ツインズ 公演情報 ツインズ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.4
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★

    どうなのか
    物々しい、、、

  • 満足度★★★★

    ぶ、き、み
    淡々としたピアノのドラマを予感させる旋律、、

    風景シーンと対峙する家族の言動、、、

    りょうさんの役に引き付けられました、、、

    今一度しっかり見たい作品です。

  • 満足度★★★

    近い将来に。
    放射能の汚染が国中に拡がったら、あきらめてしまう。いや、影響のないどこかへ逃げる、でもその費用はどこから。あきらめて毒をのんでしまうのだろうか。

  • 満足度★★★★

    ネタばれ
    ネタばれ

    ネタバレBOX

    長塚圭史の【ツインズ】を観劇。

    海沿いの家に離れ離れになっている家族が、余命幾ばくもない父親の遺言を聞きに集まっている。
    そこでは、アル中の長男、父親の財産を目当てに暴れる次男と娘、父親の介護と称して面倒を見ている謎の女性と連れの遠い親戚、そして甥っ子と嫁と双子の息子達だ。
    彼らは家族なのだが、どうも話が噛み合わない。遠い親戚が気を利かして、海で取れた魚介類を調理してふるまっているが、どうもしっくりこない。
    それに必要なまでにその魚介類を食べようとしない甥っ子。そして遂には双子が何処かに消えてしまう有様だ。
    観客は何かが変だ?と少しずつ気が点いていくのが、これはきっと家族の再生物語だなと思わずにはいられない。
    そして何年ぶりの祭りの再開と共に、父の遺言を聞きに家族一同が料理を食べながら、父を待っているのだが、既に死んでしまっているようだ。
    そして父の死と共に街の電気も送電されなくなってしまい、暗闇の中、最後の晩餐さながら食事をしていると、
    その先には理解不可能な出来ごとが待ち受けていたのである。

    長塚圭史の得意技である、とある瞬間にテーマや設定すら変えてしまう鮮やかな幕切れであった。
    自ずと観客は海沿いの街、魚介類を必要なまでに食べない甥っ子を見ていると、この場所と時代背景が見えてくる。
    そしてその事によって離れ離れになった家族の再生物語を希望の展開として持っていくのだが、その希望を打ち破ってしまう、
    絶望しかない衝撃のラストには思わず口があんぐりだ。

    凄い傑作であり、お勧めである。
  • 満足度★★★

    作風の灰汁の強さ
    安部公房と北村想が合体した映画「バクダッドカフェ」+「渚にて」、てな印象。個性的なキャストに期待はあったけど、全体的にモノトーンな雰囲気で、見ているだけで感情が薄暗いままうつむき加減で見てしまいそうだった。調理場面も多い為、少しお腹を充しておかないと舞台上からの匂いにやられるw。
    各自、個性的な人物設定の印象が残り、サイドストーリーで見たら、もっと話が理解できたんじゃないか、人物の枝葉の部分がダイジェスト的展開、と思った。
    今回のお話(暴力とか性描写セリフなど)、渡英前の阿佐スパの作品をいくつか思い出したが、何と無くその時の作風に戻りかけてるのかな。
    約2時間。

    ネタバレBOX

    海辺で暮らす家族。一族の父親は瀕死状態。そこに一家の次男と娘が帰ってきたところで話が始まるが、その男、バットを片手に、男女に殴りかかる加減を知らない男。それをなだめようとする兄。生傷絶えない人たち。料理番の男は、出どころが定かでない食材を使い、皆に食べさせるがかなり美味いらしい。
    看護師が産んだ男女の双子=ツインズがいて、ある日、その双子が海に流されて行方不明になってしまい。ぞんざいな扱いの双子は、後々解釈出来そうだが、なんか勿体つけたまま時間経過した感じで終盤にかけ尻窄みになってしまった大作コミックを読んだみたいな。パンフレットを読んだら補足されているのかななどと、一回限りで見ただけで理解するのに少し難儀な舞台でした。

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