実演鑑賞
2014/06/28 (土) ~ 2014/06/29 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://actors-clinic.info/
期間 | 2014/06/28 (土) ~ 2014/06/29 (日) |
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劇場 | in→dependent theatre 2nd |
出演 | 井原雄一、岡本岬、加藤崇幸、萱原由香理、北見翔、楠瀬アキ、小池利一、小谷けい、佐藤翼、角谷翠里、土屋孝紘、永野翔一、新山ちはる、平野竜也、前地佑哉、松本あずさ、宮崎夢子、武蔵加奈子、餅米雅代、吉塚拓哉、大谷章文 |
脚本 | 梶原涼晴 |
演出 | 梶原涼晴 |
料金(1枚あたり) |
3,000円 ~ 3,200円 【発売日】2014/06/09 前売3,000円、当日3,200円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 6月28日(土)15:00/19:00 6月29日(日)13:00/17:00 |
説明 | 邦夫は都内の六畳一間に住むニートである。震災直後、わずかな手持ちでありったけの水、食料を買い貯めてアパートに戻ると、6人の男女が居座っている。石巻で工場を営む中年夫婦、南三陸町役場の職員とその妻、陸前高田市で挙式中だったというタキシードの男性、双葉町に病気の父を残してきたというOL風女性。彼らは部屋にあるラジオ放送にかじりつく。邦夫が出て行けと言っても聞かない連中。しかし邦夫は、彼らだけではなく自分自身も部屋に閉じ込められているという現実を目の当たりにすることになる。ドアが開かないのだ。部屋からどうやって脱出するか思案していると、福島第一原発が爆発。原発から程近い施設に入院しているというOL風女性の父は、娘を失って自分にも生きる理由はないと自衛隊の取材に答える。それを聞き唖然としているOL風の女性のもとに突然父が現れると、ヘリコプターが救出に現れ、ふたりは部屋から姿を消す。次いでタキシードのもとへウェディングドレス姿の新婦が現れ、ふたりはヘリコプターに迎えられて抱きしめあいながら姿を消す。ラジオの取材で、娘が無事避難所にいることを知った公務員男性とその妻は、涙ながらに安堵しながら部屋を去る。邦夫は次第に、彼らが「被災者」ではなく、「犠牲者」であることに気づく。残る中年夫婦。 一方、原発建屋内には定年退職を目前にした電力会社下請社員の安藤の姿。家族を自宅に残し、復旧に全力を尽くす。そこで再び爆発が起き、携帯で身の安全を家族に伝える安藤。数日が経過してもなお息子の安否がわからず苛立つ中年夫婦にも、ついに迎えが来てしまう。邦夫に息子への伝言を託す作業着男性。 彼らとの時間を経て、今までふたをしてきた家族への強い愛を再認識した邦夫は、震災から半年後に中年夫婦の息子を訪ね、伝言を果たす。その伝言は、できそこないの両親からできそこないの息子への、感謝の気持ちだった・・・ |
その他注意事項 | 原則として、未就学児童のご入場はお断りしておりますので予めご了承ください。 |
スタッフ | 【脚本・演出】梶原涼晴 【演出助手】加藤崇幸 【美術・舞台監督】塚本修 【照明】海老澤美幸 【音響】西角秀紀 |
[情報提供] 2014/05/10 19:39 by アクターズクリニック大阪
[最終更新] 2014/06/07 15:21 by アクターズクリニック大阪
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