公演情報
「ノートルダムの鐘【1月6日~8日公演中止】」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★
大司教フロロー(野中万寿夫)の若き日の弟との別れから、カジモド(寺元健一郎)が怒りと悲しみからフロローと対決するまでをテンポよく見せていく。ただ一つ一つの情景がアッサリ気味。たとえばカジモドがジプシーのエスメラルダ(松山育恵)と出会う、祭りの日も、カジモドがタブーを破って人前に我が身をさらすためらいが少なくて、十分な葛藤なしに流れてしまう。フロローがエスメラルダに横恋慕するのも、なぜそれほどに恋焦がれるのかわからない。そう決まっているから恋するというように見える。
カジモドの心のうちを示すため、聖堂の聖人像やガーゴイルたちがコロスになるのも、説明的な感じ。シリアスな悲劇のつくりなのだが、物語の大きなうねりにのれなかった。
東京の四季劇場で23年5月27日(土曜)夜に見たのだが、サイトにその情報がないので、ここに書いておく
実演鑑賞
満足度★★★★
第一幕80分、休憩20分、第二幕55分。
原作者は『レ・ミゼラブル』のヴィクトル・ユーゴー。
自分は多分、サイレントの『ノートルダムの傴僂男』を観ている筈。(1923年公開)。エスメラルダを抱きかかえて暴れるカジモドは悪役の描かれ方だった印象。
カジモドはフランス語で「ほぼ」、「殆ど」の意味。亜人的なニュアンスで名付けたのだろう。
1996年、ディズニーのアニメ版を映画館で観て、余りのつまらなさにショックを受けた。(今観ると違うかも)。美男美女の恋愛物語を醜悪な奇形がアシストするような都合のいい話。そもそもこんな話だったか?何もかもがディズニー調の嘘臭いヒューマニズムで安っぽく味付けされた粗製品に変えられてしまう昨今。その時の失望感があるので逆に今回どうアレンジするのか、妙に気になった。
結論から言うともう一回観たいくらいの良い出来。話は例によって『醜男の叶わぬ恋』と見せつつ、もっと深みにまで到らんとする。手塚治虫×荻田浩一の『アラバスター』も同テーマだった。一人ひとりの歌声が素晴らしい。大小六つの鐘が音もなくスルスルと降りてくる舞台美術の厳かな完成度。今回、役者陣は額に極小ピンマイクを貼り付けていた。(よくあるのはもみあげ部分)。
真の主人公、フロロー大助祭(司教に次ぐ高位、その下に司祭)役は野中万寿夫氏。キリスト教に人生を捧げた筈が、まさかの情欲(リビドー)に襲われ惑わされていく。
先天的に背中と眼の上に醜い瘤を持つ傴僂男・カジモド役は金本泰潤氏。二つの声を見事に使い分け、いざ歌わせれば絶品。劇中にてメタ的に醜い被差別者を演じるという演出がズバリ嵌っている。
ジプシーの踊り娘、絶世の美少女のエスメラルダ役は松山育恵さん。雛形あきこと仲里依紗を足したような美人。この娘が象徴するものは哲学的命題。神への信仰を裏切ってでも我がものとしたい本能的衝動。理性を簡単に捻じ伏せる、動物に本質的に組み込まれたDNAの強さ。彼女の美しさの前で貴賤の誰もがひれ伏し、理由も解らぬまま崇拝していく。
大聖堂警備隊長フィーバス役は佐久間仁氏。職務を裏切ってまでエスメラルダに惚れ抜く。
金本泰潤氏が登場すると傴僂の甲羅のようなアイテムを装着、顔を指に付いた黒のドーランでこすると一瞬でカジモドに变化。声も嗄れ、醜い傴僂男が現れ物語が滑り出す。
満足度★★★★★
2017年の公演は全くチケットが手に入らず、拝見できず、残念に思っていましたが…
2019年の再演を速攻で予約し、久しぶりに家族そろって四季さんを観劇しました。
もう圧巻ですした!
歌が重厚で素晴らしかった!
ただただ素晴らしかった!
何も言うことはありません。
アニメと違い悲劇ですが…
良かった!
満足度★★★★
アラジン、ライオンキングに続き、人生三度目の劇団四季観劇でした。初めてディズニー演目ではないものでしたが、レミゼと同じ原作者、キャストにもレミゼ出演者がいたため、あまり四季を意識しすぎることなく観ることが出来ました。重厚な内容なので苦手な人もいるかもしれないけど、レミゼやエリザ等の帝劇重厚系が好きな人にはお勧めしたい演目です。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/01/21 (土)
座席1階18列7番
海宝さんの日に当たって、ラッキーでした。
昔、フランスミュージカルの来日公演を観ましたが、それよりも、深く考えさせられる舞台構成になっていました。
人間の業や性が顕著に描かれた舞台で、観ていて、心に突き刺さる瞬間が何度もありました。