CF マレビトの宿る社(奈良・町家の芸術祭はならぁと)
作品紹介
奈良・町家の芸術祭はならぁと
宇陀松山エリア マルカツ会場
マレビトの宿る杜
キュレーター 森麻奈美
よその地から来た3人の作家がここに棲み込み、演劇を使って土地の記憶を浮き彫りにしていく。歴史という名の土地の記憶、家族や家の記憶、あるいは誰か個人の記憶など、さまざまな単位の記憶があるだろう。それらは複雑に絡まり合い、今の宇陀松山の景色を作っている。ここで3人がどのように「土地の記憶」を見せてくれるのか、それはまだ私も知らない。ただ観客がこの場所で時間を過ごし、記憶の層の重なりに身を置く中で胎内めぐりのように何かにたどり着くこともあるのではないかと思う。
ここはかつて家族が暮らす家だった。商いもしていた。今はマレビトが人を惑わせ導く社である。マレビトたちは演劇を介してあなたと土地の出会いを祝福し、えにし:縁を結んでくれる。層の重なりの中で浮かび上がってくるこの土地はきっと、住んでいたあなたにとっても初めて出会う場所となるだろう。他の地から来たあなたは、どうかこの社での体験を大事に、この土地の景色を見てほしい。
武田力「わたしたちになれなかった、わたしへ」
開催日|10/24(土)18:00- 25(日)14:00- 31(土)18:00-
11/1(日)14:00- 11/2(月) 18:00-( 3(火・祝)14:00-
鑑賞料|1000円 事前予約制 ※当日券あり
アムリタ「から、へ、流れる」
開催日|10/24(土)14:00- 25(日)18:00- 10/30(金)18:00- 31(土)14:00-
11/1(日)18:00- 2(月)14:00-
鑑賞料|1500円茶菓子付き 事前予約制 ※当日券あり
渡辺瑞帆『影の踏む家』(常設舞台)
開催日|10/24(土)-11/3(火) 10:00-17:00
上演時間 計77時間