演劇

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

―「珊瑚」「円山町」―

未練の幽霊と怪物

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演劇

KAAT神奈川芸術劇場プロデュース

未練の幽霊と怪物

―「珊瑚」「円山町」―

実演鑑賞

KAAT神奈川芸術劇場

他劇場あり:

2026/02/13 (金) ~ 2026/03/22 (日) 開幕前

上演時間:

公式サイト: https://www.kaat.jp/d/miren2026

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇


KAAT神奈川芸術劇場では、2025年度メインシーズンのタイトルを「虹~RAINBOW~」とし、本作品『未練の幽霊と怪物』を含む5作品を上演いたします。多様な人々を繋ぎ、越境する七色の架け橋である「虹」から...

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公演詳細

期間 2026/02/13 (金) ~ 2026/03/22 (日)
出演 アオイヤマダ、小栗基裕(s**tkingz)、石倉来輝、七瀬恋彩、清島千楓、片桐はいり、里アンナ[謡手]、内橋和久[演奏]
脚本 岡田利規
演出 岡田利規
料金(1枚あたり) 1,000円 ~ 7,000円
公式/劇場サイト

https://www.kaat.jp/d/miren2026

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
説明 能のフォーマットを応用し、ついえた「夢」を幻視する、レクイエムとしての音楽劇


KAAT神奈川芸術劇場では、2025年度メインシーズンのタイトルを「虹~RAINBOW~」とし、本作品『未練の幽霊と怪物』を含む5作品を上演いたします。多様な人々を繋ぎ、越境する七色の架け橋である「虹」から私たちは、様々な事柄から目を背けず、世界をあるがままに見ることを学びます。
メインシーズン最後を飾る本作品は、現代演劇における言葉と身体、空間がおりなす可能性を開拓し、国際的に活躍する演劇作家の岡田利規(チェルフィッチュ主宰)が、現存する世界最古の舞台芸術「能」に触発された音楽劇です。2021年にはKAATで『未練の幽霊と怪物―「挫波」「敦賀」―』を上演。今回はその第2弾となる新作です。

この作品は、ドイツ公立劇場の名門、ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品として創作、2017年2月に発表され、話題を呼んだ「NŌ THEATER」の日本版進化形でもあります。『挫波(ザハ)』と、『敦賀(つるが)』の2本立てで上演された前作は、第25回鶴屋南北戯曲賞と、第29回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞しました。また2021年には出版した戯曲が第72回読売文学賞を受賞しています。

第2弾となる今回も、目に見えないもの、霊的な存在がその想いを語る「夢幻能」の構造を借り、現代社会の巨大な構造の中で犠牲となった、膨大な未練の思いを残す存在を鮮やかに表出させます。今回は埋立てが続く辺野古に生息していた「珊瑚」をシテとする1作と、社会の獰猛な渦に翻弄された女性に主眼を置く「円山町」の2本立てで上演します。

主役である「シテ」には、2020年東京オリンピックでソロパフォーマンスを披露し、気鋭の“表現者”として多彩な活動を展開するアオイヤマダと、世界的ダンスパフォーマンスグループs**t kingzのメンバーとして活躍する一方、近年では舞台や映像などソロでの表現の幅を広げている小栗基裕。「ワキ」には、舞台を中心にキャリアを重ね、今回が岡田作品4度目の参加となる石倉来輝、プロダンスチーム「KOSÉ 8ROCKS」に所属し、俳優としても領域を広げている七瀬恋彩、さらにCMや舞台、声優など多方面で経験を重ねる沖縄出身の清島千楓。「アイ」には、第1弾にも出演し、唯一無二の存在感で印象を残した片桐はいりが続投します。

音楽も前作に引き続き、内橋和久が担当。また謡手として今回は奄美出身の里アンナが参加。岡田の紡ぎだす繊細な「謡」を、内橋の演奏に合わせて歌いあげます。

言葉、身体、音楽が紡ぎ出す幽玄の世界を、ぜひご体感下さい。
その他注意事項
スタッフ 作・演出:岡田利規
音楽監督:内橋和久

美術:中山英之
照明:横原由祐
音響:佐藤日出夫
衣裳:Tutia Schaad
ヘアメイク:谷口ユリエ 
演出助手:中村未希
舞台監督:横沢紅太郎

[情報提供] 2025/12/08 18:03 by CoRich案内人

[最終更新] 2025/12/08 18:03 by CoRich案内人

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