演劇

TPAMフリンジ

shelf volume 23(イプセン著『幽霊』より)

GHOSTS-COMPOSITION/IBSEN

デザイン:オクマタモツ

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演劇

TPAMフリンジ

GHOSTS-COMPOSITION/IBSEN

shelf volume 23(イプセン著『幽霊』より)

実演鑑賞

shelf

The CAVE(神奈川県)

2017/02/11 (土) ~ 2017/02/15 (水) 公演終了

上演時間: 約1時間30分(休憩なし)を予定

公式サイト: https://www.tpam.or.jp/2017/?program=shelf

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
近現代演劇の父ヘンリック・イプセン。彼の代表作であり、その戯曲の完成度と人間という存在を捉える射程の深さは古くギリシア悲劇のそれとも比肩される傑作戯曲『幽霊』。 shelfが2006年に七ツ寺共同スタジオで初演して以降、幾度となく再演を重ね、2014年にはイプセンの母国ノルウェーの国立劇場より...

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公演詳細

期間 2017/02/11 (土) ~ 2017/02/15 (水)
劇場 The CAVE
出演 川渕優子、森祐介、三橋麻子、沖渡崇史、横田雄平、井上貴子
脚本
演出
料金(1枚あたり) 2,000円 ~ 3,500円
【発売日】
前売:¥3,000
当日:¥3,500
学生(前売・当日):¥2,000
公式/劇場サイト

https://www.tpam.or.jp/2017/?program=shelf

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 2.11 (土) 14:00
2.12 (日) 14:00
2.13 (月) 14:00
2.14 (火) 14:00
2.15 (水) 14:00
説明 近現代演劇の父ヘンリック・イプセン。彼の代表作であり、その戯曲の完成度と人間という存在を捉える射程の深さは古くギリシア悲劇のそれとも比肩される傑作戯曲『幽霊』。 shelfが2006年に七ツ寺共同スタジオで初演して以降、幾度となく再演を重ね、2014年にはイプセンの母国ノルウェーの国立劇場より招聘を受け、彼の国で隔年開催されている国際イプセンフェスティバルに参加した作品の関東凱旋公演です。
その他注意事項 演出ノート、あるいは2017年2月公演へ向けての演出の極私的な覚え書き

産業構造が地殻変動を起こし、社会が高度に情報化し、複雑化しつつある状況下で、家族という人のコミュニティの最小単位を見つめ続けたのが他ならぬイプセンだ。『幽霊』もまた広義の政治的な問題を孕んだ作品であり、読み返せば今も単なるフィクションでは収まらないリアリティを持って迫って来る。

私たちは果たして本当に“近代”を超克し得ていたのだろうか。世界は今、あらゆるところで安易な大衆迎合主義が蔓延り、極端に排外主義的な極右化の波に翻弄されている。その一方で、今、まさに私たちは、SNSを通じて大量虐殺が世界中にライブ中継される時代をも生きている。何がポスト真実だ。私たちは今、大きな時代の過渡期を生きていて、足元がその土台から揺らいでいる。急いてはならない。時代の現実を捉えるためにこそ、我々は過去へ遡って沈思しなければならない。

多勢が世界の現状に対する性急な処方箋を求めている現代だからこそ、私は敢えて、直ぐには役に立たないことなぞに集中したく思う。芸術活動を通じて、この世界のあまりに性急な流れに抗いたいのだ。

2016年12月某日 演出、矢野靖人
スタッフ 原作:ヘンリック・イプセン
翻訳:毛利三彌
構成・演出:矢野靖人
出演:川渕優子, 森祐介, 三橋麻子, 沖渡崇史, 横田雄平, 井上貴子
照明協力:則武鶴代
衣装:竹内陽子
制作助手:神川美優
宣伝美術:オクマタモツ
後援:ノルウェー王国大使館
主催:一般社団法人shelf

[情報提供] 2017/01/13 18:58 by CoRich案内人

[最終更新] 2017/01/18 11:05 by YasuhitoYANO

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この公演に携わっているメンバー1

YasuhitoYANO

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演出

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