イントレランスの祭 公演情報 イントレランスの祭」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.6
1-14件 / 14件中
  • 満足度★★★

    鑑賞日2016/04/30 (土)

    テンポ良く進む物語に笑ったりハラハラしたりしながら、いろいろ考えたりもさせられる。

    うーん、美醜による区別も、差別のひとつかもしれないけど、好みだって恋愛だからなぁ。

    ある人物の自己犠牲による偽悪的な振る舞いで、主人公が救われる『泣いた赤鬼』的な物語の座りの良さが、シリアスなテーマをこじんまりとまとめてしまったような気がして少し気になった。

  • 満足度★★★★★

    千秋楽
    と言うことでカーテンコールの時に鴻上さんが登場して、役者さんを紹介していました。その掛け合いや、役者さんの挨拶も楽しかったです。お芝居が見たい人は1回、役者の追っかけの人は複数回同じ芝居を見に行くと誰かが言っていましたが、今回誰一人特別応援している役者さんがいないにも関わらず3回見に行きました。時間とお金に余裕があったらもっと見たかったです。シビアな内容も含むお話なのに、最後は二人は別れてしまうのに、胸がいっぱいになって、でも、なんだか幸せな気持ちになるのは「いいお芝居を見たな」と思うからでしょうか。前回公演のDVDを購入したので、見るのが楽しみです。

  • 満足度★★★★★

    ストレートなプロテスト演劇
    問題提起のやり方がストレート。
    深刻過ぎず、かといって軽過ぎもせず、ポップでカラフルな仕上がりの割には心の奥底に響く作品でした。

    この作品のタイトルから思い出したのは、昭和天皇の玉音放送の「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」という言葉。

  • 満足度★★★★★

    観れて良かった!
    前回のスペースゼロの公演を見逃し、もったいないことを・・・と思っていたら、運よく凱旋公演を観る事が出来た。つい最近、同じようなネタの舞台を観たが、そちらと絶対的に違うのは、鴻上氏の突っ込みどころの面白さ!救いのない話になってしまうかもしれない話を、エネルギッシュに前に向かおうとして終わらせる辺り、流石!小柄な風間君がステージの上、存在がとても大きく感じた。

  • 満足度★★★★★

    常に今日的
    問題提起の仕方がストレートで青臭いのですが、ものすごいエンタメ演劇に仕上げている点が素晴らしいと思います。

    ネタバレBOX

    宇宙人と日本人の恋愛を通じて、宇宙人エピクラル人が地球に大量難民として押し寄せたことによって起きた排斥運動の盛り上がりとマスコミの対応、そしてエピクラル人の将来設計を描く話。

    日本では在日韓国朝鮮人に対するヘイトスピーチ問題があり、ヨーロッパではシリア難民問題があり、あまりにも今日的な問題を取り上げて作ったストーリーかと思ってしまいますが、実は2012年初演以来の再演です。

    次の再演はいつでしょう。その時、日本はどのような問題と対峙しているのでしょうか。

    王位継承順位の件など、修正すべきところは再演時には修正してほしいと思います。
  • 満足度★★★★★

    イントレランス
    の「祭」ですから不寛容がたくさんです。今回もどうしても、なんなら宇宙人への差別なんかよりも気になってしまうのが人の「美醜」に関する感覚です。自分に置き換えて考えて・・・うーん、やっぱりそうなるよな。とは思いつつ。
    前回スペースゼロで見た時よりも、みなさんフラッグの扱いが上手になってました。俳優さんてすごいですね。
    公演パンフレットができていて良かったですが、役名も載せてほしかったです。

  • 満足度★★★

    共存する世界
    日本も多民族、多文化が共存し合う時代になり、それらをどう受け止めて行くのか…。
    そもそも、世代による、意識の差異に戸惑う日々です。
    がっつり考えさせられるわけではありませんが、日常の気付きと、心のひっかかりをくれる、楽しく軽快な作品でした。

