公演情報
「花と龍」の観てきた!クチコミ一覧
実演鑑賞
満足度★★★★★
私のそこまで多くはない観劇体験の中で、自分の好みど真ん中にスコーンとはまって、しばらく動悸が止まらないほどの興奮を覚える作品がいくつかあるのですが、花と龍 はまさにそれでした。
3時間強ずっと目が離せない。
観てるのが楽しすぎてずっと笑っちゃう感じ。
演出、緩急の付け方、笑いの入れどころ照明、音楽、俳優の皆様の芝居。
花と龍 はそこにさらに観客を巻き込む楽しい仕掛け(開演前に舞台上に屋台が出店。観客はステージ上で飲食を楽しめる)がプラスされ、始まる前からの高揚感がカテコまでずっと続いてた感じ。
こういうのが観たかったー!感がエグい。
ツボに入りすぎてたまんないわ…あーでも円盤化しないんだよなぁ…公演が終わったら二度と観れないなんて悲しすぎる
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/02/09 (日) 14:00
価格8,800円
実験的な舞台だったんだと思う。自分はなんとか焼きそば1つとビールを1本買えたが、売り切れで買えなかった人も多そうだった。
舞台上で買い物をし、飲食し、あるいは自分の席で飲食しながら舞台を観ようとする。まるで「闇市」だなと思った。ある種のうしろめたさと活気。
しかしながら、ひろびろとした桟敷席はともかく、通常の1階の座席で焼きそばとビールを飲むのは隣の人にとても気が引けた。音がどうしてもしてしまう。
観客、地域のお店、役者の境目が「闇市」的な雰囲気の中で不思議に混ざり合い、ある種の活気として認識され、それが上演内容のイメージともマッチして独特の世界を形成することには確かに成功していたが、やっぱりどこかに中途半端なところがあった。現代劇場でできる限界なのだろう。
実演鑑賞
満足度★★★★★
なぜこの公演は舞台に屋台を出しその場で飲食飲酒ができるようにしたのか。
舞台上(=物語の内側)に私たちの営みを取り込んだのか。
そしてなぜ今この物語だったのか。
観終わるとともに身体中にその全てが知らされていくようで胸が詰まる。
戦禍や疫禍や災害、時代はいつも激動で、そこで生き働く人々はどうしても複雑で愛おしい。
時も場も違うけど私はマンや金五郎その仲間が好き。手を取り合って人生を労いたい。そして、女は弱さと不幸の鏡じゃない。強く、賢く(時にはずる賢く)。どの女性もタフにかっこよく描かれていて清々しかった。
舞台上を抜け席に座りそして町へ出る。癒えてない事に気づいてなかった傷をそっと塞がれた様だった。舞台と客席、劇場と町、物語と現実のあわいを龍が高くすり抜けていく。そこに一つ二つと花が咲く。私たちは何度でも旗をあげることが手を取り合うことができる。そうしてきっと不死身の如く再生できる
実演鑑賞
満足度★★★★
森田涼花さん出演。
KAAT 神奈川県芸術劇場。4年前の「王将」での1階アトリウム特設会場は衝撃的でした。今回は5階のホール。そう、普通はホールですよね。
前方を占める桟敷席は早々に売り切れ。一階席と値段同じなのでそうなりますね。自分は当日券で行ったところ残席から選ばせてもらえました。後ろの方の下手端になりました。
Xで写真投稿しましたが開場中開演までは舞台上に屋台があって、買って飲み食いできます。縁日そのものです。マッサージまであるのは驚きました。
食べ物はパン、焼き鳥、焼きそばなどありますが私は売り切れで買えず。そこは残念でしたが300円のケーキ2個買って食べたのでなんとか大丈夫。
一階席までは座席で飲み食いして良いのです。椅子にカバーがかけてありました。お酒やラムネなども売っていて劇場との調整は大変だったと思いますが、演劇界収入アップの可能性を示す試みだと思います。
神奈川公演は昨日終わりました。これから富山、兵庫、福岡と。各劇場でも屋台があるのでしょうか。あれば良いですね、いい雰囲気なのでおすすめです。
なお、休憩込み3時間の演目なので、屋台で食べるつもりで空腹で行って売り切れだと厳しいでしょう。「持ち込みはご遠慮ください」とのことですが、売り切れ時は許してもらいたいですね。
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2025/02/16 (日) 14:00
明治時代、北九州の荷船への運び人夫、ゴンゾ。
このゴンゾの玉井金吾とその妻アンの人生譚。
開演前には舞台上に屋台があり、それを客席で食べれる。
私は焼きそば2つ(1000円)とラムネ(200円)購入。
みなとみらい付近のお店が出店しているようだ。
焼き鳥とお好み焼きもあったようだが(日)で客が多かったせいかそうそうに完売。全部並ばないと買えなかった。
実演鑑賞
満足度★★★★
転球さんがめっちゃかっこいい。ストプレで3時間を超える上演時間なのに長さを感じさせない。そのうえ開演前には舞台上でリアル縁日が開催されていて、開演前の舞台上及び1階客席では飲み食い自由!見に行くとハレの日になること間違いなし。