公演情報
「舞台『千と千尋の神隠し』【5月17日~19日12時、22日12時、25日12時、6月25日~7月3日の公演中止】」の観てきた!クチコミ一覧
映像鑑賞
満足度★★★★★
7/3(日)12:00 上白石萌音 主演 (愛知公演7/3休演に伴い)帝国劇場収録ver配信観劇。
超こだわり演出/舞台装置が半端なく、宮崎駿作品への並々ならぬリスペクト。
ハク、湯婆婆、釜爺、リン、カオナシ、そして千尋、全てのキャラも秀逸!
鳥肌もののジブリ映画「千と千尋の神隠し」完コピ舞台。
大絶賛!
実演鑑賞
満足度★★★★
橋本環奈さん、夏木マリさんなどのキャスト回を拝見。
基本、良い意味で映画をそのまんま完全再現。
舞台を観慣れた身としては、お金がある団体がどんな演出、
映像や照明などで新しい世界を観せてくれるかと期待していましたが、
これまた超良い意味で「アナログ」「人力」で魅せていて、
初めて舞台を観た人にはとてもすんなりと楽しめる気がしました。
唯一、事前に私自身が期待していた部分で叶わなかったのが、
「いつも何度でも」が歌唱や、音楽で使われる事も無かったのが残念でした。
ここまで完全再現してるのだから、どこかで使って欲しかったな…
「舞台だから」と足されたセリフも幾つかありましたが、
99%は映画通りのセリフで、ある意味で舞台を観られなかった人に
「いや、映画通りだったから観なくても良かったと思ったよ」という
感想を伝えても、恐らく全く不思議じゃない作品でした。
「チケットが非常に取り辛かった」という点を除けばたぶん、
観た人から大きな批判は出ない作品だったな、と思いました。
実演鑑賞
満足度★★★★
映画のファンタジーを、アナログの人力総動員で舞台に見事に再現していた。目を楽しませる満足の3時間(休憩込み)。能舞台をヒントにした橋掛かり付きの回り舞台が、4面をそれぞれ違った場面に衣替えしながら場面転換をスムーズに。妖怪変化の動きはワークショップで試行錯誤したらしい。工夫が見られたのはいろいろあるが、釜爺の6本手、湯婆婆のド怒り顔、三つの頭の頭(かしら=五十嵐結也が半裸で熱演)、龍のハク、巨大化するカオナシ、鳥やネズミのパペットなど。銭婆のもとへ行く水の上を走る列車シーンは、スクリーンの水辺の映像を使って、油屋とは異なる静かな雰囲気を一瞬で創っていた。
映画通りといえば、冒頭、ハクに手を引かれて走る千尋の、上向きに折った手を振りながらのポーズは、「そういえば」と懐かしかった。
カオナシは有名ダンサーの配役で、油屋の中に忍び込むシーンや、水底を泳いで千尋についていくシーン、くねくねしつつキリッとした独特の動きが印象に残った。
宮崎駿映画の中でも、メッセージ性の低い、つかみどころのない作品。舞台を見ながら「鶴の恩返し」の鶴がハクに変わったような、民話的テイストを感じた。千尋が過去を思い出し、ハクが名前を取り戻す場面は素直に心が動いた。リフティングしながら空中(水中)場面をつくっていた。もちろん全編には拝金主義批判、自然破壊の文明批判もちらちらみえる。