青山円劇カウンシルファイナル
青山円劇カウンシルファイナル
実演鑑賞
青山円形劇場(東京都)
2014/06/04 (水) ~ 2014/06/15 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://akaoni2014.com/
期間 | 2014/06/04 (水) ~ 2014/06/15 (日) |
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劇場 | 青山円形劇場 |
出演 | 黒木華、柄本時生、玉置玲央、小野寺修二、竹内英明、傅川光留、寺内淳志 |
脚本 | 野田秀樹 |
演出 | 中屋敷法仁 |
料金(1枚あたり) |
6,500円 ~ 6,500円 【発売日】2014/05/10 全席指定・税込 6500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 日程:2014年6月4日(水)~6月15日(日) 4日(水)19時30分 5日(木)19時30分 6日(金)19時30分 7日(土)13時/17時 8日(日)13時/17時 9日(月)※公演中止 12日(木)15時/19時30分 13日(金)15時※追加公演/19時30分 14日(土)13時※追加公演/17時※追加公演 15日(日)13時/17時 |
説明 | 今、最も勢いのある実力派俳優と描く、 中屋敷法仁の新たなる挑戦。 <物語> ある日、村の砂浜に肌の色も言語も違う異人が打ち上げられる。 村人はそれを「赤鬼(小野寺修二)」と呼び、村八分にされている 「あの女(黒木華)」が 呼び寄せたという偽りの噂が広まる。 赤鬼は人を喰うと誤解され、村人に迫害されたあげく 処刑されることが決定する。 あの女は徐々に赤鬼と心を通わせ、 赤鬼が人でなく花を食べること、理想の地を求めて浜にやってきたことを知り、 白痴の兄「とんび(柄本時生)」、嘘つきの「ミズカネ(玉置玲央)」と共に、 赤鬼を救出しようとするが・・・。 <赤鬼とは> 1996年初演。 人種間における差別という普遍的なテーマを、 巧みな言葉遊びと軽快なテンポで痛快に描き出す同作品は、 大きな話題を呼ぶ。 その後2004年に、タイ版、ロンドン版、日本版の3バージョンにて上演。 現地でのワークショップを経て創作されたタイ、ロンドンバージョンでは “赤鬼”役を野田秀樹自身が演じ、再び大きな注目を集める。 同作品にて、第4回朝日舞台芸術賞、 第12回読売演劇大賞演出家賞・作品賞を受賞。 <演出家より> 「他者」無き時代に、新たな「境界線」を ― 中屋敷法仁 現代の日本社会に『赤鬼』という演劇を投じる必要を感じている。 東 日本大震災以降、この国では、他者との絆を強め「ひとつになる」ことが殊更にもてはやされてきた。その題目自体は決して間違ったものではない。しかし、「絆を結べない」「ひとつになれない」という人間の本質的欠陥については、無視されてしまっているように思う。人と繋がることが容易にできると、誤解してはいないだろうか。 我々は「ひとつになる」のが苦手な生き物だ。壁の無いところに壁を作り、常に他者を排除しながら生きてきた。差 別や排除の全く無い時代を目指す為には、その現実を受け止めなければならない。戯曲『赤鬼』はそんな人間の普遍的な性質を表現している。差別され、排除されながら、しかし力強く生きて行く人々の姿を描いている。 様々な国境を越えてきた『赤鬼』を再び呼び起こし観客に改めて「他者」と 「境界線」の存在を気付かせたいと思っている。また『赤鬼』は、表現手法においても、現代人に求められる要素が多い。俳優の「身体」と、そこから発せられ る「言葉」のみでドラマを立ち上げる手法は観客のイマジネーションをどこまでも刺激する。現代社会の生活は、我々の想像力を狭く、乏しくなるように仕向けてくる。 今一度、俳優たちの体から立ち上げるダイナミズムで演劇の可能性に挑戦し、現代の観客に豊かな想像力を取り戻してもらいたい。 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
中屋敷法仁の新たなる挑戦。
<物語>
ある日、村の砂浜に肌の色も言語も違う異人が打ち上げられる。
村人はそれを「赤鬼(小野寺修二)」と呼び、村八分にされている 「あの女(黒木華)」が 呼び寄せたという偽りの噂が広まる。
赤鬼は人を喰...
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