演劇

実演鑑賞

読売新聞社/ぴあ/tsp

よみうり大手町ホール(東京都)

2025/06/20 (金) ~ 2025/06/29 (日) 公演終了

休演日:6/24(火)

上演時間:

公式サイト: https://tspnet.co.jp/whats-ons/sougeki-2025/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
【奏劇第4弾は、世界平和を唱える】
『地球上の全人類が、手にしている武器をたった10秒間だけ大地に手放せたら、その瞬間に全世界は平和を手にいれる。それはとても簡単な事だけど、私たちがまだ一度も達成出来ていないこと』

奏劇第4弾公演は、音楽を言葉として伝え、戦争で離れ離れになった男女が、...

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公演詳細

期間 2025/06/20 (金) ~ 2025/06/29 (日)
劇場 よみうり大手町ホール
出演 三宅健、⾺場ふみか、⻄村まさ彦、榊原⼤
脚本 須⾙英
演出 ⾸藤康之
料金(1枚あたり) 9,500円 ~ 9,500円
【発売日】2025/05/17
(全席指定税込) 9,500円
公式/劇場サイト

https://tspnet.co.jp/whats-ons/sougeki-2025/

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 6/20(金) 14:00
6/21(土) 12:30 / 17:30
6/22(日) 12:30
6/23(月) 18:30
6/24(火) 休演日
6/25(水) 13:30 / 18:30
6/26(木) 13:30
6/27(金) 18:30
6/28(土) 12:30 / 17:30
6/29(日) 12:30

※開場は開演の30分前となります。
※未就学児入場不可。※チケットはお一人様一枚必要です。
※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。
※車椅子でご来場のお客様はあらかじめチケットをご購入の上、公演日前日までにチケットに関するお問い合わせまでメールにてご連絡ください。ご観劇日当日、係員が車いすスペースまでご案内させていただきます。また、車いすスペースには限りがございますため、ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございます。あらかじめご了承ください。
※開場/開演時間は変更になる可能性がございます。
※公演中止の場合を除き、チケットの払い戻しは致しません。チケットご購入の際には、ご自身の体調や環境をふまえご判断くださいますようお願いいたします。
説明 【奏劇第4弾は、世界平和を唱える】
『地球上の全人類が、手にしている武器をたった10秒間だけ大地に手放せたら、その瞬間に全世界は平和を手にいれる。それはとても簡単な事だけど、私たちがまだ一度も達成出来ていないこと』

奏劇第4弾公演は、音楽を言葉として伝え、戦争で離れ離れになった男女が、愛と平和を求めて音楽日記を交換する、つまり、ミュージックダイアリーを交わすという音楽舞台です。世界の、どこかでは常に続けられている戦争。敵国同士で恋人になった2人の運命が左右される。ロミオとジュリエット、ウエスト・サイド・ストーリー・・・・・などを通しても、私たちは、愛し合う想いだけではどうにもならない、政治のもとの戦争という、抗えない、強大な力をドラマに見てきました。そしてそれがドラマの世界だけではないことも知っています。愛する家族の犠牲、若者の犠牲、生まれたばかりの幼い命の犠牲などを目にし、耳にするたびにいたたまれない気持ちになります。「ミュージック・ダイアリー」公演を通して、私たちは今ある現実に慣れてしまったり、意識を慢性化させてしまうことなく、持ち続けたい、そんな思いのもと、言葉を音楽というメッセージに乗せて、伝えるんだ、ということをステージであらわしてみたいと思います。


【テキストに記された言葉のメッセージを伝える】
舞台には、3人の俳優と2人のピアニストのみ。
音楽大学で作曲を教えるミカエル・ハインズ。優れたピアノの名手でもある。
そんなミカエルを演じるのが、2022年の奏劇vol.2に続き2度目の出演となる三宅健です。
政治=戦争ではないけど、戦争=政治ではある。そしてこの戦争思想=政治に対して音楽芸術を以てして、強制されることの矛盾を、唱えてゆきます。しかし抗えない力によって追い込まれ、戦争に駆り出されてしまう。それでも愛する恋人への強い想いを源に、SNSを通じて自分の気持ちを音楽で恋人と交換日記します。そして軍隊を脱走し、停戦宣言の直後に、国境の橋で待ち合わせをして、彼女に会いに行きます。一方の、やはり同じ音楽大学でピアノを教えているのが、ミカエルの恋人、ナザレンコ・ローラで、演じるのは、馬場ふみかです。隣国から大学に通うローラは、敵対する戦争相手の国にいつまでも留まってはいられない、という戦争=政治の力によって帰国せざるを得なくなります。権力の横車を押す力に対抗しようとするミカエルを心配しながらも、離れ離れになってしまう。それでも今はSNSという文明の利器によって交信がかろうじて可能な状態だ。クリスマスに一時停戦を発表した時報と共に、2人は両国の国境を目指し、再会を求めます。。彼らを待ち受けていたものとは・・・・・
2人の恋人の間に入って、ストーリーテラー・久遠泰平役として物語を進行するのは、西村まさ彦です。ミカエルとローラの心情と対話を始めとする全体の流れを横軸とし、ベテラン教授や軍隊仲間役などを演じ分けるのを縦軸として、登壇します。演技派の、怪優・西村まさ彦に演じてほしかった大役です。


