国際共同制作ワークショップ上演会 公演情報 国際共同制作ワークショップ上演会」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★★

    種芋
    「雨」をテーマにした小作品3本。それぞれに味はあり,面白く観れたけど,やはりまだ種芋。でも,この種芋がどう育って,そして来年,成長した姿を観せてくれるのかと思うと,とても楽しみ。観劇って面白いなぁ。

  • 満足度★★★

    カラーの違いが楽しめた
    「雨」をテーマとし、台湾、インドネシア、フィリピンそれぞれの演出家による小作品(約15分)三作の上演と、上演後の演出家による作品解説という構成。

    三作それぞれのカラーの違いがとても興味深かく楽しめた。

  • 満足度★★★★

    濃密な…
    三作品の共通した訴えは、平和の希求のようであった。

    台湾、インドネシア、フィリピンの三チームが「雨」という共通テーマで創作した小作品(15分)の上演と各演出家のアフタートーク。

    テーマ「雨」の選定は、アジアの国の人々にとって「雨」とは、また「雨」が惹起する情感もさまざまだろう。同時に、人が水を飲まずに生きていけない以上、どんな人間にも「雨」が根源的に大切なものであるという感覚は共有されている。
    「雨」をめぐって、お互いの差異と共通性を見つけてゆければ...と主催者は語る。

    ネタバレBOX

    台湾「焦土」
    焼け焦げた大地に囲まれた村で、日常生活を送っている。雨を待ち望んでいたが、雨は焦土をつくり、恵みの大地もつくる。そこには「世を蓋うのも功労も、一個の矜の字に当たり得ず。天に弥るの罪過も一個の悔の字に当たり得ず。」というらしい。

    インドネシア「ペットボトルの中の雨」
    雨は空と大地をつなげる神聖なもの。ジャバとバリの神話によると空は男性、大地は女性。それをつなげる雨は命を創造する。近代社会とパフォーマーの雨に対する個人的文化的経験をつなげ、断ち切りたい。声と体の動きの力を共に探っていき、言葉に頼ることなく何かを伝えたい。

    フィリピン「TERU TERU!」
    フィリピンの神話の中の雨は、自然への畏敬の念だけではなく、生きるとは何かということを伝えている。神話は語り継がれ、自分たちが誰なのか分からせる。しかし、気候変動により雨に対する受け止め方が激しく変化してきたのはなんという皮肉か。神話そのものが変化しつつある。大雨による洪水に関するアジアの神話を見せたいと。私たちはどこにいるのか、生きるとは何かを考えたいという。

    いずれも素晴らしい”種芋”で、これがどう育つのか期待したい。
  • 満足度★★★★

    民族色豊かだった、70分
    15分の短編3本と、10分程度の演出家(通訳付きのアフタートークで構成。特に、二本目のインドネシアの「ペットポトルの雨」は、インドネシアの伝統舞踊ショーを思わせる踊りとクライマックスに、ペットボトルが降る仕掛けになっており、なかなか見られない内容でしたね。

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