ことばのはじまり 公演情報 ことばのはじまり」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.0
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  • 満足度★★★★

    ディディエ・ガラス「ことばのはじまり」観ました
    【※時間がなくて二ヶ月書けず、とりあえず当時のツイートをコピペ。時間できたら書き直します】


    ディディエ・ガラス「ことばのはじまり」、出演者は皆さすがという身体。何らかのルールに基づきその場で生まれたものを再現・構成した作品か。稽古やワークショップを観てみたかった。むしろ公演も、観客巻き込み方の方がいろいろ非言語的に伝わる気が。


    ディディエ・ガラス「ことばのはじまり」、出発点はどこか?生き物?人間?すでに社会性がある状態から始まった感じ。途中一瞬、バベルの塔的破綻を感じる時があって目を惹かれたが、おおむね合意できていたのが逆に物足りない。終演後、奇声を上げて走り回る幼児の迫力に、かなわないと思った…


    私のアタマや言語ではなく、カラダが感覚が、より以上を求めておるのじゃ。(←何かの師匠的発言)

  • 満足度★★★★

    圧巻の身体表現と神秘的な音楽の世界・・・ ですが、ちょっとディスコミュニケーション
     圧巻の身体表現と神秘的な音楽の世界でした。それだけは確実に言えることだし、それだけでも充分満足はしています。

     しかし、「ことばのはじまり」という謎掛けめいたテーマと対峙すると、易々と消化できるものではありませんでした。ことばがなくとも、感情は伝わりますが、やはり意味するところまではなかなか分かりませんね。分かったつもりになっても、所詮はいずれも想像の域をでず、それを確信させる情報も読み取れない。

     言葉は発する方だけの意思だけで成り立つわけではなく、受け手との共通認識の形成を経て成立するものと思いますが、今回、その受け手としての素養が自分にあったのかと言うとハテナです。あるいは正しく伝わらないディスコミュニケーションすら題材だったのかもしれませんが。
     子どももターゲットにしているあたり、「考える前に感じろ」的な趣旨かもしれませんが、それだと「ことばのはじまり」ってタイトルにそぐわない気がするんですよね・・・ 個々の意味に拘るのではなく、マクロ的に捉えなきゃならないのかもしれませんが。

     ふらふら思考が揺れてますが、そうやっていろいろ思考を巡らさせてくれるあたり、楽しい時間だったと思います。

     webで本作に関する役者さんたちや関係者の発言を読むと、むしろ、メイキングでの役者さんとディディエ・ガラス氏のコミュニケーションの方が、「ことばのはじまり」なのかもしれないです。メイキング・ムービーが観たいですね。

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