バイト 公演情報 バイト」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.4
21-40件 / 48件中
  • 満足度★★★★★

    バイト1:1(祝)初日
    衝撃の幕開け!!
    →つづく

  • 満足度★★★★★

    バイト2:2
    昨夜の興奮覚めやらぬうちに2日め。
    →つづく

  • 満足度★★★★★

    凄い迫力でした!
    舞台をあまり見たことが無かったのですが、物凄い迫力でした。展開に集中していたら怒涛の間に終わっていました。私の中で永遠になりました!

  • 満足度★★★★★

    は~、もう、後味悪い傑作!
    というか、2013年超絶感じ悪いキャラアワードの第一位決定というか・・・・。
    とにかくすごく面白かった!ラストは予想できましたが、この揺るぎのなさ、一気に話を進めていく手腕は剛腕というかなんというか、やはり演技力の成せる技なんでしょうねぇ・・・。情念とかトラウマなどという言葉では片づけられない何かを見てしまった。何から書けばいいのかわからないのですが、ええと、まず舞台美術、素晴しかったです。シンプルで、ドキドキして、ラスト近くでは
    血の海に見えた。効果音、これも余計なものを削ぎ落とした感じでよく舞台を盛り上げていました。役者さんたちの演技は云うに及ばず。劇場に行って体感してくださいというしかない。なんでもありの小劇場って、まさにアミューズメントパーク。ただし、舞台初心者の方にはお勧めできない。それこそトラウマになってしまいます。

  • 満足度★★★★★

    本能剥き出し
    ラストシーンの演技は芝居の始めから中頃までとは
    違って人間の恐るべき情念のような、
    本能剥き出しの姿を演じていたと思います。
    私の頭の中も、芝居の特に後半はガッツリ
    噛みついていました。

  • 満足度★★★★

    今さらごめんなさい
    感想書いた気になっていました。備忘録のつもりがポロポロ抜けています。

    最前列かぶりつきで観ました。客席対面式の舞台だと、ついあっちがわの観客に目が行ってしまう私ですが、この芝居はそんな余裕がありませんでした。
    すごい熱量。全部の役者さんが良かった。

    ネタバレBOX

    ただ、レコーダーの使い方は、今一つ残念な印象を受けました。
    せっかくの熱が冷めていったというか、録音された声に魅力を感じなかったので、死んだ彼女がどれほど素晴らしい女神さまなのかがわからなかった。
    ラストの展開は想像がついてしまって、ありきたりな印象も受けました。


    全く感想と関係ないのですが、18日の昼に新宿三丁目で荻野友里さんとすれ違いました。スマホをにらんでいましたが、睨んでいる顔も美しかったです。
    「バイト休みですか」と聞きたい気持ちを抑えつつ、すれ違いました。
    この日、休演日だったんですね。
  • 満足度★★★★

    この年代の代表選手が勢ぞろい!
    後年,マイルストーンになりそうな作品。バイオレンス・ストレス・閉塞感。すべてが濃く込められてた!

  • 満足度★★★★

    狂気と侠気に狂喜
    雇用主とバイト、天使と悪魔。個と団結
    対局のようで、対等であったり…
    愛、友情、慈愛、同情と裏切りetc
    ミステリーだ。何故?を引きずる。
    【死にたくなければ噛みつけ】
    噛み付いてた。恐ろしいほどに。
    キャストの演技力、座組の団結力が、半端じゃない。
    初日、中日、千秋楽と熟していく過程を観たい。




  • 満足度★★★★

    俺の世界
    面白い。井上製紙のチケットもいい感じ。

    ネタバレBOX

    井上(玉置玲央)が社長の井上製紙の会議室。集められたバイトらに、同僚の女が死んだから自白遺書書いて死ぬ人間を選べと、社長が告げる…。
    井上の幼馴染である日高(山崎彬)以外は、出所してきた面々。そんなバイトらを人間扱いしない社長に、バイトらはビクビク。トイレを禁止された村田(岡田あがさ)は失禁し、社長の愛人的同僚の女のことが好きだと舐めた態度の百日(村上誠基)は、首元噛みつかれる。
    女が持ってたICレコーダーを再生し、犯人役を買って出る日高。そして、女が日高をすきだったこと、日高が井上の母の死に関わっていたこと、社長が女の手首を切って食べようとしてたこと、その手首を日高が食べたこと、日高の記憶障害が嘘だったことを、棺おけのような舞台の中、ぶつけ合う二人。そして、日高は井上を殺し手首を奪う…。

    キレた社長を玉置が好演。もっと暴力的でも爬虫類的でもいいけど。OPのあの笑みは気色悪くてよかった。
    もう一人のキーマンである、日高を演じた山崎も、朴訥な雰囲気がうまい。終盤は、井上を飲み込むくらいの狂気が観たかった。

