聞かせたい物語りがありすぎる。誰にも見せなくても作品を創り続ける芸術家もいるけれど、僕は、やっぱり、物語りは、聞かせたいです。机の上の余り紙の裏、パソコンの中、頭の中、ICレコーダーの中、まだ誰にも聞かせていない物語がたくさんたくさんある。腐ってしまうのは嫌だ。それに、散らかりすぎているそれらは、もう紛失しかけてさえもいるし、僕だって、忘れてしまう。だから、はやいところみんなに渡して、手分けして覚えておいて欲しいんです。昨日、同い年の親友とお酒を飲みながら、雨の中延々と暗闇に向かって歩き続けました。車が走っていました。お墓もありました。雨が降っていました。そいつが言うには、僕は、年内に生まれてから一万日目を迎えるのだそうです。今日が何千何百何十何日かも知っているわけではないのだから、一万日目だからって突然に余所行きのテンションではしゃげたりはしないのだけれど、まずわかったのは、どうやら、がんばって生きても三万日生きるかどうかなんだな、という事実。面白くなって、本当は、今、生まれてから何時間目だろう、何分目だろう、何秒目だろう、なんて考えだした。12月14日、15日、すごく楽しみにしている。あと何日後だろう、何時間後だろう。何分後だろう、何秒後だろう。与えられた何万分の2日。忘れられない時間でありたいと思う。その日はあなたの何日目でしょう。雨かしら、晴れかしら。どんなに寒いかしら。朝起きて、あなたはどんな気持ちでいるかしら。あなたは、会場に来て、なんと言ってくれるかしら。どんな気持ちで、その晩おやすみなさいを言うかしら。あいまいでいいんです、今は。想像しますから。
ひとりじゃできねぇもん3に私もワクワクしています!
どんな作品が今回は飛び出すか!?
一緒に目撃しましょう\(^o^)/