実演鑑賞
シアターX(東京都)
2015/07/24 (金) ~ 2015/07/26 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.theaterx.jp/15/150724-150726t.php
期間 | 2015/07/24 (金) ~ 2015/07/26 (日) |
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劇場 | シアターX |
出演 | ヤルコ・ラッティ、マーリ・サッレ、ティーナ・ヴェックストローム、アイロシュ |
脚本 | アリ・ペッカ・ラッティ |
演出 | アリ・ペッカ・ラッティ |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 4,000円 【発売日】 <全席自由> 午前:4,000円 午後:4,500円 学生:2,000円(名取事務所のみ取扱い) |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 7月24(金) 19:00 7月25(土) 14:00 7月26(日) 14:00 |
説明 | フィンランド語・サーミ語上演、日本語、英語字幕付き 「アイロハシュ―太陽の息子(Aillohas - the son of the sun)」は、2人のフィンランド人舞台芸術家、フィンランド国演劇賞を受賞している劇作家アリ・ペッカ・ラッティ(Ari-Pekka Lahti)と、著名な振付師ハンナ・ブロテルス(Hanna Brotherus)が手掛けた新作舞台演劇です。 フィンランド極北の地、先住民族サーミの居住地に、トナカイ守りの息子で、繊細で夢見がちな少年が住んでいました。 やがて地域に伝わる成人の儀式を迎えたとき、彼は若い雌のトナカイを刺し殺すことを拒みました。男性的な通過儀礼を果たせなかったのは、彼が自然と深いつながりを持っていたからでした。彼はラップランドのツンドラを歩き回り、鳥たちと一緒に歌うのが好きでした。彼の行動は地元住民たちから冷ややかな目で見られました。親戚たちでさえも、彼が本当の男になれるのだろうかと心配し始めました。しかし彼にはある使命があったのです。その使命を果たすため、彼は故郷を離れて世界へと飛び出し、ニルス・アスラク・ヴェルケアペーの名で知られるようになりました。地域の偏見と国の本流との狭間で、堅い決意を秘めた若者は、自身の民族文化の革新的なパイオニアへと成長したのです。 本作品は、自己不信に陥りつつも自己を追究し、芸術の喜びと名声の苦しみの両方を見出したアーティストの肖像を描いています。一人の男性の運命を、力強く、美しく詩的に描くとともに、ラップランドに暮らすサーミの人々と彼らのアート、そして生き残りのための闘いについても伝えています。物語は、環境の破滅に盲目的に突き進む世界で、美しさと純粋さを求める切なる思いを表現しています。 ニルス・アスラク・ヴァルケアペー(サーミ語で「アイロハシュ(Aillohas)」)(1943年~2001年)は、サーミの芸術と文化をフィンランドの国内外に広めた最も有名なサーミ人芸術家の一人です。ヴァルケアペーにとって、日本はもう一つの故郷といえます。彼は多くの時間を日本で過ごし、日本文化の影響を強く受けました。彼の作品が日本でもよく知られているのはそのためです。ヴェルケアペーは多彩な才能を持ち、作家、音楽家、ビジュアル・アーティストとして成功を収めました。 最も広く読まれている作品の一つ「わが父、太陽よ(Beaivi, ahcazan)」は、1991年度の北欧審議会文学賞を受賞しています。 本作品はフィンランド国立劇場、ノルウェー国立サーミ劇場、ルスカ・アンサンブルによる共同演劇プロジェクトです。初演は2014年、サーミのナショナルデーである2月6日にフィンランド国立劇場で行われました。 |
その他注意事項 | |
スタッフ | 脚本・演出 : アリ・ペッカ・ラッティ、ハンナ・ブロテルス 舞台美術 : カトリ・レント 衣装 : ベーリット・マーリット・ヘッタ 音楽 : トマス・ロウナカリ 振付 : ハンナ・ブロテルス 照明・音響 : ハッリ・ケヨネン 文学アドバイザー : ヤルコ・ラフティ プロデューサー : 名取敏行 ホイクール・グンナルソン |
「アイロハシュ―太陽の息子(Aillohas - the son of the sun)」は、2人のフィンランド人舞台芸術家、フィンランド国演劇賞を受賞している劇作家アリ・ペッカ・ラッティ(Ari-Pekka Lahti)と、著名な振付...
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