実演鑑賞
スタジオ・シアターSPARK1(東京都)
2006/11/24 (金) ~ 2006/11/27 (月) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://mumermaid.exblog.jp/
期間 | 2006/11/24 (金) ~ 2006/11/27 (月) |
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劇場 | スタジオ・シアターSPARK1 |
出演 | 藤本真弓、山乃花絵、菊地未来(東京タンバリン)、吉岡亜沙美、船津奈緒子、まつり、植松久恵、金崎敬江(bird's-eyeview)、橋本恵一郎(ククルカン)、熊野善啓(チャリT企画)、ハセガワアユム(MU) |
脚本 | ハセガワアユム(MU) |
演出 | ハセガワアユム(MU) |
料金(1枚あたり) |
2,500円 ~ 2,800円 【発売日】2006/10/10 前売・2500円/当日2800円 チケット予約アドレス:ticket@mu-web.net Tel:070-5658-5465(MU制作) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | |
説明 | <あらすじ> 「暴力を非暴力で解決出来るって本気で思ってるのかな?」 戸塚ヨットスクールの架空の姉妹校、光島海女スクール。そこは「問題以上、事件未満」のトラブルを抱えたガールズたちの人生の更生施設であった。物語の中心はA班と呼ばれる「暴力行為」でここに辿り着いてしまった彼女たちにクローズアップされる。 双子の姉妹、牧田ユイとメイは、ふたりとも同じ男に二股をかけられた上、逆上の果てに暴力を振るうが、どちらが振るったか覚えていないという。「もしかしたら自分は何もしていないのかも知れない」「もしかしたら自分がやったのかも知れない」という境遇の中、二人とも捨てられるように入所する。そんな彼女たちが、溺れている一組の男たちを救った所から卒業への道が狂い始める。 <解説> ex.caprico(カプリコ)のハセガワアユムが、ブラジル(「バレンタインデイ・キス」「美しい人妻」etc.)、 bird's-eye view 企画公演、 シャトナー研EX(西田シャトナー氏演出・王子小劇場主宰)などの客演を経て、新しいユニット「MU(ムー)」で公演を行う。自身が約三年ぶりに作・演出を手掛ける意欲作。 真っ白い舞台にスピーカーが2つ。奥には物凄く巨大な白いカセットテープのオブジェが存在し、 そこから伸びるテープが動いては場面転換して、 部屋と部屋との区切りや、船などの境界線になりシーンを形成する。 開場した段階で、テープは殺人現場の遺体を模して縁取っており、暴力の想像力を喚起させるもどこかシュールな雰囲気を醸し出している。 海女たちの可愛らしいルックスとくだならい会話の落差、そして暴力は簡単に姿を現さず、彼女たちから時に笑いを交え言葉としてだけ発せられるなど、矛盾したものを抱えつつも「矛盾したまま」を舞台の上で誠実に描く。 物語の構成がカセットテープに模したようにA面とB面の二面構造で入れ替わり、ニュースがあまりも面白過ぎる00年代において、慈善事業劇や集団群像劇が多過ぎる小劇場界において、そこへ逃げないで「メッセージ」に挑む。 (上演時間2時間20分) ------------------------------------------- <レビュー> 公式サイトでレビュアー募集に応募頂いたQu'itosさんから素敵なレビューを書いて戴きましたのでよければ御覧ください <相反するもの、その境界 〜MU『マーメイドソング』> http://cafequitos.typepad.jp/blog/2006/11/mu_1f0a.html 非常に面白いテキストになっております。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 舞台監督:皮村猛(マリッヂ・ブルー) 音響:モリタユウイチ(OTOZAK) 照明:NORI(OTOZAK) 美術製作:松本翠 宣伝美術:石井誠(united.) 制作補佐:塩田友克 舞台写真:石澤知絵子(paqlab) 企画・制作:MU |
[情報提供] 2007/02/18 15:09 by hasegawaayumu(MU)
[最終更新] 2007/12/31 14:03 by こりっち管理人
「暴力を非暴力で解決出来るって本気で思ってるのかな?」
戸塚ヨットスクールの架空の姉妹校、光島海女スクール。そこは「問題以上、事件未満」のトラブルを抱えたガールズたちの人生の更生施設であった。物語の中心はA班と呼ばれる「暴力行為」でここに辿り着いてしまった彼女たちにク...
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