短編集「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」 公演情報 短編集「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
1-11件 / 11件中
  • 満足度★★★★★

    (11/12)空宙空地『短編集 ふたり、目玉焼き その他のささいな日常』、団体のこれまでの積み重ねを結晶させた珠玉の短編集。巧みな構成や語り口で、死と寄り添う人生を見つめる優しさやせつなさをたたえる話たち。一人芝居の形式化を最大限に活用する演出。客演含み役者もみな見事。

  • 満足度★★★★★

    津からのおかわりだけど、またパワーアップしとる。
    ただでさえ研ぎ澄ませ続けた芝居なのに、印象的な美術がプラスされ、七ツ寺の空間に映える照明が効果的。
    明かりで山形さんに更にエロさがハードコートされてびっくり、凄かった。

    短編集なんで、色んな所から心えぐってきて、辛いわ…沁みるわ…切ないわ、所々の笑いで救ってくれるから心ももつけど、堪らんなぁ(良い意味で)。

    その真骨頂である如水(2017年物)。遂に名古屋に帰ってきた如水。うん、今年の如水も良いよぉ。全国で揉まれてきたこの一品。できる限り多くの人へ。

    そして今回。観れないと思っていた大阪クリエーターズ版サプライズ。良かったぁ。よくぞ名古屋まで来てくださった。
    一つすごく印象的だったのは、一瀬尚代さんが…青島青子で初めて見た時とまったく別人に見えたこと。やっぱ凄い生き物だな女優というモノは。あのツンデレ感の訴求力たるや…ラストの表情は反則もの。

    おナツ-山形組のサプライズとも、すごい対照的なモノになっていました。
    初演の伊吹×熊川組、大阪から招聘の立花×一瀬組と観てきて…演出・個性に応じた味と見所を各々楽しめる幸せを感じる。

    もしかしたら、いつかは如水も…

    ネタバレBOX

    (続き)
  • 満足度★★★★★

    いい作品は何度観てもいい。配役変更やホンに手が入れば尚更。
    山形さんはストーキングブルースを体躯を活かして見事に磨き上げてたし、おナツさんは気性を活かした…おぐりさんバリのダメ出し台詞が効くわぁ。

  • 満足度★★★★

    様々な愛、むっちゃ良かった。
    どん臭い男が可愛い?

    LAST TRACK:
    リゾート地で長雨に遭い、ふて腐れる彼。
    癌を罹患した彼女の愛、別れを告げようとするが…。
    愛し合う度、針飛びするプレーヤー、針飛びを祈る。

    サプライズ:
    県民会の力を借りてサプライズプロポーズ、に納得できない彼女は…
    最後「宜しくお願いします」が可愛い。

    ひやむぎ:
    他界した父の遺品整理?
    嫌っていた父の真実を知り…、
    父の愛、ズルい。

    目玉焼き:
    走馬灯、味覚変わる夫婦愛。

  • 満足度★★★★

    90分。

    ネタバレBOX

    「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」A
    病死?寸前のおぐりまさこが、夫?の関戸哲也との走馬灯をみるが、どーでもいいような出来事ばかり。でも、楽しかったと関戸に告げおぐりまさこはあの世へ旅立つ。残された関戸は、独り目玉焼きをすする…。
    関戸おリアクションが光る作品。前半のコメディなとこはかなり良い。終盤の別れのシーンへの切り替えというか落差で、もっと迫ってくる感があると良かった。

    「ずるずるひやむぎ」
    バツイチの姉(おぐりまさこ)と妹(大野ナツコ)が、父の遺品整理のさなか、おばからもらったひやむぎをずるずるすすっている。DVがひどかった亡父に対して反発する姉に対し、姉が離婚してから父は変わったという妹。老人ホーム入所中の母のいう「ミスター、ノナカ」が、父の長嶋プロマイドグッズの箱の中と気づいた姉は、そこに離婚した元夫からの手紙をみつけ、父が離婚の際に土下座していたことを理解する…。
    伏線回収をしっかりやって、色々あった家族のちょっとした温かみを覗かせる作品。動きが少ない分、空気感でグッとくると良かったかな。

    「サプライズ」
    彼女(大野ナツコ)に公演でダンスのフラッシュモブをカマし、プロポーズした彼氏(山形龍平)だったが、大野の答えがNOで焦りまくる。県人会や親兄弟親族友人に協力してもらってフラれた山形に、逆に怒りをぶつけ、今から音なしで独りフラッシュモブしろと迫る大野。たどたどしくもやり切った山形に、大野は笑顔でプロポーズokと応える…。
    シンプルな構造でストレートに楽しめる快作。サプライズ返しをする大野のかわいさと怒ったさいの気迫がよい。山形の県人会を重んじるネタも最高にウケた。

