中目黒）

舞台はちょっと変わったカフェBlue Moon。

この店のマスター夫婦と従業員の野崎は、店に集まる人々と退屈だが楽しい日常を過ごしていた。

まるで、一年前に彗星が持ち去った大切なものを忘れるかのように。

そんなある日、一年前に失われたはずの彼女がBlue　Moonに現れた･･･。


･･･あのパーティーの前のBlue　Moonへと。

このまま何も変わらずに、何も変わらずにいることもできたはずなのに。

しかし変わることは必然であって、そして僕達は変わっていくことがとめられないのであれば

勇気をもって自らが変わることを受け入れよう。
　

2000年上演
Good Day @ factory Centennial Greetings
「春を告げる祭りの中で」
この叙事詩をあの空へ飛び立った1,035余の神々へ捧ぐ

於：ウッディシアター中目黒（中目黒）

昭和２０年の春、陸軍少尉である村上圭介は、第五十一振武隊に配属され、南九州の突端にある知覧飛行場におりたった。

隊員の事故により第五十一振武隊は出撃延期の命令を受けることになる。

しかしこの猶予こそが彼らに美しい思い出を捧げることになった。

そして延期解除。

数々の想いを各々の胸に抱いたままとうとう出撃の朝を迎える。


“この戦争は祭りだ”　“春を告げる…祭りだ”

2000年開催
Winter Greetings
「maria」
Presented by StoryWorks

於：DR.JEEKAHNS（渋谷）

2001年上演
Theatrical Company G-gate Depatures Tr.001
「biography」
貴女の好きな人に、なれますか

於：ウッディシアター中目黒（中目黒）

平山病院にインターンとしてやってきたミヤケユウスケはその病院の精神科に通う少女、シイナマリカの担当を任される。

ミヤケは人格同一性症候群に苦しむマリカを救うため、異端的理論とされる人格前世共有理論をもとに前世療法を試みるのだが、その治療は困難を極める。

しかし、長期にわたる治療の結果、マリカは自らの内に眠る不思議な記憶を語り始めた…。

そして・・・物語は５０年前へとさかのぼる――――

“また、会えますよね？”　“大丈夫、すぐ会えるから“

2001年上演
Theatrical Company G-gate Depatures Tr.002
「Inspire」
あなたは私に生かされている

於：ウッディシアター中目黒（中目黒）

マインドホスピタル

そこは自殺未遂者を収容し、独自のプログラムにより患者を社会復帰させる玉の施設。

自殺時の後遺症により記憶を失った男、ムラカミケイスケは、他の患者と交流を深めることにより自分の記憶を取り戻したいと考えはじめる。

しかし、行動を始めたムラカミは恐るべきプログラムの存在を知ることになる。

そのプログラムの名前は・・・

Project Inspire

2001年開催
Winter Greetings
「Gift」
この世界のすべての人たちが自分のそばにいる人々を大切に思うように、大切なすべての人たちへ…
―Gift for You―
Presented by StoryWorks

於：PolePole（代官山）

2002年上演
Theatrical Company G-gate Voyage Tr.003
「rise／光の街へ」

於：銀座小劇場（銀座）

舞台は21××年の月面生体実験施設「エコカプセル」
ここでは4人の研究者たちが人類の月への移住のための研究うぃお続けている。
そんななか、地球で大規模な核爆発が起こり、
施設に一人の青年がたどり着く…。

2002年上演
Theatrical Company G-gate Voyage Tr.004
「Yes, I Will...」
どれだけの涙を流したら　自分でよかったと思えるのかな

於：ウッディシアター中目黒（中目黒）

ナツミは3年前に亡くした次女ユカの遺品を整理中に幾つもの手紙を発見する。
ふと手紙の差出人を見ると、そこにはシンジという名前があった。
それはかつて亡くした最愛の夫の名前であった。
奈津美はこの手紙の差出人、シンジの捜索を長女ミカの恋人で、フリーライターのユウスケに依頼する。
ユウスケは条件付きでナツミの依頼を受ける。

―ユカのことを本にしたい―

ユウスケはユカのことを知らなかった。
なによりミカに聞くことができなかった。
ユウスケはミカの心の闇がユカの詩に起因していることに気づいていた。
ユカを知ることにより、ミカのすべてに触れたい。
ユカの面影を求め、ユカのかけらを集め―

ユウスケとミカの命の旅が始まる。

2003年上演
実験工房vol.1
「桜マンションの資産運用」
「古道具屋顛末記」

於：planB（中野富士見町）

「桜マンションの資産運用」
とある新築マンションに住む新婚さん。ある日、玄関の前で１００万円を拾ってしまう！
　妻　　「警察に届けても１０万円よ！！」
　旦那　「それはもったいない！」
１００万円の行く末について協議していたこの夫婦。
でも、人間やましいことは考えてはいけません。
こういうときに限って、やっかいな訪問者がやってきます。
　訪問者「結婚カウンセリングしませんか～？」
　妻　　「なんで、こんな面倒な人を家にあげるの！」
　旦那　「勝手にあがってきたんだよ～。」
さてさて、このカウンセラー、やっぱり一癖ある人物。
１００万円も絡んで、この先この夫婦はどうなるの？！

「古道具屋顛末記」
目利きの鑑定士とその弟子。
謎の男と三種の神器。
そして謎を解く鍵を握る老人
遺産、剣、鏡、勾玉
秘められたメッセージ
鑑定士は三種の神器に隠された謎を解き明かすことができるのか！

