愛知県芸術大学創立50周年記念事業企画
現代ドイツの劇作家が描いた<フクシマ問題>
実演鑑賞
長久手市文化の家 森のホール(愛知県)
2016/06/30 (木) ~ 2016/06/30 (木) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
https://www.aichi-fam-u.ac.jp
期間 | 2016/06/30 (木) ~ 2016/06/30 (木) |
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劇場 | 長久手市文化の家 森のホール |
出演 | 野老真吾、松原瑠芙菜、江上定子、藤中智光、後藤好子、森下光、加藤真紀子、寂光根隅的父 |
脚本 | ローラント・シンメルプフェニヒ |
演出 | 寂光根隅的父 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 2,500円 【発売日】2016/05/23 一般前売2,000円/学生前売1,000円 一般当日2,500円/学生当日1,500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 6月30日(木)18:00開場/18:30プレトーク※/19:00開演 ※プレトーク※ 大塚直(翻訳者)×諏訪哲史(芥川賞作家)×寂光根隅的父(演出家) |
説明 | フクシマ問題以降の日本を描いた戯曲『つく、きえる』は、新国立劇場から委嘱を受けて執筆され、2013年6月に東京で世界初演された。当時はまだ東日本大震災の傷跡が生々しく、あえてコメディタッチで観客の心を開き、寓意に満ちた「さかさま」の世界を描くことで、厳しい現実を内省させようと劇作家シンメルプフェニヒは試みた。 沿岸の小さな町、港にある小さなホテル。月曜日になると三組の中年カップルが必ず不倫を重ねる。彼らは心の中で葛藤を抱きながらも、日々の誘惑を優先させている。このホテルを経営する若者は頻繁にメールを打ち、湾岸警備のため高台にいる娘と連絡を取り合っている。しかし二人が出会うことはない、まるでミツバチとクジラみたいに。やがて震災が起きて、ホテルは津波に呑まれ海の底に沈んでしまう……。 作品から照らし出されるのは地震国であり、被爆国でもある日本。利益だけを最優先させ、自分も他人も欺いてきた戦後社会。決定的な出来事を経験しながら、なすすべもなく日常に埋没している人びと――。東日本大震災から5年が経過した今、作曲家の山本裕之が新たに音楽を書き下ろし、演出家の寂光根隅的父がこの衝撃の問題作を長久手で取り上げる。 |
その他注意事項 | プレトークあり 18:30~ 出演 : 大塚直(翻訳者)×諏訪哲史(芥川賞作家)×寂光根隅的父(演出家) |
スタッフ | 翻訳 大塚直(愛知県立芸術大学准教授) 音楽・音響制作 山本裕之(愛知県立芸術大学准教授))、天野知亜紀、藤田将弥(博士課程前期) 演奏: フルート 細川杏子 ピアノ 冨田三結(PIANEHONN) 音響 後藤成美、野間口健尚、後藤里菜 |
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