バイト 公演情報 バイト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
41-48件 / 48件中
  • 満足度★★★

    勿体ない
    前科者ばかりが「バイト」で働く製紙工場。職員寮で、ワンマン社長の愛人だった女が死体で発見され、10人の「バイト」の中から犯人を決めろという命令を受けての会議で、慌てたり憤慨したり当惑したりするバイト達のさまざまなやり取り。登場人物のキャラクターは描き分けられているし、会議の中での緊張感ある演技にも見応えはあるのだけれど、そもそもの設定に相当な無理があるように思う。小劇場系では有名なシッカリした役者陣をこれだけ集めて、このストーリーは勿体ない。緊張感がなければ、もう少し評価は下がるかもしれない。

  • 満足度★★★

    迫力。
    こういうテーストでくるとは意外でした。役者さんの迫力がすごいです。時間の長さを感じませんでした。

    ネタバレBOX

    オープニングの、下がせり上がる舞台装置には驚きました。音楽もよかったです。

    確かな実力に裏付けされた役者さんたちのぶつかり合いは見応え充分。客席に居ても思わず身の危険を感じてしまうほどの玉置玲央さんの怪演、あの空気の中でも笑いを生む村上誠基さんのキャラ、山田百次さんのろくでなし加減など、それぞれの個性も光っていました。女性陣も素晴らしかったと思います。

    しかし、ストーリーに関しては、私としては受け入れ難い。あの会社の前提が分からないのです。なぜあんな会社に勤めているのか。前科持ちと説明されても納得できないです。噛み付く以前に逃げなさいよ!っていう。
    最初に芽生えた、前提がしっくりこない感じは終始つきまといましたね。
  • 満足度★★★

    好きな俳優だらけ
    これでもかってくらいに
    好きな俳優さんがたくさん出ていて嬉しい。

    たくさん笑えるところもシリアスなところもあったんだけど
    シリアス場面でゲラ観客がコメディ場面だと勘違いして笑われると
    めちゃくちゃ興をそがれる。
    対面芝居の向こう側でやられたから
    目にも入ってテンションガタ落ちしました。

    あと、席が冷房直撃席だったので
    寒くていまいち集中できなかったです。

  • 満足度★★★

    これは怖かった…
    怪演という言葉がピッタリくる感じの玉置さんをはじめ、キャストの皆さんの狂気をはらんだような演技に惹きこまれました。舞台と客席が非常に近かったので、自分もこの理不尽な会議に参加させられているような感覚で、最後まで息苦しいほどの緊張感でした。それにしても怖かった。何か凄いものを観てしまったような気がします。

    ネタバレBOX

    ただ、ちょっとストーリー展開に無理があるかなと…。同じ危険を共有してるはずなのに、社長不在の間も社員同士で罵倒し合うのは何で?とか、どうも腑に落ちない部分が多いような気がしました。役者さんたちの演技が迫力満点なので、観てる間はそんなに感じなかったんですが(笑)
  • 満足度★★★

    うーん
    もうひとつですな。どうも乗れなかった。
    スタローン監督・主演みたいになってるから、
    演出は他の人に任せた方がいいんじゃないかなぁ。

    ネタバレBOX

    どうもね。
    安いシチュエーションスリラーにしか見えなかった。
  • あり、と言えばあり
    全体的に言って、あり。ただ、展開が読めるとか読めないとかではなく、わかっていても引き込まれるものがあればもっと良かったとは思います。公演中なので満足度は影響を与えないものにしておきます。

  • 豪華俳優陣
    玉置さんをはじめ、役者の皆さんの演技力が素晴らしかったです。社長を恐れる様子や、互いに傷つけあったり励ましたりする演技が迫力満点で観ていてあきませんでした。話の内容も分かりやすくて、楽についていけました。

    ネタバレBOX

    役者の皆さんの実力がすごくて、逆にストーリーに引っ掛かりを覚えました。エスミさんを殺したのが社長だってのは観客を含めみんな薄々感じていた内容。なのに、会議室では誰もそのことを口にしない。そして、ラストで「みんなで社長を殺そうと考えていた」と悪い芝居の山崎さんが言うんですけど、その話も会議室で一切出ないのは不自然。そしてもう一つ。細かいことだけど、序盤は玉置さん演じる社長は靴をはいていたほうがよかったのでは?と思いました。そのほうがバイトのメンバーとの格差をより表わせたし、終盤に衣服を乱すときに靴を脱げばより乱れている感じが出たと思います。
  • 観るたびにちがう舞台
    4年前の公演を観ていないので、これが初めてのカスガイ観劇になります。

    まず、玉置さんの身体能力や、狂気を帯びた佇まいに惹きこまれます。

    何度か観に行ったのですが、自分の気持ちだけでなく物理的にも毎回ちがう目線で楽しむことができました。
    観るたび、「今回はどう魅せてくれるのだろう」とわくわくさせられました。

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