蝶のやうな私の郷愁 公演情報 蝶のやうな私の郷愁」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    序盤の夫婦の会話でほんわかした気分になり
    この展開がいつまでも続いてほしいなと思った。
    終盤にかけての何とも言えない重苦しい感覚、
    全部を説明しない、なんとなくそうなんだろうな~と思わせる上手さが良かった。

    もう1度観劇した作品でした。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    どのような非日常が出てくるのか楽しみでした。

    ネタバレBOX

    大雨の夜、妻と帰宅した夫との会話を通して、「夫には浮気相手がいるのではないか。夫の姉は妻である自分に嫉妬して自殺したのではないか。大雨の結果、家ごと濁流に巻き込まれたのではないか。等々」色々想像させられる話。

    衣装も含め、全体に薄茶色っぽく統一したかったのだとは思いますが、材木の切れ端を小道具に見立てるのは、新聞や茶わんなどの物の名称を一々点呼しながら演技されると返ってウザったく感じました。
  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    延期された公演の中でも観たかった一つ。期待は裏切られず大満足。変哲のない夫婦の日常の刹那性と永遠性。のっけから永山演出の読み解きに感覚動員され、松田正隆作品である事を忘れていたが正に松田作品。
    二人芝居の出演者の一人は2018年永山氏による東京レジデンス作品「島」にも出演していた日高氏、そして“我らが”多田香織女史(KAKUTA)。子のない夫婦の一つの関係の図は、過去に規定されつつ現在に縛られつつたゆたう。何気ない生活の断面が、黒い舞台の中に儚く切なく映えて美しい。
    日常の場面をかたどる俳優の演技は、陥りがちな定型にハマらず、生き生きと時間は過ぎて行く。俳優両氏に敬意を表する。

    さて永山氏の演出には抽象表現がさりげなく多用されるが、読み解きが追い付かない事がままある(「島」でもその経験をした)。本作のラストも何か大切な事が示唆されていそうであったが、「何」であるかは判らず。ただしこの舞台の醍醐味はその時間経過にあり、謎解きの比重は高くなく結末は何にも置き換えられる(解釈を完全に観客に委ねている)感も。
    特段の「幸福」エピソードもないこの夫婦を、作者は一つの理想として描いたのだろうか、と永山演出のこの舞台から想像した。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2021/05/28 (金) 19:30

    本ユニットの東京初登場。面白かった。
     抽象性と具体性のバランスの取り方が巧い。松田正隆89年の作品(99年に改編?)で、いろいろな所で上演されている作品だが、私は初見。KAKUTAの多田香織とFUKAIPRODUCE羽衣の日高啓介が演出の劇団こふく劇場の永山則夫と作るユニットが、昨年の4月に宮崎で上演した後、コロナ禍で流れた東京と三重での上演をするという1年がかりでの作品だが、その分しっかりと熟成されていたように思う。台風の中、アパートに帰宅した夫と妻のとりとめもない会話の中に、時折紛れ込む思い出の部分、という作りと言えようか。思い出の部分には抽象性があり、具体的な夫婦の会話の部分との落差を、発話でしっかり切り分ける、役者2人の力量が光った。
     冒頭、夫が妻を背負って、一方が「Yesterday Once More」を歌いながら他方が抽象的な言葉を投げるシーンで「タンスが2点」という表現を聞き、言葉の選択がテイストに合わず(「2棹」だろう)興覚めしてしまい…。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    ■70分強■
    ワケあり男女の愉快な会話と、その奥に垣間見えてくる闇…。木を基調としたぬくもりのある舞台美術も相俟って、なんとも味わい深かった。

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