vol.16
女たちのブルドッキングヘッドロック
実演鑑賞
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2009/04/10 (金) ~ 2009/04/19 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.bull-japan.com/
期間 | 2009/04/10 (金) ~ 2009/04/19 (日) |
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劇場 | 新宿ゴールデン街劇場 |
出演 | 永井幸子、山口かほり、三科喜代、深澤千有紀、藤原よしこ、岡山誠、黒木絵美花、津留崎夏子(世界名作小劇場)、森谷ふみ(ニッポンの河川) |
脚本 | 喜安浩平 |
演出 | 喜安浩平 |
料金(1枚あたり) |
2,800円 ~ 3,300円 【発売日】2009/03/07 (日時指定/全席自由) 前売/2,800円 当日/3,300円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | 【チラシより】 私は今、興奮している。 私、喜安がもう30年近くになるだろう、心の奥にしまい込んできた【無数の女をかこって、あんなことやこんなことをさせたい】という野望を実現させるためのプロジェクト、それこそが今回の「女々しくて」なのである。まさに時は来た。万感の思いとはこのことであろうか。私は今、興奮しているのである。 野望のためなら手段は選ばない所存だ。作・演出という立場を利用して、いろんな事をさせてやろうと思っている。きっとあの女たちは、苦い顔をして、しかし作品のためだという言葉に騙され、従順に指示に従うはずだ。私は王様気分だ。仮に従わなかったとしても、あらん限りの工夫でもって従わせていく。この日のために作家を続けてきたのだ。私が知りうる全ての言葉を尽くして説得しよう。メール。電話。待ち伏せ。土下座。断りきれるものではないのではないか。 だが逆に嫌われないための工夫も必要だ。優しい笑顔と惜しみない出資。おごったり、贈ったり、たまには現金を封筒に入れてそっと渡してみたり。お金の力は凄いと聞く。使わない手はないのだ。もちろん、これまでじゅうぶんに喜安はけっこういい人だという刷り込みも済ませてある。バカ野郎、これまでなんのためにヘコヘコしてきたと思ってるんだ!! だがしかし、それでもなお不安は尽きない。私の心の王国は今も情勢不安。口答えされる。煙たい顔される。遠くの方でコソコソ笑われる。興味が無い。そんな態度を見せられる度に、ガラスのハートは大きく傷つくのだ。恐るべし、無数の女たち。言うほど無数でもないし。しかもよく見れば男が一人混ざっているではないか!! 描くのは無数の女の人生の断片。母親、姉妹、恋人。女たちが次々にあんなことやこんなことをするだろう。頑張れオレ、野望の実現まであと少しじゃないか。難攻不落の女たちを相手に、たとえなにかの藻屑となって散ろうとも、私は戦う覚悟なのだ。女たちのブルドッキングヘッドロックだと?あの女たちのどこが女々しいと言うのだ。 喜安浩平 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 照明:斎藤真一郎(A.P.S) 音響:水越佳一(モックサウンド) 舞台美術:喜安浩平 音楽:西山宏幸 衣裳:山口かほり 宣伝美術:オカイジン スチール:nana WEB:寺井義貴/久野ひろみ 制作:J-Stage Navi(田中絵美/林拓郎) 協力:ナイロン100℃ ダックスープ イマジネイション 玉井企画 Queen-B 世界名作小劇場 ニッポンの河川 企画・製作:ブルドッキングヘッドロック |
チケット取扱い
この公演に携わっているメンバー6
私は今、興奮している。
私、喜安がもう30年近くになるだろう、心の奥にしまい込んできた【無数の女をかこって、あんなことやこんなことをさせたい】という野望を実現させるためのプロジェクト、それこそが今回の「女々しくて」なのである。まさに時は来た。万感の思いとはこのことで...
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