満足度★★★
夢は、砂糖菓子のようにもろく儚い。
暗く重く悲惨…
観劇は入門者ですが、テネシー・ウィリアムズの本は、
本当に引き裂かれるように救いが無く、
夢は、砂糖菓子のようにもろく儚い。
逞しく生きる中年女性。
大竹しのぶさんが演じる中年女は、今回もと言っては何ですが、粗野で、口も悪い。
夢見ていながらも、今の立場に縛られて飛び立つことができずにいる。
そして、乱暴で保守的で独裁的な男たち。
ある意味、これが今でもアメリカ人のイメージだ。
満足度★★★
この手の海外戯曲は好みでない。
全体的に重いわ暗いわ狂いがちだわ、色男はお尋ね者になるくらいなのに、なーんであんな若オバちゃん好きになるかなぁ。
そんな愛されないと死んでしまいそうな女の色欲がよく出てる大竹さんはいつも通りスゴく安定し過ぎて却ってつまらない、と言ったら怒られるかな。三浦さんの歌声も美声でした。
休憩込み約3時間。