『ウォッシュザイエロー、インザドラム-one coin my life-』
→「最近バイトをコンビニに変えた。
相変わらず、大きな夢とかロマンとか、そんな大層なないものはない。あたしの日常はごくごく平和だ。こんな生活に私は満足している。」
フリーターのあやのがいつも通うコインランドリーに、ある日突然『洗濯機の住人』が現れた。
住人はあやのに問いかける。
『命の洗濯をしないかい?』
イノチノセンタク、、、、?
ちょっと変わったご近所さんたちが集まるコインランドリーで、住人は当たり前にそこにいる存在になっていく。
あやのだけ、何かがおかしくなってしまった非日常に違和感を覚えていく。
同じ頃、子供ばかりを狙う通り魔のニュースが町を騒然とさせていた。
何度も子供を殴打した後、黄色のペンキをぶちまけるというきわめて悪質な犯行。
そして必ず残されているメッセージ。
『choose your madness』
オマエノキョウキヲエラベ、、、?
女たち、イエローペンキ、住人、こども、ロボ戦士ニャンダム野郎、凶器、狂気、洗濯、選択、宣託。
暴力、不条理。
街に広がっていく黄色いペンキ、やがて全てがつながり世界の本当が姿をあらわし、センタクを迫る。