写真一覧（KUDAN Project : 全て）

２００７．３．１７．
撮影：山崎のりあき
会場：ザ・スズナリ

２００７．３．１７．
撮影：山崎のりあき
会場：ザ・スズナリ

２００７．３．１７．
撮影：山崎のりあき
会場：ザ・スズナリ

二人芝居＜最終章＞は、文学界の巨匠・筒井康隆氏の活動大写真小説を究極の舞台化！

世界を驚愕させる演劇が今、始まる。

ドスンッ！　って音、心で聞こえた―
ダレモミタコトノナイ演劇、大名古屋に出現！

《小劇場演劇の一つの到達点》、《日本演劇界の至宝》とまで評された二人芝居『真夜中の弥次さん喜多さん』を100人規模という新たな視点で舞台化。登場人物は老人から子供まで老若男女、国籍や言葉の違いを超えた登場人物総勢１61人。

始まりも終わりもない混沌としたミタコトモナイエンゲキ、全く新しい『真夜中の弥次さん喜多さん』が、巨大な生命のうねりと共に壮大なスペクタクルとして名古屋の大劇場に出現しました。

二人芝居『真夜中の弥次さん喜多さん』
しりあがり寿氏の傑作漫画作品「真夜中の弥次さん喜多さん」+「弥次喜多in Deep」（第5回手塚治虫文化賞優秀賞受賞）を原作とし、天野天街が脚本・演出を手掛けた二人芝居。

再演のたびに数多くのメディアに取り上げられてきた同作品は、「脳が溶けそうな悪夢をそのまま快感として提示する、とんでもない二人芝居」として国内だけでなく、北京・ハルピン・重慶・マニラ・クアラルンプールなどでも上演され、各都市で圧倒的高評を得ました。

くだんの件』は天野天街が初の二人芝居として書き下ろした、謎解き色の強い異色作です。
台北、香港で初の海外公演を実施、その後も北京、広州、釜山などで上演され、アジア演劇界に大きな衝撃を与えた傑作二人芝居です。1995年に初演、1998年に『劇終/OSHIMAI～くだんの件』と改題。
イメージを果てしなく増殖させ、その果てにさらに大きなイメージを結実させる天野独自の重層的作劇術が遺憾なく発揮された本作品は、KUDAN Projectの原点でもあり、天野の演劇手法の集約ともいえます。