京都五花街合同公演
芸妓舞妓総勢約80名が集う
実演鑑賞
京都四條南座(京都府)
2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2015/6/post_236.php#tab03
期間 | 2015/06/27 (土) ~ 2015/06/28 (日) |
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劇場 | 京都四條南座 |
出演 | |
脚本 | |
演出 | |
料金(1枚あたり) |
6,000円 ~ 15,000円 【発売日】2015/03/20 特別席:15,000円 1等席:10,000円 2等席:6,000円 ※学生:当日のみ3,000円(若干名) |
公式/劇場サイト |
http://www.shochiku.co.jp/play/minamiza/schedule/2015/6/post_236.php#tab03 |
タイムテーブル | 午前の部:11:00~ 午後の部:14:30~ |
説明 | 一. 常磐津 「常磐の老松」 作詞:不詳/作曲:五世 岸沢 式佐 振付:四世 井上 八千代 菅原道真伝説を軸に松のめでたさを讃える能「老松」に取材した曲で、 前半は謡曲の詞章を取り入れ能の筋書どおり進められますが、 半ばからは能を離れ五節句を詠み込んだクドキになり、獅子の舞で終わります。 1859年(安政6)に開曲された歳旦浄瑠璃と伝えられていますが異説もあります。 井上流では昭和27年四世井上八千代により振り付けられましたが、 問答の部分を省いて振り付けられているため、能がかりの舞というよりは 女二人が手獅子を持って華やかにめでたく舞う御祝儀舞となっています。 二、 長唄 「菊の泉」 作詞:岡 鬼太郎/作曲:三世 今藤 長十郎 振付:若柳 吉蔵 還暦の御祝に作られた曲で、内容は菊慈童の故事に基づいています。 菊慈童が薬の菊水を飲み、いつのまにか無事に六十路を迎えることが できたことを喜んでいます。後に慈童が彭祖と名を変え、 魏の文帝に不老不死の薬を伝授し、これからは初心に返っていつまでも変えることなく 舞い続けようという心を「菊」の花に因んで称え、 長寿をことほぐお目出度い曲になっています。 三. 清元 「六玉川」 作詞:不明/作曲:三代目 鳥羽屋 里長 四代目 清元 延寿 太夫 振付:藤間 紋寿郎 日本六玉川と言われた六つの玉川を詠み込んだ詩情のある洒落た作品です。 いずれも昔から名所としてよく知られていましたので、歌人の秀歌もたくさん作られており、 曲の歌詞中に巧みに挿入されています。 歌を作りながら旅を続ける道元から 始まり、虫の音の合方、クドキ、 さらしの踊りと変化ある作品です。 四、 長唄 「座敷舞道成寺」 作詞:藤本 斗文/作曲:初世 杵屋 弥三郎 杵屋 作十郎 振付:花柳 輔太朗 紀州の道成寺に伝わる安珍清姫伝説を元に能の「道成寺」が作られ そこから派生 して様々な道成寺物が生まれました。 その中でも長唄の「京鹿子娘道成寺」は秀逸 で歌舞伎、日本舞踊会等で 度々演じられる作品となりました。今回は更に「娘道成寺」の曲中から抜粋し 艶やかな芸妓が座敷姿で道成寺を舞う演出となっています。 五、 常磐津 「扇獅子」 作詞:古河 黙阿弥/作曲:岸澤 寿佐久 振付:尾上 菊之丞 本名題を「新曲扇獅子」と言い、作曲年代は不詳ですが、 明治20年代に作られたものと思われます。 「石橋」の内容を踏まえた歌詞となっていますが、特にこれと言った筋立てもなく 情景描写のみとなっています。3人の娘たちが、獅子のいわれやその様子を 手獅子を持って表し、めでたく舞い納めます。 六、 舞妓の賑い フィナーレ 【舞妓の賑い】 ~五花街の舞妓が一堂に会する華やかな舞台~ しっとりとした京の風情を、舞妓の心情に託して綴られた“京を慕いて”にあわせ、 各花街が独自の流儀をご披露いたします。その絶妙な振りのちがいを ぜひご堪能 ください。最後は五花街の舞妓が賑やかに揃い舞納めます。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
一.
常磐津 「常磐の老松」
作詞:不詳/作曲:五世 岸沢 式佐
振付:四世 井上 八千代
菅原道真伝説を軸に松のめでたさを讃える能「老松」に取材した曲で、
前半は謡曲の詞章を取り入れ能の筋書どおり進められますが、
半ばからは能を離れ五節句を詠み込んだクドキになり、獅子の舞で終...
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