2004年上演
Theatrical Company G-gate Voyage Tr.005
「あのきらきら輝く君のほほに触れた」
たとえ神様に叛いたとしても 僕は君にふれていたい

於：サニーサイドシアター（新宿）

「海を見ようか…」
ある事故を境に始まる三人の奇妙な生活
生命の奇跡を経てたどりついた場所
そして最後の気持ちを伝えるために、あの約束の地へ…

2004年上演
実験工房vol.2
「つぶあん氏THE☆再就職作戦」

於：ウッディシアター中目黒（中目黒）

失職中の男はふと手にした軍隊の隊員募集チラシを見て、淡い夢を抱きながら応募する。
「かっこいい」「強そう」「もてそう」数々の夢を砕き、明らかに場違いな男は、
その現実に翻弄される。そして、戦地の前線で、男はとうとう人を殺してしまう…

2004年上演
Gooday Co.1
「火風の標」
1944年　冬　一つのトランクが海を渡る　その身に願いと絶望をつめ込んで

於：しもきた空間リバティ（下北沢）

敗戦の色濃く、本土決戦がまことしやかにささやかれるようになった年の瀬、
沖縄小禄飛行隊所属の海軍中尉高梨平助のもとへ、東京より麻生という男が訪れる。
外務省より特務を帯びてきたというこの男は、高梨に対してある「任務」を要請する。

任務とは、日本軍占領下にある台北へ赴き、そこで待つ関東軍将校、小社智成少佐より「あるもの」を授受、
可及的速やかに沖縄へ運搬するというものだった。
それは麻生曰く、「この鬱屈した戦局を打破し、世界を変える」為のものだという。

高梨はいぶかしみ、要請を拒否するも、妹、貴子を人質に取られたことを知る。
高梨は意を決し、部下である島崎とともに任務遂行のために台湾へわたる。

高梨は、任務に対する不信感と共に、自分が任務に選ばれた縁を感じていた。
わずか数か月前、前線といわれたフィリピンのセブで体験したあのできごと…。

戦争の終わらせ方と、行く宛のない未来を求めて。

命を賭して人間の尊厳を守ろうとした人々の、魂の物語が、幕を開ける。

2005年上演
Gooday Co.2
「Exhibition」
この万博が終わったら　一緒にどこかへ　行こうか

於：西荻WENZスタジオ（西荻窪）

1970年、大阪・千里の丘陵にて開かれた、未だ史上最大規模を誇る万国博覧会。
国の威信をかけた万博の成功へ向けて、人々の期待と熱狂が高まる中、
水上衣里は、憧れのスタッフとして働きはじめる。
はじめは緊張を隠せない衣里だが、個性的で心根の優しい同僚や理解者に囲まれ、次第に打ち解け、仕事に熱中していく。
ある日、衣里は万国博覧会で一人の学生に出会う。
恋人がいながら、彼への気持ちを押さえられず、だんだんと彼に落ちていく衣里。
しかし、そんな矢先、恋人がとんでもないことを言い出した。

時代の熱狂に押され、衣里の運命も廻りはじめる。
万博という熱狂と、その熱狂のあとへと…。

2005年上演
Gooday Co.3
「窓辺の稜線」
眺む山並に　映されし日々を　懐かしむ

於：麻布die pratze(六本木)

山奥の村に一人で住んでいる老人、アキ。
そのアキを訪ねてくる友人、タツ。

二人は自分達が生きてきた道筋を確認するように語りだす。

忘れることができない出来事。
戦争、公害、海の向こうで起こった悲惨な事件。

そして、いつまでも忘れることができない人々。
戦争へ行った兄、公害に倒れた妻、正義感のある息子、
そして村の人々…。

彼らは静かに視線を山の稜線へと走らせていく。
視線の先にかつて愛した人々がいるかのように。
そしてもう戻っては来ない昭和という時代を見つめるように…。

2006年2006年上演上演
実験工房 vol.3
「願いを込めたガレキの中で鬼は嗤った」

於：アートスペースプロット(阿佐ヶ谷)

ある事件によって廃墟と化した土地。
人々は、心や体に傷を負いながらも希望を捨てずに生活している。

いつからか、ある場所に人々のメッセージが集まりはじめる。
無事を知らせる声、連絡を待つ声―。

さまざまなメッセージの中に埋もれるようにして、一枚、他とは異なるメッセージが貼られている。
そのメッセージは、人々に希望を与えるものなのか。

それとも・・・

2006年上演
Gooday Co.4
「echoes of life」
この魂の記憶よ　響き渡れ

於：吉祥寺シアター（吉祥寺）

断崖絶壁に囲まれた丘の上に、その集落はあった。
彼らの生活は、時を超え永きに渡り、丘の上で繰り返されてきた。
外界に触れることなく、外界を知ることなく、
ただ淡々と。
その集落で、若き頭領が生まれようとしていた。
これまで何度となく繰り返されてきた
頭領の交代。
彼の元、集落は一層の繁栄を遂げるはずだった。
しかし、ある出来事でその調和は崩された。
そして、集落は激動の渦へと投げ出される･･･。

2007年上演
Gooday Co.5
「今宵、ただ静かにすごして」
こうやって僕らは　何かを選んで　生きていくんだ

於：シアターブラッツ（新宿）

そこは、小さな家族の営む、小さなダイニング・バー。
今夜もどこからか、一人、また一人、いつもの顔が集まってくる。
ほんの少しの憂いを抱えて、ほんの少しの安らぎを求めて。
世間話に花は咲き、垣間見える哀しみの横顔。
そうして今夜も、宵は深まっていくー。