写真一覧（黒子ノ譲志）

大衆演劇で賑わう浅草の芝居小屋には、
譲志という小屋付きの裏方がいた。
彼が手掛ける舞台効果は絶品で、
お客にまで人気があり、
『あいつじゃなきゃ裏はまかせられねー』
という座長衆も少なくない。
しかし譲志には世間様に他言無用なもう一つの顔があった。
裏が表で表が裏か？
“見えてない存在”として生きる黒子達の
渡世を温（ぬく）める隠仕事（かくしごと）！

「黒子の譲志」役、主演・尾形雅宏！

うつみ宮土理さん演じる鶯谷恭子は、実は譲志の母親でした。
長い時間を経て再開を果たす二人。
グワィ史上に残る名シーンです。

全てを知る男。


人生の酸いも甘いも噛み分けた、年輪を感じさせる役はこの方でなければ。

宮崎さん、グワィでは人の好い役が多かったのですが、この時は初のワルい役。

役の振り幅の大きさを魅せつけておりました。

お二人とも、この時はグワィニャオンのメンバーでした。


実の親子のように、息のあった芝居をしておりました。

だめだめ感が魅力の役者です。
彼の本領発揮、だめな教師です。

うまく説明できなくてもどかしいんですが、大人なのに！と観ていていらいらする感情を観る側におこさせるのはもはや才能。
それでいて、お客様に嫌われないという、ふしぎな魅力。

そういう演出がついてはいるのですが。
なかなか珍しいタイプの役者です。

ほとんど髪で顔を覆われている不気味な女ですが、お客様から好評をいただきました。
ありがたいことです。
終演後のグワィブログにあった、平塚の挨拶記事を転載いたします。


「どこ行きたいんだい？」
案内女王を演じさせて頂きました、平塚純子です。

ワークショップで出されたインプロのお題が、本公演で役名になるとは…。
マジック！そしてミラクル！(*^.^*)

この案内女王、何故か女性に大人気でアンケートでもたくさん褒めて頂きました。
またロビーでも、一緒に写真撮って下さいと言われたり、大好きと言って頂いたり、サインを求められたり…もれなく女性でした（笑）

凄く嬉しかったです。ありがとうございました。

うつみ宮土理さんと絡ませて頂いたのも財産です。
うつみさんと共に闘った木人拳は人生の記念です
。

そして共演者の皆様、スタッフの皆様、ご来場頂いたお客様、残念ながらご来場頂けなかったお客様…。

皆様に心からの感謝を込めて。

ありがとうございました。

じゅんこ

バーゲン三姉妹の「長女利恵」役、渡辺利江子。

繰り返されるバーゲンシーンが、この舞台の見所のひとつ。
空中戦法で商品をゲットする次女裕恵を三女七恵と共にサポートし、支えます。

渡辺のミニスカ姿が良かった！という殿方のお客様もちらほら…。
美脚ですからね(*^^*)

「ほたえな 胸中が猿」では大塚萬で舞台が回転したのですが、
「黒子ノ譲志」では、東京芸術劇場でフライングをやりました。
↑ピーターパンみたいなやつ。
もちろん手動です。
舞台裏では若手男性陣が一丸となって縄を引っ張り、関田豊枝さん（次女裕恵役）の空中アクションを支えました。

ラストではうつみ宮土理さんも殺陣に参加。
木人拳を華麗にかわし、動くセットに乗り、獅子奮迅の戦いをされておりました。

西村太佑です。
劇中では「天国哀歌」を熱唱。
そのCDを劇場ロビーでも販売しました。
うつみ宮土理さんも出演した2008年「黒子ノ譲志」は人気作品でして、全公演が満員御礼でございました。
ありがたいことです。

終演後に西村がブログで御礼の挨拶を書いていたのをコピペしました。

☆☆☆☆☆☆☆

西村太佑でございます。

今回は夢涼太崇として、気持ちよく歌わせていただいちゃいました。

ご来場下さった皆様本当に有難うございました。
ＣＤをお買い上げいただいた皆様、有難うございました。

スタッフの皆様、お手伝いいただいた皆様、有難うございました。

キャストの皆様、お疲れ様でございました。
大人数でしたが本当に良いキャスト陣に恵まれました。
有難うございます。

「黒子ノ譲志」
無事に幕を閉じることが出来ました。

小劇場でどこまでやれるか、そんな挑戦もあった公演でございました。

私がいつも作品に込める大きなテーマは「生きる」と「活きる」です。

今、いささか乱れてる世の中に、これからも作品を通してそのメッセージを伝え続けていけたらと思います。