    舞台には登場しない女に対して、皆(社長含め)なんらかの気持ちを持っててとこと、井上と日高の特別な関係ってとこが、終盤のシーンで爆発する構成。中盤まで大人しい日高が、どう牙を剥くのかに注目しとけばよかったと思った。「俺の世界」だと言い切る社長とか手首カットとかいい素材だけど、欲をいえばヌメリが欲しかった。つながりがテーマという話もあったけど、そのつながりから出るヌメリが。

    演技も達者でテンポよくて面白い、集中できる110分だった。その反面もう一声とも思った。
    音楽良かった。村上の笑いを引き出すテク?がやはり上手い。
  • 満足度★★★★

    役者を見せる舞台
    描き出される世界の骨組みには
    どこかルーズな部分も感じるのですが、
    そのことが、役者たちが紡ぎ出すロールの
    色も、質感も、息遣いまでをも、
    裾野にまで解くためのスペースのようになっていて。
    舞台の空気には物語の枠組の中でタイトに縛られることなく
    むしろ定まりきれない揺らぎが常にあって。
    その中にキャラクターを定め、色を醸し、場を感じ、対比を生み、
    ミザンスを作り、自らも他のロールたちも映えさせていく
    役者たちの一人ずつの底力にぐいぐいと引き込まれていく。

    これは役者を見せる舞台だなぁと思いました。

    ネタバレBOX

    終わってみれば、
    物語のコアには、社長と罪を負わない従業員の二人が浮かび上がり
    そのロールはしっかりと色を定められ
    揺らぐことなくきっちりと作りこまれていて。

    一方でその世界に繫がれることを強いられた
    他のロールたちのありようが、
    二人の世界に重なり、
    とてもビビッドに空気を織り上げ
    観る側をも、そのなかに引きづり込んでいく。

    役者それぞれが台詞とともに描き出すキャラクターの世界も
    しっかりと観る側に置かれるのですが、
    むしろ、同じ場にあって、
    自らのロールを粛々と紡ぎ続ける
    他の役者たちの貫きが凄い。
    その身体や、表情や、テンションが紡ぎ出す
    感情や想いのありようや強さが、
    常に表情を持ち、色を変化させ、場に一期一会の如き
    揺らぎを与えていく。
    どの一瞬に、どのロールをながめても、
    そこには刹那の想いと息遣いがあり、
    対面客席の中、背中の演技を晒す役者からも、
    その感情の切先をしなやかに受け取ることができるのです。

    物語の枠組に定められたロールたちのタフな状況と
    バイアスの掛け方が
    役者たちの演技を縛るのではなく、
    むしろ、それぞれの演ずることへの想像力や瞬発力や持久力を
    刹那ごとにしっかりと解き放つ仕掛けともなっていて。
    それを足場にして、ロールを単なる物語の色に染めず、
    場ごとの命を与え続けていく役者たちの力量にひたすら見入る。

    初めて拝見する役者はおらず、
    もれなく、他の舞台での秀逸なお芝居が記憶に残っているのですが、
    なにか、それぞれの役者力に、改めて惚れ直してしまったことでした。

    正直に言って、
    描ききれていなかったり、埋もれてしまった
    部分もいろいろに感じたりはするのです。
    たとえば、ロールたちのその場に至るまでの日常の肌触りとか、
    コアを支えた二人の感情の積もっていく質感とか・・・。
    でも、そうであっても、
    脚本や演出のこの物語へのフォーカスの定め方が、
    役者の底力を見せるという部分では
    功を奏しているようにも思えて、

    観る側に意識をさせず、
    一方で舞台を際立たせていく音の使い方もうまい。
    美術にもセンスがあって、
    生き物のような舞台のベースをスタイリッシュに支えて。

    観終わって、
    コアを背負った二人の役者の終盤のシーンにも息を呑みつつ、
    単に物語の顛末を知ることの充足感に留まらない、
    出演者達それぞれが切り出した
    刹那ごとに生まれたライブ感のようなものにこそ
    しっかりと掴まれておりました。
  • 満足度★★★★

    引き込まれた!
    大好きな役者さんたちの演技に引き込まれたよ!魅せられた☆玉置さんは観る度に違った人に見える…スゴイなぁ~。なんかこの作品に出演している役者さん、みんなスゴイ!!

  • 満足度★★★★

    バイト
    個々の役者さんたちの力、そしてチームワークが生み出す力で、飽きずに観ることができましたが、戯曲としては、なぜそうなるのかが想像できず、薄く、切実さのないものでした。言葉一言で定義づけするだけでは、その背景を切実に体感することはできない。特にいちいちきめていく芝居(身振りも含めて)にはちょっとのれなかったし、あれのおかげで、その後の興をだいぶそがれた気がします。

  • 満足度★★★★

    贖罪
    喜安さん脚本・演出で見ることが多かったので、演出のテイストが随分違う事が新鮮でした。

    結末は予想内だったけど、だからこそのラストシーンがすっきりしました。

    喜安さんの脚本を、気になる玉置さんが演出・出演という事で観劇を決めたのですが、玉置さんの怪演が見られて良かったです。

    ネタバレBOX

    唯一罪がない日高が、人殺しをしたことでどうやって償っていくのだろうかと思ったが、ある意味社長井上のこのうえない願望を叶えているわけだから、贖罪は完了したのかとも思った。
  • 満足度★★★★

