子午線の祀り 公演情報 子午線の祀り」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
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  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    言うまでもない名作を4年前と同様野村萬斎氏の演出と主演で。キャスト数も上演時間も削っての上演はより研ぎ澄まされた印象で、月を思わせるセットの上を駆け抜ける人々の姿と声の美しさが際立った。

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★

    鑑賞日2021/03/21 (日)

    価格5,880円

    21日14時開演回を拝見。

    コロナ禍での上演を考慮した「濃縮版」とはいえ、第一・第二幕で各85分(途中休憩20分挟む)計170分の長丁場だったが、力量ある演技陣に、武満徹の劇伴、中央に置かれた円形舞台、天上に輝く星々の照明…大いに感銘を受けた。

    ネタバレBOX

    【配役】
    平知盛…野村萬斎さん
    源義経…成河(ソンハ)さん(エキセントリックな義経を熱演)
    現代の女/影身の内侍…若村麻由美さん(映像の世界でもお馴染みの方)
    平宗盛/舞姫…河原崎國太郎(かわらさき・くにたろう)さん(緊迫した舞台に「宗盛」が一瞬のやわらぎを!)
    梶原景時/水主…吉見一豊(よしみ・かずとよ)さん
    阿波民部重能…村田雄浩(むらた・たけひろ)さん(映像の世界でもお馴染みの方)
    武蔵坊弁慶…星智也さん
    平時忠/後白河法皇/舞姫/水主/郎党…月崎晴夫(つきざき・はるお)さん
    二位の尼(時子)/舞姫/水主…金子あいさん
    平重国/梶原景高/山鹿兵頭次秀遠/舞姫…時田光洋(ときた・みつひろ)さん
    能登守教経(のりつね)/いま一人の武士…松浦海之介さん
    悪七兵衛景清/梶原源太景季(かげすえ)/安藝太郎/監物太郎
    …岩崎正寛(いわさき・まさのり)さん
    伊勢三郎義盛…浦野真介さん
    越中次郎兵衛盛嗣/梶原三郎景家/安藝次郎…神保良介さん
    船所五郎正利/水主…武田桂さん
    武蔵守知章/右衛門督清宗/三郎左衛門景経/舞姫/一人の武士
    …遠山悠介さん、
    佐藤四郎兵衛忠信…森永友基さん
  • 満足度★★★★

    三日月の形をした舞台、回ったり、割れたり、変化が美しかったです。野村萬斎さん、立ち姿が美しく、声がセリフが音楽のようです。お会いしたかった成河さん、期待を裏切らず成河さんでした。
    大河ドラマのような舞台でした。

  • 満足度★★★★

    従来よりも上演時間を短くし(休憩込み3時間)た。カットは役にも及び、出演者を31人から17人にしたという。全文上演は4時間半。これまで多少カットしても4時間近かったことから大幅にスリムにした。スピーディーでありつつ、テーマもクリアになってよかった。非情な天の動きは「人の世の営みとはかかわりもないこと」なのか、という知盛の問いに対し、影身が関係ないとはいわず、ただ「非情なものに、しかと眼をお据えください」というせりふの微妙なニュアンスがよくわかった。

    舞台中央に傾斜した三日月形の高い舞台を作り、その中央の空間を、時に船内に、時に海面にと、いろいろに見立てた。冒頭のナレーションから影身(若村真由美)はずっと後ろ姿で舞台に立っているし、三幕ではずっと、背景にろうそく?を持った影身の姿が見える。四幕の合戦では、中央の知盛(野村萬斎)の後ろに背後霊のように民部(村田雄浩)がずっといる。公演プログラムのインタビューで、萬斎が影身と民部の存在感を高めたいと述べていたが、それをわかりやすく示した演出だった。宗盛(河原崎国太郎)の無能な善人ぶりもクリアで、彼のだめぶりの場面では必ず笑いが起こった。「子午線の祀り」の笑いは貴重である。

    知盛はハムレット、対する源義経(成河)はドン・キホーテである。平家方の知盛―民部の主従・対立関係と、源氏の義経―景時(吉見一豊)の関係が対比されている構造もよく分かった。戯曲をスリム化した効果だと思う。

    この作品を見るたび、結局、人間は自然の法則・歴史の法則には逆らえないのかという諦念を感じ、作者の意図をどう受け取めればいいのか困ってしまう。今回も一層そう思った。

    ネタバレBOX

    客席は市松模様の50%だった。

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