JCDNダンス作品クリエイション&全国巡回プロジェクト
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実演鑑賞
アサヒ・アートスクエア(東京都)
2014/03/22 (土) ~ 2014/03/23 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://odori2.jcdn.org/4/
期間 | 2014/03/22 (土) ~ 2014/03/23 (日) |
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劇場 | アサヒ・アートスクエア |
出演 | 福岡まな実、福岡さわ実、森田淑子、高田淳史、進藤ゆり、ほか |
演出 | 黒沢美香、森田淑子、余越保子 |
振付 | |
料金(1枚あたり) |
2,000円 ~ 3,000円 【発売日】 [前売] 一般3,000円/学生2,000円/一般ペア 5,000円 [当日] 3,500円(一律) ■予約・問合せ JCDN事務局(担当:北本・千代) TEL:075-361-4685/E-mail: jcdnjp@ybb.ne.jp JCDNダンスリザーブ ダンスオンライン予約サービス http://dance.jcdn.org |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | ■東京公演 3月22日(土)15:00・19:00/23日(日)15:00 会場:アサヒ・アートスクエア ■京都公演 3月28日(金)19:00/29日(土)15:00 会場:京都芸術センター講堂 |
説明 | 年明け1月よりスタートした巡回公演は、札幌、鳥取、仙台、福岡を終え、ついに最終地公演 東京-京都へ。 各地の巡回公演では、最近あまり経験がないほど、今、この瞬間にしか立たないダンスを「じっ」と見つめる不思議な集中力が客席にみなぎっていました。見ごたえのある3作品です。10年に1度、出会えるかどうかの作品だと思っています。万章お繰り合わせのうえ、お越しをお待ちしております。 東京・京都公演では、今年の新作Aプログラムのみ3作品をお届けします! 上演作品のご紹介はこちらから→ http://odori2.jcdn.org/4/?cat=1 4年目を迎える本年は、バラエティーに富んだ3名の作家による新作品をご覧いただけます。 ◆ダンス界の重鎮として、常に前衛思考のダンス活動を継続してきた黒沢美香さん ◆始めて本格的な作品制作となるニューフェイス森田淑子さん ◆N.Yを拠点に話題となるダンス作品を発表しつづける注目の振付家余越保子さん ※作品情報の詳細、作家インタビューはWEBにたくさんアップしています ⇒ http://odori2.jcdn.org/4/?page_id=629 ※作品写真はこちら(各地巡回公演のようす) ⇒ http://www.flickr.com/photos/106107123@N02/sets/ ■□■□■上演作品の紹介■□■□■ ★『渚の風<聞こえる編>』 >>晴れやかにつったっていることを知らないでいるわけにいかない。(黒沢美香) http://odori2.jcdn.org/4/artist/a02.html 演出・構成・振付: 黒沢美香 出演:ミカヅキ会議(前野隆司、武藤浩史、横山千晶) 音:サエグサユキオ 衣装:武藤眞子 演出協力:首くくり栲象 記録:崟利子、森泉 制作:平岡久美 ◆黒沢美香インタビューより 「ダンサーがダンスを踊るダンスではなくて、ダンスの間口をいろんな角度にもっていきたいと思うんです。ダンスというものは、いじめられて、鍛えられて、ゆさぶったりして強くなっていくと思うんです。そのためには、いろんな人のからだが、踊ろうとする機会を持ちたいと思うんです。」 ◆プログラム・ディレクター 水野より ミカヅキ会議の舞台で踊り唄う必死な感じが、リアルに身体全体からこちら側まで伝わってくる。その不器用そうな際に立つ身体をみているうちに、いつのまにか、それがとてつもなく自由に見えてくる。本物だけで生きるっていいなあ、と嫉妬心が湧く。そう思わせるダンスがここには在る。 ◆新倉健(作曲家・鳥取大学教授) 不思議なダンスである。これまで経験したことのない奇妙な感動を覚えた。まず、ダンサーの肉体の不思議な存在感。踊っているのは鍛練されたフツーの人間(三人の大学教授)たち。いわゆるプロのダンサーではなさそうな、彼らのステージでの存在感に引き込まれていく。振り付けには、上質のミニマルミュージックのような緻密な細部と綿密な構成が感じられるが、ミニマルの窮屈さや退屈からはするりと逃れているという感じ。意味が有りそうで無さそうな言葉、時間の無いところを夢見ているような歌。このダンスは夢の領域と深く関わっている気がする。 ◆もっと知りたい!『渚の風<聞こえる編>』http://odori2.jcdn.org/4/?p=930 黒沢美香インタビュー http://odori2.jcdn.org/4/?p=184 「報告するぜ!!」「忘却」そして「地に足がついた幸福感」 http://odori2.jcdn.org/4/?p=241 ********************************* ★『ヤマナイ、ミミナリ』 http://odori2.jcdn.org/4/artist/a01.html >>言葉を失い、新たに得たものとは。「ことばのむこう」に佇む人の心、その風景を紡いでゆく。(森田淑子) 作・演出・構成:森田 淑子 振付・出演:進藤 ゆり、高田 淳史、森田 淑子 音楽・ドラマトゥルク:SKANK/スカンク (Nibroll) 美術:こばやし なつこ ◆森田淑子ノートより ここ何年もずっと、自分のからだの中に小さな違和感があった。何かがじわじわと喉の奥に込み上げる。息苦しさで、叫びだしそうになる。ずっとそうだ、理由はわからない。しかし、いつまでも耳鳴りがやまない。 ◆プログラム・ディレクター 水野より 昨年大きな事故にあい、作品制作は1年のばしとなった。思い通りにならない身体、思い通りに伝えられない気持ち、苛立ち、落胆と希望―誰もがもつジレンマ。自らの家族とのリアルな記憶や経験から「ことばのむこう」をダンスで探す森田の意欲作。ああ、なんて人間同士って言葉がじゃましてうまくいかないんだろう、そう思うことが多々ある私にとって、この作品は響いてくる。 ◆もっと知りたい!『ヤマナイ、ミミナリ』http://odori2.jcdn.org/4/?p=866 森田淑子インタビュー http://odori2.jcdn.org/4/?p=740 「報告するぜ!!」記事「『失った言葉』を巡る。『体』は何を求めるのか?」 http://odori2.jcdn.org/4/?p=47 ********************************* ★『ZERO ONE』 >>ZERO ONEのテーマはダンスそのものです。(余越保子) http://odori2.jcdn.org/4/artist/a03.html 監修・演出・振付:余越保子 共同振付・出演:福岡まな実、福岡さわ実 映像コンサルタント:崟利子 衣装・美術:岩崎晶子 映像出演:首くくり栲象、 黒沢美香、川村浪子 (映画「Hangman Takuzo」余越保子監督作品より) ◆余越保子インタビューより 「ダンサーが作品です。ダンスがどこにいくのか、作品がどうなるか、最初から私にもわかりません。今しか存在しないダンスだからこそZERO ONEが成り立つのです。」 ◆プログラム・ディレクター 水野より 文学や映画ではなくダンス作品でこんなにも不条理を感じたことはない。映画ー首くくり栲象の魂と身体、生きて、死んでいる、瞬間。同じ容姿をもつ双子のダンスー自己と他者、存在と不在が入れ替り立ち代り舞台に現れる。繊細で強靭なダンスが、世界を支える。ダンスってやっぱり生き様が見えるんだ、と思える瞬間。美しくて儚い、明るくて暗い、わけがわからない歪んだ世界、つまりいまの社会なんじゃないか。同時代の作家がつくった作品だなあ、と観終わったときに共感できる心地よさがある。 ◆中島諒人(鳥の劇場芸術監督) 『ZERO ONE』には、いろいろな対比が示されます。西洋と東洋、伝統と現在、生と死、自然と人工、自由と様式。これらをつなぐ二人の踊り手福岡さんと福岡さんはそっくりの双子さん。両極を成す多様な要素が、同期し調和し反目しながら、いろいろな二つを隔てる境界が、ぼわっと浮上。境界が柱となって、我々の日常は支えられる。なくては困るこれらの境界。でもそれらは息苦しく、一歩引けばナンセンス。しばりから飛び立ちたいとしばしば願う我々。踊り、映像、声、語り、歌。要素の組み合わせが絶妙。精緻に配置された構成の上で、 観客に多様な解釈を許し、日常の捉え直しをゆるやかに促す。思索の迷路に誘い込まれるような作品です。 ◆もっと知りたい!『ZERO ONE』http://odori2.jcdn.org/4/?cat=1 余越保子インタビュー http://odori2.jcdn.org/4/?p=545 「報告するぜ!!」記事 「作品だけが知っている、そのために。」 http://odori2.jcdn.org/4/?p=371 |
その他注意事項 | |
スタッフ |
各地の巡回公演では、最近あまり経験がないほど、今、この瞬間にしか立たないダンスを「じっ」と見つめる不思議な集中力が客席にみなぎっていました。見ごたえのある3作品です。10年に1度、出会え...
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