    緊張感をフッと緩和させるタイミングも絶妙
    ある極端な状況下での会議、どちらかと言えば新境地的で意外な配役が多いが、それがまたうまくハマっていたりもして冒頭から引きずり込まれる。
    基本的には終始緊張感が漂う中、時々それをふっと緩和して息継ぎをさせてくれる部分が挿し挟まれているのも巧い。

    ネタバレBOX

    考えてみると、あそこまで極端ではないにせよ、現実でも似たようなケースはままあるのではないか?とも思う。(会社の部門方針決定とか、学校で問題が起きた時にクラス内から「犯人」を出させるとか)
    また、討論版「バトル・ロワイヤル」な感覚もあったり…。
  • 満足度★★★★

    女神の立ち位置がいまいち
    搾取される者のルサンチマン爆発ものかと思ったら、人間の業の話でした。嫌いにはなれないけと、積極に好きとは言いづらいかな。

    ネタバレBOX

    結局、女神は皆に対してどう言う感情だったのか、皆は女神に対してどう納得したのかと?が残りました。
    女神自身、ダブルクロス的な言動をしていた割に遺書変わりテープレコーダで良い人風にされていたのには理解しがたい。
  • 満足度★★★★

    びっくり
    前評判のみの知識で観劇。とにかく最初から衝撃的な作品でした。
    ストーリーを理解するとかしないとかより、
    ただただ緊張感の中にあって、いつ壊れてしまうんだろうとどきどき。
    玉置さんの演技に引き込まれました。

  • 満足度★★★★

    引力がある
    やっぱり玉置玲央の演技は魅力的で引力がある。熱量、圧力の類だろうか、引きずりこまれる感覚になる。今作では自身で演出しているからか、それが正に全開という感じだった。

    ネタバレBOX

    村上誠基の凄さも際立ってた。あんなにも緊張感に溢れる展開の中でさえ場面をさらって行く個性。安定感抜群。飄々としつつも。。。といった役柄は、どの作品観てもハズレなし。

    岡田あがさの醸し出すギャップや、須貝英の気弱キャラも、片桐はづきの勝気な感じも良かった。出ている役者、それぞれが個性的で際立ってる。個々の役者のレベルが尋常じゃない。一人一人が看板役者級。

    ただ少しバランスが悪い印象。全員4番打者の打線みたいなもので、ホームラン量産なんだけど。。。個性がぶつかり過ぎなのか、何か、まとまりというか、作品としての一体感が少し足りなくて勿体無い気がする。シナリオも終盤ちょっと説得力に欠けるのが気になったな。
  • 満足度★★★

    面白かった。が。
    「確実にもっていく」役者ばっかり11人、面白くならないわけがなかった。
    どの瞬間もしっかりと惹きこまれる空間はさすが。

    ただ物語構成にはあまり乗れず、だったかも。
    いい感じに居心地が悪くて楽しかったんだけど、終盤ある小道具(※ネタバレ1)が登場してから以降の展開には「それでいいの・・・?」感がぬぐえず。
    玉置さん演じる井上と山崎さん演じる日高の生が際立つ面白さはあれど、それ以外のキャラクター像が、それまでの流れとつながらなくなっちゃってたような気が。
    もう一回観れば違うのかもだけど。

    ネタバレBOX

    ネタバレ1 : ボイスレコーダー
  • 満足度★★★

    勿体ない
    前科者ばかりが「バイト」で働く製紙工場。職員寮で、ワンマン社長の愛人だった女が死体で発見され、10人の「バイト」の中から犯人を決めろという命令を受けての会議で、慌てたり憤慨したり当惑したりするバイト達のさまざまなやり取り。登場人物のキャラクターは描き分けられているし、会議の中での緊張感ある演技にも見応えはあるのだけれど、そもそもの設定に相当な無理があるように思う。小劇場系では有名なシッカリした役者陣をこれだけ集めて、このストーリーは勿体ない。緊張感がなければ、もう少し評価は下がるかもしれない。

  • 満足度★★★

    迫力。
    こういうテーストでくるとは意外でした。役者さんの迫力がすごいです。時間の長さを感じませんでした。

    ネタバレBOX

    オープニングの、下がせり上がる舞台装置には驚きました。音楽もよかったです。

    確かな実力に裏付けされた役者さんたちのぶつかり合いは見応え充分。客席に居ても思わず身の危険を感じてしまうほどの玉置玲央さんの怪演、あの空気の中でも笑いを生む村上誠基さんのキャラ、山田百次さんのろくでなし加減など、それぞれの個性も光っていました。女性陣も素晴らしかったと思います。

    しかし、ストーリーに関しては、私としては受け入れ難い。あの会社の前提が分からないのです。なぜあんな会社に勤めているのか。前科持ちと説明されても納得できないです。噛み付く以前に逃げなさいよ!っていう。
    最初に芽生えた、前提がしっくりこない感じは終始つきまといましたね。

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