公演情報
「FORTUNE(フォーチュン)【北九州公演中止(2月28日~3月1日)】」の観てきた!クチコミ一覧
満足度★★★
鑑賞日2020/02/01 (土) 13:00
座席2階
悪魔と契約して成り上がり堕ちる男の陰鬱洋物地獄変。結末に滅入るわ重いわ。一幕の山場からの盛り上がりが意外と静かめだった気が。
ステージ上で3人並んだ姿はなんとも可愛く、狂気を覚えるような不気味さが薄く見えてしまったのは残念。
主演女優さん、まとめた髪形だと映像の印象が強くてその延長の作品を見てるみたいで、せめて舞台用になんか変化つけていいような。
観客が選ぶ助演女優賞なんてものがあるなら、今回の田畑さんに一票投じたい。
悪魔の存在が根付いた国の人や宗教感が徹底しつていると、もっと深い理解が出来るんだろうな、と口惜しい気も。
真紅の幕の使い方がなんとなくデヴィッド・リンチ風で、舞台の奥行きを活かしながら簡素でシャープなセットはなんらかの気配を感じて良かった。
満足度★★★
いいところもあるのだけれど、一言で言えば「なんか盛り上がらない」。これは劇作教本的に言うと、起承転結の、「転」における直前と最高点の落差が小さいということになる。一番盛り上がるのが「承」にあたる1幕の終わりの米国西海岸のビーチ場面。悪魔(田畑智子)と契約したフォーチュン監督(森田剛)が、なんでも思いのままにできるからと、嫌味な映画プロデューサーをヤギに変えたりして、相手を震え上がらせるところ。
その後、2幕では、契約してまで手に入れた恋人マギー(吉岡里帆)が去っていく(フォーチュンはなんでもできるのに、あえて止めない)など、あとは破滅へ一歩一歩進むだけで、展開が一本調子。
さらに言えば、動きが小さくて、大劇場の広い舞台を埋められていないのも、印象を弱くする。
田畑智子の悪魔は、蠱惑的で、妙な明るさの裏に荒みがあって、素晴らしかった。
100分、休憩20分、60分。限りある命、誰にも平等に過ぎる時間、予測不可能な未来という人間に与えられた恵み、そして罪と罰について。物語「ファウスト」が示すものがやっと腑に落ちた気がする(きっとまだわかってないけど)。美術、演出が凄い。鮮烈、奇抜に見えてアナログで王道。劇場の異化効果も踏まえ虚空、宇宙、脳内に飛ぶ。出演者は根岸季衣さんが素晴らしかった。
満足度★★★★★
鑑賞日2020/01/13 (月) 18:00
※プレビューなので変更される可能性あり。セリフに同時通訳的なところがあり、気になりました。演出や舞台芸術が素晴らしい。また悪魔役の田畑さんがドンピシャな演技。チケット取れないだろうけど、プレビューからどうかわったいったのか?千秋楽に行ってみたい。