【ピアノ2台が奏でる音楽交換日記】
演奏者として登場するのが2人のピアニストです。2台のピアノは、恋人2人の音楽交換日記を演奏する、もう1人のミカエルとローラでもあります。この物語の企画者で、作曲の岩代太郎が、ミカエルの発表する音楽をどう聴かせるのか。また、恋人2人が音楽をとおして心を通わせ、言葉を交わし合う、この奏劇「ミュージック・ダイアリー」最大の目玉をどう聴かせてくれるのか、大きな期待が寄せられます。


【「新・戦争レクイエム」として、世に残し、語り継いでゆきたい音楽劇】
戦争体験を経て、平和を願う音楽は、世界中でこれまでにいくつも作曲されてきましたが、壮大なブリテン作曲の「戦争レクイエム」が特に奏劇Vol.4にとって合い通ずるものとして意識しています。ブリテンは、合唱という言葉によってメッセージを用いています。つまり、独唱、混声合唱、そして児童合唱。戦争の不合理さ、犠牲者への追悼、そして世界平和を願う内容が語り歌われています。一方、奏劇「ミュージック・ダイアリー」は、3人の俳優による物語の運び・言葉のメッセージが、ブリテンのそれを転ずるようであります。また、「戦争レクイエム」の大小二つのオーケストラによる演奏。これこそが、ピアノ2台で、メッセージを伝えようとする奏劇第4弾が、21世紀に発表する、新・戦争レクイエムとして名乗りをあげる、と言っても過言ではないと申し上げさせてください。


■OUTLINE 作品概要
講談師、久遠泰平 (西村まさ彦)から語られるのは、涙の恋物語。
始まりは、東ヨーロッパ、2021年12月。
「ミール音楽院」という音楽大学に、優れたピアノ奏者で作曲家としても類稀なる才能を持つ、
ミカエル (三宅健)という青年教授がいた。同じ大学に隣国から通いながらピアノの教鞭を取る、ローラ (馬場ふみか)と、相思相愛であった。
クリスマスに、ローラへ愛を告げるミカエル。そして彼女を想う愛の曲を弾いて聴かせた。その調べに聴き惚れたローラだったが、ミカエルは手を止めて、「さぁ、この続きは君が作るんだよ」
ミカエルはローラに曲の続きを作って欲しいと言う。『交換日記』ならぬ『交換音楽日記/ミュージック・ダイアリー』を交わそうと。そして2人のミュージック・ダイアリーは、スタートした。
ところが、ミカエルの生まれた国が、翌年2月──ローラの祖国へ向けた軍事侵攻を開始し、二国間で戦争が勃発する。市街地にも容赦ない軍事攻撃が仕掛けられ、被害者には罪なき子供もたくさん出てしまう。世界中から批判を浴びる中、国内では「この戦争は正しい」と支持する声が上がる。ミカエルの尊敬する教授すらも、戦争を支持する。
しかしミカエルは「戦争は芸樹の対極にある愚行だ。僕は断固反対します」と、戦争に異を唱える。だが教授からは、思想は自由だが、この国で音楽家として大成したいなら、慎重に行動すべきだ、と、叱責を受け、失望と共に途方に暮れてしまう。敵国出身のローラは、国外退去命令が出されてしまう。離れ離れになっても2人はSNSを通じて、ミュージック・ダイアリーを続けた。
戦争を反対し続けるミカエルは、捕えられ、軍に強制入隊させられてしまう。
激しい戦争の中、クリスマスが近づいた日、ついに両国が休戦に合意した。たった24時間だが、クリスマス休戦と称し、それぞれの捕虜が交換、解放される運びとなった。SNS上で二人は「私たちが初めて愛し合った聖なる日に、国境にある小さな橋で会いましょう」と落ち合う場所を伝え合い、約束した。休戦前夜、クリスマス・イブ。ミカエルがローラと落ち合う橋を目指している。ミカエルは物陰に身を潜めながら、ローラの面影を思い浮かべていた。翌日の早朝、クリスマス休戦の訪れをけたたましいサイレンが告げる。ミカエルは国境を目指した。ローラも目的地へと歩み始めていた。そして二人の視界に、朽ちた小さな橋が現れた。そんな橋の真ん中にも、目には見えない国境線が横切っているのだ。ミカエルとローラは同時に、走り始めた。会える!やっと会える!不思議と涙が溢れてくる! そして2人を待ち受けていた運命とは・・・・・
その他注意事項
スタッフ 原案・作曲:岩代太郎
原作:⼭⽥能⿓
演出:⾸藤康之
脚本:須⾙英
美術:久保田悠人
衣裳:ゴウダアツコ
照明:倉本泰史
音響:佐藤日出夫
舞台監督:中村公一

[情報提供] 2025/04/15 10:41 by CoRich案内人

[最終更新] 2025/04/15 10:41 by CoRich案内人

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