ベター・ハーフ 公演情報 ベター・ハーフ」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    沁みた

    唄が、台詞がみ、沁た。

    時が、進む。 人は、変わる。

    でも、パズルは、はまるようにしか、はまらない。

    時が進む。 それが、回り道だったとしても、いつか、パズルは、ぴたりと、はまる。 はまるピースに出逢える事。




    台詞に今の自分を重ねてみた。

    ああ、こんな風に愛を欲張っている自分が見え隠れる。

    芝居を観ながら笑いながら、ふと、気がつくと、

    隣でもう一人の自分が涙を流していた。

    アイは、形を変えて、でも、ホントウは変わってなくて。

    いつの頃からだろう

    愛なんて、口にしなくなったのは。

    でも、やはり、愛をココロに掲げる事は

    生きる糧のひとつになる気がする。




    色んな愛。

    でも、その愛は果たして純粋なものだろうかと。

    「与えたから、私を愛して。私を優遇して。私を!私を!」

    観ていて、自分が責められている気持ちにもなった。







    でも、何故だろう。

    きっと、高校生の頃にこのホンを観てもこんな気持ちにはならなかったとおもう。鴻上さんのホンに、何故だろう、このホンには物凄く微笑みの空気が溢れていた。でも、色んな想いを抱えての「微笑み」だと思う。




    今回、中村 中さんがとても素敵だった。

    初めて、唄も聴かせて頂いたのだが本当に素敵だった。

    勿論4者4様の輝きがあった。でも、個人的に中村さんの瞳にどきどきした。









  • 満足度★★★★

    鴻上さん初見
    鴻上さんの書かれたお芝居、前から観たい観たいと思っていましたが、
    なかなか日程があわず、今回初めて観ることができました。

    歌とかダンスって、お芝居の中で急に始まると、
    しらけちゃうケースって結構あるんですが、
    鴻上さんは見せ方がポップでオシャレ!
    歌もダンスもお芝居の中にしっかりとけ込んでいて、
    むしろそこが軸で、テンポを作っているような。

    特に、中村中さんのピアノ劇中歌はしびれました。
    ずっと聴いていたいぐらい、魅力的な歌と歌声。
    また観たいな〜と思うお芝居でした。
    再演希望!


  • 満足度★★★★

    2回観て来ました
    評価の難しい作品だなと思いました。
    設定は結構手垢のついた設定かなと。展開が早くて、キャラクターが記号化されているように感じてしまうところもありました。
    わかりやすいストーリーになってしまうのは仕方ないのかな。一回観ただけでは理解できない鴻上さんの芝居がすきなんだけど、そういうのをやっても客がつかないのか、鴻上さんがそういうのを作る気がないのか。
    でも面白い芝居とは言えると思います。初めて見る人にもお勧めできるというか。まあ、真野さんにあの台詞を連呼されるのはちょっとヒヤッとしましたが。
    風間さんの芝居のうまさと、なんと言っても中村中さんの素晴らしさを知ることができた芝居でした。橘いずみの歌も久々に聴けたし、最後のサントワマミーがすごく良かったです。

  • 満足度★★★★★

    意外とスッキリしてサッパリ
    むちゃくちゃスピーディーで展開がバンバン変わっていくので、観終わったらぐったりしちゃう感じ。まあ演じてる役者さんの方は、もっとぐったりでしょうが。

    そして、鴻上さん+出演者4人のアフタートークも面白かった。

    鴻上さんは、お笑いじゃなくて、お芝居だと言ってたけど、観てる分には、新喜劇を観ている感じで観れば、スッキリ・サッパリして、とても面白かった!

    もう、チケット無いかもしれないけど、観て損はないです。

  • 満足度★★★

    なんか浅くて一方的かな。。。
    う~ん、ほんとに普通というか。。
    ひと昔前のトレンディードラマのような・・・、
    浅くて一方的というか。。。

    わざわざ下北沢で観る舞台でもなかったかなぁ。

    まあ、でも演出とか面白いし物語も分かりやすいし、
    役者さんも上手いし
    舞台はじめてな感じのひとには良いかも。

    まあ、こちらが求めすぎたのかな。

  • 満足度★★★★★

    この4人だけの組み合わせが濃くていい。
    鴻上さんによる、まるでテレビドラマのようなラブ・ストーリー。
    タイトルのベター・ハーフや、トランスジェンダーなど
    鴻上さんは、新たな社会現象やアイテムなどを取り込みながら
    重すぎずに笑いながら観れる悲喜劇がうまい。
    あることがきっかけで知り合った4人が、くっついたり離れたり、
    喧嘩したりして数年が経って、「あんなこともあったね」って
    今思うとその頃が懐かしい…という切ないようなあったかいような
    感覚がいいです。
    そして結構、あて書きが多くて、俳優さんたち自身の特色を
    脚本に取り入れるのも特長。
    今回は特に中村中さんのことが強いでしょう。
    でもそのまま演じるのもかなり勇気が要ることと思います。
    真野恵里菜さんも、アイドル経験が生きた役ですが、
    役柄から、普段聞けないきわどいセリフも多いけど、普通に
    しゃべられると、普通に聞こえる。
    良く、芽の出ないアイドル役を、それなりには有名になった
    アイドルが演じることがありますが、実際は成功しているので
    何とも微妙な感じではあります。
    この4人だけの組み合わせが濃くていい。

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