    作品とは関係ありませんが、空調が強く、寒さとの戦いでした。

  • 満足度★★★★★

    観てきた!!!!!!
    東京公演をすでに2回観劇。凱旋公演も観てきました。
    何度観ても楽しいです。とても好きな作品。

    スペースゼロと比べるとステージが狭いのかな?セットが若干窮屈な感じがしました。
    あと一部演者さんの声が聞き取りづらくなった気がします。
    お話や演出自体には特に変更は無かったと思います。

    凱旋公演から物販に公演パンフレットが追加されました。

  • 多文化共生が言われる一方で…
    鴻上さんの真骨頂な芝居だった。
    会場が読売新聞のホールというところがミソだ。

  • 満足度★★★★

    観てきた
    二回見てきました
    久ヶ沢さん、藤田さん面白かった。
    風間さんはベターハーフの時と同じ感想で、上手だなと素人ながらに感じた

    ネタバレBOX

    幕が上がった瞬間のダンスが最高でした
    これからを期待させるダンス、鳥肌ものだったな
  • 満足度★★★★★

    流石!の一言
    流石は鴻上尚史氏!差別問題を扱った社会啓蒙的作品なのに、エンターテインメントとしても実にスバラシイ。大いに楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    流石!の一言
    流石は巨匠鴻上尚史氏!差別問題を扱った社会啓蒙的作品なのに、エンターテインメントとしても実にスバラシイ。大いに楽しめました。

  • 満足度★★★★★

    イントレランスの祭
    宇宙人がなぜ地球に来たのかは分かりませんでしたが(私が聞き漏らしたのかも)なぜ日本に来たか、なぜ地球人と同じ姿をしているかの説明が冒頭に無理なく組み込まれ、すんなりとお話に入って行けました。これは自分とは違う存在、人種に対する差別のお話と思っていたのでしたが、さらに考えさせられる問題を内包し、セリフが聞こえづらいところがあったりしたのに★5にしてさらに次の東京公演のチケットを予約するくらい気に入ってしまいました。

    ネタバレBOX

    ほたるAが宇宙人とは知らずにつきあっていた健吾は、ある日意を決してプロポーズしますがほたるAは自分は宇宙人だと打ち明け別れようとします。しかし宇宙人だろうとかまわないほたるが好きだ!!と言う健吾とかつてないくらいの情熱的な夜を過ごした次の朝、なんと彼女はほたるBになってしまっていたのでした!!普通宇宙人は地球人の姿には1度しか変身できないのですが、彼女は変身能力が高かったらしく、2度変身していたのです。そしてほたるAでいるためには緊張を強いられていたのが、健吾のプロポーズと愛の行為ですっかりリラックスしたらほたるBになってしまった。これのどこが問題かと言うと、ほたるAはとてもスマートでかわいいのにほたるBは宇宙人的には「ちょっと顔が大きくなってふっくらしただけ」ですが地球人的にはまるで別人。健吾は「ブスほたる」とまで言う始末。さて、健吾が好きになったほたるAと、その前の姿ほたるBは別人なのでしょうか?健吾は外見だけを好きになったのでしょうか?そうではなさそうなのだけど、やっぱり外見も大事よね。これが順番が逆で、最初にほたるBに会って自分を理解してくれる彼女を好きになったのだとしたら、なにかのはずみでほたるAになっても全然平気。むしろOKなくらいだろうな。これだってある意味差別なんじゃないの?と笑いながらも思ったのでしたが・・・

  • 満足度★★★★★

    観てきた!!!!!!
    結構重いお話なはずなのだけど、気づけば2時間笑いっぱなしだったような気がします。
    ストーリーの骨子はものすごくオーソドックスというか、王道的なお話でした。
    わかりやすい内容ですし、老若男女が楽しめる作品だと思います。

    視覚を鮮烈に刺激するど派手な演出の数々が印象的でした。
    特にオープニングのフラッグダンスがすごい好きです。衣装も音楽も◎
    ラストの暗転前のシーンも鮮やかで、絵になりますね。

    演技では主演の岡本玲さん、田村健太郎さんが特に印象に残りました。
    今回、虚構の劇団から5名が参加。
    皆さん存在感のある演技をされていてとても良かったです。

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