満足度★★★★
見応えあり
全ての面で実力者が揃い、エンターテイメントとはこういうものなのかということを感じさせてくれる作品。物語のネタがネタだけに、本来はきつい、日本人向けのネタではないのだけれども、そのあたりをうまく流しながら、最後まで楽しませてくれた作品。
満足度★★★★
パワーに圧されっぱなし
ソンドハイムの難曲を、見事に歌いこなす出演者の皆さん。
その上、客席に向かってくるパワーのすごい量!
生半可な気持ちでは観ていられない、強烈な印象の舞台でした。
満足度★★★★
念願♪
念願叶っての「スウィーニー・トッド」でした。
愛するが故に・・・深いです。
オープニングからいっきに世界に引き込まれました。
大竹しのぶさんが可愛い♪
満足度★★★★
おなかいっぱい
この時期、よくも悪くも、よくこのスプラッターの上演を決行しましたな、というのが第一の感想。どうも「復讐の連鎖は…」というのと9・11を結び付けたいようなメッセージをあちこちで出しているけど、私にはそっちには結びつかなかった。それより、やっぱり残虐性のほうがお腹いっぱいです。それは大竹しのぶさんの、あのキャラで押し切ろうとするかのようなこれでもか的な演技のせいもあるんですが。ソンドハイムの音楽は、大竹さんにはかなり無理(負荷)があるみたいだったし。ほかの周りの人たちはよかったし、オケも厚くてたっぷりと曲を鳴らしてくれて、音楽の力は十分たんのうしました。
あと、日生劇場の2階席が劇的に暑くて、それも、げんなりした大きな要因。空調改善求む。
満足度★★★
脚本は面白そうだが…
極端な方向に転換していく脚本は面白そうなのだけれど,音楽に対するのりが全般に悪い.日本語訳の歌詞がオケの演奏にうまく乗っからず,展開が唄にひきずられてもたつく感じだった.
演出面でも特に新味に乏しい.舞台空間の使い方がせせこましい.暗めの照明が話をさらに重苦しい雰囲気にしてしまった.
大竹しのぶ一人が役作りに工夫をみせていたが,彼女一人ではどうしようもない.
満足度★★
映画は観てみたいけれど・・・・・
市村正親さんと大竹しのぶさん。
決してストーリー的に好きな話じゃないし、どちらかというと
苦手な方なのですが、ぐいぐい舞台に引き込まれてしまいました。
大竹しのぶさん、ミュージカルは意外にも初めてだそうですが
なんのその、市村さんに負けていません。
歌も印象に残るようなのはなくて、お話も明るくなくて
私的には、やはりあまり好きじゃない演目でしたが
これを演じられる方は、なかなかいないでしょうね。
スゴク難しいと思うのに、皆さん、それぞれ
ハマッていたと思います。
水夫役の城田優くん、爽やかな好青年でした。
でも、あの水夫の衣装はイマヒトツ!!
アンソニーとジョアンナは、何も知らずに結局復讐に幕が下りました。
これで、HAPPY END?知らなくて幸せなんでしょうね。
トッドの復讐は成功?それとも?
確かだと思われた正義だけど、人間の悲しさ・欺瞞を見ました。
ラストは衝撃的でしたね。
最後に、市村さんと大竹さんが手を取って踊っていた姿
お茶目でした。
ティム・バートンが、ジョニー・デップと組んで
映画化も決まっている「スウィーニー・トッド」
こちらが気になります。
満足度★★★★
初日観劇
スティーヴン・ソンドハイムの有名作品を、宮本亜門が演出・振り付けということで、初日に行ってきました。
市村正親、大竹しのぶの初顔合わせに、武田真治やキムラ緑子が共演。歌より演技というメンバーです。無実の罪で流刑にされた男が復讐のために戻り、名前を変えて仇の判事を狙う。だが、その前に彼の過去を知っている男を殺す羽目になり、次々に殺人を重ねていく…。
人間の暗い面を(時にコミカルに)描いた物語。歌よりドラマを重視した宮本演出も、テーマを際立たせるには悪くないのでは。日を追って、もっと全体も馴染んでくると思います。