満足度★★★★★
初めてだな
会話劇の楽しさを感じた作品でした。
舞台の背景が私の中ですごく新鮮で、ある意味目が離せなくなりました。
こういう演劇は初めて体験した気がしました。
公演日時のためなのか、思っていたより観客が少なくて、こんなに面白い作品なのに残念でした。
満足度★★★★
言葉ゆえに何かを失ふということ
面白かったです。
言葉の大切さを感じましたぁ。
言葉を失ふこと。
身の回りのものを失ふこと。
記憶を失ふこと。
家族を失ふこと。
友人を失ふこと。
愛を失ふこと。
愛する人を失ふこと‥‥etc。
あるひとつの大切なものを失ふことは、
ただそれだけを失ふことでは無いのでしょうね‥。
もっと、もっと、良い作品に出合えそうなので、満足度はまだ4.
言葉ゆえに、何かを失ふ事。
満足度★★★★★
オイスターズ「日本語私辞典」観ました
この戯曲は、もともと平塚さんが教えている専門学校での公演用に書かれ、昨年の東京・若手演出家コンクールで上演された物。名古屋でも観た人が少ない代物です(私も、ツイッターでタイトルしか知りませんでした)。
少年王者舘やままごとを連想させるテキスト、演出。
言葉と現象の連環を役者を通して体現。一言一句間違えられず、アドリブも絶対使えない、とんでもない緊張感。
世界は交換可能な「ことば」で認識され、「ことば」とともに変わり、消えていく。解釈次第で取り戻した物(それは必ずしも以前と同一ではない)も、いずれは失われる運命。
ことばを弄ぶことの恐ろしさ。
宗教感すら感じさせるラストへの展開に、個人視点からの「世界の死」のイメージが。
「豆」とは違う舌触りの、言語表現の根源に着目した普遍性の高い舞台。まさに、舞台表現を観せる戯曲。
年末には愛知県文化振興事業団によって、平塚さんの言語感覚が冴え渡る戯曲「豆」が、京都・ごまのはえさん演出で上演されますが、ごまさんには「豆」より、むしろこちらを演出してほしい気もしました。
満足度★★★
脚本の技巧の高さが圧巻
さすが、コンクールで賞を獲っただけはある作品だなと。
舞台上に配置された巨大な障子のような、枠で仕切られた白紙に。
芝居開始と同時に、一文字一文字、五十音を書いてゆく。
その五十音の前で芝居が行われ、芝居が進むにつれて五十音は一文字一文字破り捨てられ。
破り捨てられると同時に、その一字は脚本内で使用不可になり、不自由で限られた言語でコトバが紡がれてゆく。
非常に淡々進む、コトバ遊びに終始した会話劇。
その一定の仕掛けに従って書かれた脚本に、さすが賞を獲っただけはある高い技量で、面白みも感じるものの。
技巧に走って、そこに留まってしまってるような。
正直、そんなに長くはない上演時間、最後まで観続けるのが、かなりしんどかったです。
個人的に注目だったのは、先日の名古屋一人芝居フェスでオイスターズさんとのタッグでご出場されていた川上珠来さん。
あの時も、きらきらした声と笑顔がとても印象的で惚れ惚れしたものですが、今回もやはり同じくきらきらされておられました♪
満足度★★★★
平塚さんの面白い発想のお芝居!
なんとも遊び心のある知的な作品!
これはある意味シュールと言うべきか⁈
強引と言うべきか⁈
前公演の「ドレミの歌」程の爆発力はありませんが
個性的な役者さんがイキイキと演じる言葉遊びの様な作品!
前作でも感じたのですが役者さんの独特な話し方や間なども気になる~
一文字がなくなる事で言葉変わりそう展開されるか?と
感心されられる所もあり、
頭を使いながら観る話はなかなか面白い♪
後半はもっとメチャクチャになっても良かったかなぁ~(^^)
と思いつつも愉しいお芝居でした!
これからも平塚さんの面白い発想のお芝居愉しみにしています♪
満足度★★★★★
言葉に操られる⁈
普段使ってる言葉が、ひと文字でガラッと変わり、その面白さを表現した「かしこオモロイ」お芝居でした
ひと文字変化するだけで、どんどん話が展開して、広がり、あっという間の75分。
ぐいぐいくる勢いの作品もあれば、シュールで静かな中にもくすぐられる笑いの作品、ベタじゃないところがなんともいいんです(*^^*)
満足度★★★
地味目
前回の「ドレミの歌」に比べると地味ではありましたが
台詞がやはり面白いなぁと思いました。
後半は頭が疲れてきて言葉を追えなかったところがあり残念。