    「如水」
    母を睡眠薬で殺した娘の独白と回想。
    夫婦や母子の絆な作品。悪くないが、情感溢れる感じではなかったかな。
  • 満足度★★★

    【「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」がBバージョンの回】観劇

    ネタバレBOX

    「ストーキングブルース」  アイドルの部屋に忍び込んだストーカーの話かな。

    アイドルは女なのか男なのか、ストーカーは男なのか女なのか、オカマちゃんなのか、よく分からず、なんかキモイなと思ってボーっとしているうちに終わりました。

    「LAST TRACK」  海外旅行のホテルが舞台。別れそうな夫婦だけど、二階のベッドがきしむと一階ホールのレコードが飛ぶことからさてどうなることやら。

    「ずるずるひやむぎ」  前日と同じ。

    「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」Bバージョン  役者が違っているだけで内容は前日と全く同じ。

    Aバージョン、Bバージョンと書いてあるので、どこか異なっているのかと思いましたが、要するにWキャストというだけのことでした。

    きちんと整理すれば別にバージョン分けする必要はありませんでした。
  • 満足度★★★★

    【「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」がAバージョンの回】観劇

    ネタバレBOX

    「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」Aバージョン  夫婦の思い出と聞かれても日常のささいなことしか覚えていない男が妻を失って後悔するものの、一つ満足することもあったという話。

    回想シーンを演じる際に、ホワンホワンホワン的にクルクル回るのが何となく古臭くて我慢できませんでした。

    「ずるずるひやむぎ」  父親の遺品整理をして、自分に対する愛情を知った長女の話。

    「サプライズ」  人を雇って大掛かりな演出でプロポーズしてもだめ、気持ちのこもった本人からの言葉が必要だという話。

    「如水」  夫のことを覚えているうちに死にたいと願った痴呆症が始まった母親に睡眠薬を溶かした液体を飲ませた娘が、母親には夫から飲まされた上善如水が苦いという思い出があり、じょすいじょすいと言いながら飲んだと公判で語る話。

    夫のことを忘れてしまうという恐怖自体を忘れてしまうんだけどね。
  • 満足度★★★★★

    ■【目A/ひや/サプ/如水】鑑賞/約95分■
    あとに観たこちらの盛り合わせは、この団体の作風の幅広さを感じさせるセット。先に観たもう一つのセットは神様の苦笑いを誘うような可笑しくも切ない話が目立ったが、本セットのある一編は神様を爆笑に、またある一編は落涙へと導くのでは?

    ネタバレBOX

    神様さえ爆笑しそうな一編とは、友人知人200人を巻き込む大掛かりなフラッシュモブでカノジョにプロポーズした男を描く『サプライズ』なる短編。
    その200人を前にまさかの拒否をし、「これだけのことをされてもイヤなものはイヤ!」と男に楯突くカノジョを演じた女優さんの振り切れた演技が可笑しさに輪をかけて、終始笑いっぱなしでした。
    「フラッシュモブのプロポーズがもし断られたら面白いよね」とはよく言われることだが、そのもしもワールドをディテールにこだわったセリフの応酬でコミカルに表現した脚本も見事。
    なんだかんだでハッピーエンドに落ち着く展開もいい。
  • 満足度★★★★★

    ■【スト/LT/ひや/目B】鑑賞/約90分■
    この4編の盛り合わせを先に鑑賞。心優しい神様が、市井の人びとの日常の諸相をはるか天上から見下ろしたらこんなふうに見えるのでは?と思わせる作品群。たぶん神様、人間の間抜けっぷりにときおり苦笑を浮かべながらにまにまと覗き見ているに違いない。
    初見の団体だったけれど、全体につつましやかな作風は好み。
    何より、代表のおぐりまさこさん、作・演出の関戸哲也さんとも礼儀正しく誠実味にあふれ、団体そのものに好感が持てる。
    ちなみに、お二人とも立派な大人でいらっしゃるが、酸いも甘いも噛み分けてきた人生のベテランにしか作りえない劇世界だったなあと、これを書いているいま思った次第。

    ネタバレBOX

    一番のお気に入りは、走馬灯に興味を持った奥さんにそそのかされた旦那さんが二人の思い出を次々に呼び起こし、奥さんと共有する「ふたり、目玉焼き、その他のささいな日常」Bバージョン。
    呼び覚まされるしょうもない思い出の数々に加え、思い出と思い出の間をつなぐ前衛もどきのダンスも可笑しく、それだけに、切ないラストが胸にきました。
  • 満足度★★★★

    短編集。去年の如水を観てから気になってた劇団。勝手に宇宙空地と思ってた。
    残念ながら如水無しバージョンだったけど4作とも良かった。個人的にはストーカーと、目玉焼きの話が好み
    。今度は長編を観てみたい

  • 満足度★★★★

    好きでした!派手な事件が起きる訳じゃなく【そこにある日常】に寄り添う世界観が堪らなく心地良かったです♪橋田壽賀子さん向田邦子さんのドラマのように見出すと止まらなくなっちゃうあの感じに似てて気付けば感情移入しまくってました★おぐりまさこさんが大好きで、おぐりさんのお芝居観る度に名古屋の女優さんなのが残念でなりません(^^ゞ
    また大阪公演来て下さいm(__)m

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