身体を通じて震災の記憶に触れ継承するプロジェクト
砂連尾理 演出・振付
実演鑑賞
2017/03/10 (金) ~ 2017/03/11 (土) 公演終了
上演時間: 約2時間0分(休憩なし)を予定
公式サイト:
https://sarutomortale.tumblr.com/
期間 | 2017/03/10 (金) ~ 2017/03/11 (土) |
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劇場 | 茨木市市民総合センター(クリエイトセンター) |
出演 | 砂連尾理、垣尾優、伴戸千雅子、磯島未来、藤原康弘(照明)、西川文章(音) |
演出 | 砂連尾理 |
振付 | 砂連尾理 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 3,500円 【発売日】2017/01/31 一般 前売3,000円(当日3,500円)/24歳以下2,000円/高校生以下1,000円 ※全席自由 ※就学前のお子様はご遠慮ください。 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 3月10日(金)19:00開場/19:30開演 3月11日(土)14:00開場/14:30開演 |
説明 | ◎作品ノート|東日本大震災後、友人が多く暮らす仙台と一時避難所にもなっていた名取市文化会館に数多く足を運んでは友人達や避難所生活を経験した人々からそこで体験した話を伺う機会を何度もいただいた。そこでの出来事を聞いては私の心は大きく揺さぶられ、それを語っている人々の身体と、そこから発せられる言葉に圧倒された。話を伺いながら、話を受け取った身として、そこで起こった出来事や体験された事柄を私の身体に少しでも刻印して伝えていかなければという衝動がこの作品の作るきっかけだ。しかし、それと同時に出来事を話している一人一人の身体の充実、それはそのような経験した者のみが持つ独特な密度の濃い身体に私は心惹かれた。それが一体何なのか、その答えを求めるために何度も東北を訪れ、そしてこの作品を上演し続けては上演場所ごとにそのことを参加者や観客と共に考え続けているように思う。 2017年1月、陸前高田と大船渡を巡り、嵩上げされた場所を歩いては、そこで暮らす人々と話す機会をもった。何人かの方々の話を伺いながら、語り手の言葉はいつもそこにいる者だけでない誰かに、そしてここだけではない何処かに届けるように話し、また音としては聞こえない、けれど多声的な声に耳を傾けては頷いていたように私には感じられた。あのような出来事が今回の語り手のような身体を呼び起こしてくれたのだとしたら、その身体が出会っていく場所や人との間には希望が生み出せるのではないかと感じている。(2017年1月 砂連尾理) ◎テキスト「二重のまち」について|大津波のあと、岩手県陸前高田市に拠点を置いて絵や文章をつくっている作家、瀬尾夏美によるテキスト。副題に“2031年、どこかで誰かが見るかもしれない風景”とあり、嵩上げ工事などで造られた“あたらしいまち”と、はるか地の底となった“かつてのまち”を行き来しながら暮らしを紡ぐ人々の姿が描かれている。 |
その他注意事項 | <同時開催> 座談会 「命懸けの跳躍(サルト・モルターレ)からどんな身体・言葉に出会うのか」 日 程|3月11日(土)16:30〜18:30 *上演時間により、開始時間が遅れる可能性があります。 会 場|クリエイトセンター1F・センターホール 料 金|無料 ゲスト| いしいみちこ(ドラマティーチャー/追手門学院高校表現コミュニケーションコース教員) 清水チナツ(せんだいメディアテーク学芸員) 西川勝(臨床哲学者、看護師) 司会:吉野さつき(愛知大学准教授) 展示 小森はるか+瀬尾夏美「二重のまち/声の跳躍」 日 程|3月10日(金)11:00-21:00、11日(土)11:00-19:00 会 場|クリエイトセンター1F・和室 入場無料 本公演にあたって砂連尾理と制作した映像と、絵や文章による展示を行ないます。 |
スタッフ | ドラマティーチャー|いしいみちこ テキスト|瀬尾夏美「二重のまち」 舞台監督|大田和司 舞台美術|一般社団法人NOOK 哲学カフェ|西川勝、桑原英之 アーカイブ・プロジェクト|酒井耕、小森はるか+瀬尾夏美 マネージメント|内山幸子 制作協力|千田優太(一般社団法人アーツグラウンド東北) |
チケット取扱い
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